スリランカの中央高地
標高2500mに広がる熱帯雨林で、エリア内にはピーク・ウィルダーネス保護区、ナックルズ保護森林、ホートン・プレインズ国立公園があります。カオムラサキラングール、アカホソロリス、スリランカヒョウといった絶滅危惧種を含む多種多様な動物達が生息していることでも知られています。
敷地内には「地の果て(ワールズ・エンド)」と呼ばれる1000m以上の絶壁や、仏教徒、ヒンドゥー教徒、イスラーム教徒、キリスト教徒の共通の聖地とする山「スリーパーダ」もあり、巡礼者が常に訪れています。
・名称:スリランカの中央高地
・住所:Horton Plains National Park
・地図 :
・アクセス:コロンボから車で約6時間
聖地アヌラーダプラ
今から約2500年前に築かれたスリランカ最古の都で、1400年間に渡り、政治・仏教の中心として栄えました。仏教の国スリランカでアヌラーダプラが聖地とされる理由は株分けされた菩提樹です。仏陀が悟りを開いたと言われるインドのブッダガヤの菩提樹の一部と共に仏教が伝来しました。
スリー・マハー菩提樹と呼ばれるこの木は2300年間枯れることなく立ち続けており、街の人々によって守られています。1982年に世界文化遺産に登録されました。
・名称:アヌラーダプラ
・住所:スリランカ北中部州
・地図:
・アクセス:タクシーかツーリストカー、または鉄道でコロンボからアヌラーダプラへ向かう
シンハラジャ森林保護区
シンハラジャとは「ライオンの王国」という意味を持つスリランカの国立公園のひとつです。ラトナプーラとガールの間に広がる熱帯低地雨林地帯で、1960年までは一切人が入ったことのない秘境の地でした。そのため、大変多くの固有種が生息しており、カザリオウチュウやセイロンヤブチメドリが率いる鳥群などがその代表です。
深く多い茂る木々で野生動物を見つけることは容易ではありませんが、トラの生息も確認されています。
・名称:シンハラジャ森林保護区
・住所:Southern Province, スリランカ
・地図 :
・アクセス:スリランカ南部、首都コロンボから南東に約100km(バスでラプナプラ乗り換えのカラワーナが観光基地)
・公式サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/405
古代都市ポロンナルワ
11世紀から13世紀にかけてシンハラ王朝によって築かれたスリランカ2番目の首都であった古都ポロンナルワ。
全盛期には海外からも多くの僧が訪れるほど仏教都市として栄え、現在にも多くの仏教遺跡が残っており、代表するものとしてはウェジャヤンタパーサーダ宮殿、ダラダーマルワ寺院などがあります。
長年、都市はジャングルの中に埋もれていましたが、発掘が開始され、現在はきれいに整備されており、涅槃像、座像、立像の他、沢山の寺院を見ることができます。
・名称:古代都市ポロンナルワ
・住所:Polonnaruwa, Sri Lanka
・地図:
・料金:25ドル
・公式サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/201
まとめ
いかがだったでしょうか。日本からスリランカまではスリランカ航空のみ直行便があります。所要時間は8~9時間くらいです。その他、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、マレーシア航空などで乗り継ぎ便がでています。航空券は5万円台からありますので、気になる方はぜひ!