④世界一周前後で自分のステータスを比べると?
1.潔癖症
これは依然として高い数値を記録していますね。めっちゃ敏感だし、繊細。旅をしたら変わりはじめるかと思ったけど結局あんまり変わっていないです。世界一周中は少し下がった気もしますが、日本に帰ったらすぐ復活しました。
一方で、「まあ、いっか」が増えたのも事実。それに、僕はいつもアルコール除菌スプレーを持っていますが、最近はコロナの影響かみんな持っているので、自分が特段潔癖ということもないのかな、と。その点を考慮して-20ということで。
2.偏食
これは旅の前後で全く変わらなかったです。本当に何も変わらない。世界のどこにいても、例えそれがその国の名産品であろうと、食べません。オレオを取ります。もはや、食べてみるかどうか悩んだりもしないですね。
3.嫌われる勇気
世界一周を通して、「自分はこう!」と意志を貫くことが増えた気がします。さっきの偏食もそうですが世界一周に出る前は、当たり前のように人目を気にしていたし、すぐに流されていました。しかし、世界一周を経験し、好きな事ややりたい事だけやっていたい思いが強くなりました。
自分のスタイルを貫くというか。そういう意味では、前職は機械的に作業をこなす事を貫くことが求められたので、辛かったですね。僕はやっぱり自分ベースで意思決定し続けたいです。
⑤これから世界一周や旅に出る予定の人へ「格言」をください!
「出会いは人生を加速させる」です。
僕の座右の銘です。この言葉との出会いは、高校2年生の時。よく高校に大学生のお兄さんが教育実習に来たりするじゃないですか。その時に来た先生がこの言葉を言っていたんですよね。
その先生との出会いもそうですが、TABIPPO2014での栗城さんも然り、自分の人生を振り返ると人と出会うことで人生が大きく変わってきているんですよね。出会いって本当に大切です。
悩んだ時に、友人に相談すると自分では想像できないような角度から答えをくれることってありません?そういうのも同じで、やっぱり人って誰かに頼り、頼られの中で新しい選択肢に出会って成長していくんだと思います。
きっとそれが自分の人生をも広げてくれる。僕は未だに人見知りですが、人見知りながらに人との出会いはすごく大切にしています。もちろん、偉人の本などで歴史上の人物に触れるのも有意義ですが、僕は人と対面で会うのも大事にしたいなと思っています。
最後に少し宣伝っぽくなってしまいますが、TABIPPOでは現在2020年度の学生支部の募集を開始しているので、それについて少しこの場を借りて話させてください!
最近、僕のもとにも「学生支部に入ろうか迷っています」といった声が届くことが増えてきました。そんな迷いのある人たちに僕から言えることがあるとすれば、まずは行動してみてほしいなということ。
Twitterで過去のTABIPPOスタッフに連絡するもよし、彼らのnoteを読んでみるもよし。オンライン説明会なんかもやっているので、まずは自分から動き出して主体的に行動していくことが大切だと思います。興味のある方はぜひこちらをご覧ください!
あとがき:自分の限界に挑戦する
またしてもウユニ塩湖。もう行きたすぎて辛い。
というわけで、今回はTABIPPOの社員である平野嵐さんでした。本人も言っていましたが、あれだけ偏食で潔癖症なのに世界一周を達成しちゃったのは純粋に驚きました。世界一周ってそんなに気軽にできましたっけ?(笑)
あと、僕の印象に残ったことでいうと栗城さんのエピソードがあります。実は話の中で出てきた栗城さんの事を僕は知らなかったので、取材後に調べてみました。すると、驚くべきことに2018年にエベレストで亡くなられていました。これを知った時、話の中で出てきた「自分の限界に挑戦する」の意味を考えさせられました。
というのも、現在はコロナウイルスの影響で海外渡航が出来ませんが、それ以前の世の中を考えると海外旅行って割とポピュラーになってきた感覚がありました。「卒業旅行でインドへ!」とかよく聞きますよね。
けど、そんな海外旅行にもやっぱり危険は付き物なんだなと感じました。もちろん登山と海外旅行では、雲泥の差がありますが、それでも注意は必要です。
でも、だからこそ海外旅行ってすごく価値があるんだと思います。限界の定義は人それぞれ。でも、この記事を読んでくれた人が少しでも海外旅行に興味を持ってくれると嬉しいです。旅人としてのアラシさんを知れただけでなく、栗城さんのことを知れたこともすごく勉強になりました。
改めて、アラシさんご協力頂きありがとうございました。それでは、第5回目でお会いしましょう。
Hastaluego amigo!
Travel photos by Arashi