フラメンコ、闘牛が有名な情熱の国といえば、スペイン!そんなスペインの中でも、南部のアンダルシア地方は、フラメンコや闘牛が盛んな、いわば「スペインらしいスペイン」なのです。
温暖な気候で、冬でもあまり寒くならないので過ごしやすく、ヨーロッパ各地、そして世界中から多くの観光客が訪れます。
歴史的な建造物も多く、スペインの歴史の中に残るイスラム文化を色濃く反映する建築物が見られたりなど、見所満載のアンダルシア地方。
では、早速その魅力を詳しく紐解いていきましょう。
日本からのアクセス
残念ながら、日本からスペインへの直行便はありません。ですから、日本または欧州系の航空会社を利用し、到着空港からスペインへと向かうのが良いでしょう。
欧州の航空会社を利用してヨーロッパの各都市を経由し、アンダルシア第二の都市「マラガ」へと向かうのがオススメです。
アンダルシア地方に行きたいなら、スペインの首都マドリッドから電車やバスで移動するよりも、マラガまで飛行機で行ってしまう方が楽で良いでしょう。
服装と気候
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アンダルシア地方の街は、夏がとても暑いです。なんと夏の気温は40度にもなるそうですが、日本のように湿度がなく乾燥しているので、日陰に入れば涼しいです。
ですが日射しは厳しいので、きちんと日焼け対策をしましょう。6月には時期は短いながら美しいひまわりが咲き誇ります。
アンダルシア地方の冬は比較的温暖で、降水量が多いです。ただし山間部のグラナダは、スキーができるくらい寒くなるので、冬に旅行に行く際も防寒着は忘れないようにしてください。
セビリア
BONNIELYKKEさん(@bonnielykke)が投稿した写真 – 2016 4月 19 2:17午前 PDT
世界遺産となったスペイン最大のカテドラルや、同じく世界遺産である、イスラム教徒によって建てられたヒラルダの塔が有名な歴史のある街「セビリア」。
フラメンコの本場でもあり、また闘牛も盛んに行われているので、日本人がイメージする「スペインらしい街」と言えるでしょう。
夏は酷暑で辛いですが、冬は平均気温10度と温暖なので、寒い冬の休養としてセビリアを訪れるのもオススメです。
コルドバ
コルドバはその昔、イスラム文化の中心として栄えました。10世紀ごろまでは、約100万人もの人々が暮らす大都市だったといいます。
コルドバ観光の最大の見所といえば、イスラム文化とキリスト教の建築様式が混在している建築物「メスキータ」です。その他に、ユダヤ人街の外れにあるシナゴーグや、要塞として建てられ現在は宮殿となったアルカサルなどがあります。