笹まい 台湾好きライター。タピオカミルクティーは正義。

大学時代に中国語を専攻し、6カ月間台湾に留学。 タピオカミルクティーが好きすぎて、毎日飲んだら6カ月で5㎏太りました。 台湾を中心にアジア圏の魅力を伝えられればと思います!

こんにちは、TABIPPOライターの笹まいです。私は22歳の頃に「大学生の間に留学にチャレンジしたい」と思い、大学を休学して6カ月間台湾・台中市に留学をしていました。

中国語を勉強するために台湾へ行きましたが、周りによく言われたのが「何で中国でなくて台湾にしたの?」ということ。また、現在中国語を勉強されている方にとって、実際台湾で中国語を勉強するってどんな感じなんだろうと、気になるのではないでしょうか?

今回は私自身の留学経験を通して、中国語を学ぶために台湾留学を選んだ理由や授業の様子、実際どれくらいレベルが上がったかなどをお伝えします。

 

中国語留学はなぜ中国ではなく台湾へ?

photo by 笹まい

まず中国語を学ぶために留学をするにあたって悩んだのが、留学先。もともと私は、大学で中国人の先生から中国語を少し習っていたので、中国本土への留学を考えていました。しかし、両親が治安とPM2.5の環境問題などを懸念して、中国への留学に賛成してもらえず。

そこで、同じ中国語が母国語である台湾への留学を検討開始しました。台湾の語学学校について調べてみると、中国の語学学校とは下記のような違いがありました。

 

台湾の語学学校

・1クラスの人数:5〜10人
・授業時間:9:00~12:00、50分授業×3コマ

 

中国の語学学校

・1クラスの人数:15〜20人
・授業時間:8:00~11:50、50分授業×4コマ

※学校によって差異はあります

 

台湾の語学学校の方が授業時間は短いです。しかし、1クラスあたりの人数が少ないので発言の機会も多く、先生に質問しやすい環境が整っているのは台湾留学のメリットだと感じました。

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また、中国本土では「簡体字」と呼ばれる簡略化した漢字を使っているのに対して、台湾では漢字本来の形に近い「繁体字」と呼ばれる漢字が使われています。

私はもともと簡体字で中国語を勉強していたので、簡体字と繁体字両方使えられるようになったら自分の強みになるのでは?と思ったこともあり、「留学先は台湾にしよう!」と決心しました。

 

台湾留学前に学校見学!

photo by 笹まい

留学先が決まったところで、次に悩んだのがどこの語学学校にするか。各学校のホームページを見るだけではわからないし、実際の学校の雰囲気を見てから決めたいと思ったので、私は実際に台湾に行って学校見学をして決めました。

台湾に留学していた友人に協力してもらい、事前に語学学校に連絡を取って授業見学を依頼したところ、快諾!ちなみに、現地に友人がいなくても、各学校へメールで見学依頼、または留学サポート業者に依頼して見学手続きをしてもらうことも可能です。

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そして、見学日当日は事前に連絡しておいたこともあり、見学した学校に通っている日本人学生のお話を聞くことができました。必ず日本人学生と話すことができるとは限りませんが、話す機会があれば「学校の雰囲気」「日本人学生の比率」「生活費」など、気になる部分は積極的に質問することをおすすめします。

私は台北と台中の語学学校を見学し、台中の街並みと学校の雰囲気が気に入ったので「台中教育大学華語センター」への留学を決めました!また、物価も台北より台中の方が安いこともあり、生活費を抑えられると感じたのも決め手です。

 

台湾留学中の授業の様子

実際に台湾の語学学校ではどのような授業が行われているかを紹介します。

私が通っていた学校の授業時間は午前中9:00~12:00、もしくは午後13:00~16:00で50分×3コマ。「實用視聴華語」という教科書を使って授業を進めていました。

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この教科書は外国人が中国語を学ぶために作られた教科書で、多くの台湾の語学学校で使われています。

photo by 笹まい

教科書の説明文は英語で表記されているので、はじめのうちは英語がわかると予習復習がしやすいです。

教科書をベースに文法や発音を学ぶこともあれば、授業中にちょっと町中に出かけて台湾の文化を学んだり、台湾人の学生と会話するなど座学に留まらない授業内容となっていて、毎日が新鮮でした!

photo by 笹まい

さらに、私が通っていた学校では学期末にスピーチテストを実施。全クラスの学生と先生方の前で自分の好きなテーマで3分間のスピーチを披露していました。

スピーチテストの準備は、原稿を自分で一から作って練習しなければならないので、正直学期末は大変。しかし、スピーチ原稿を作る過程で文法の知識をしっかり身に付けて、先生と1対1で発音練習する時間も作ってもらえたので、発音のレベルも上がったと感じています。

何より大勢の前で中国語で発表することは達成感があり、大変だったけれど頑張ってよかったです。

笹まい 台湾好きライター。タピオカミルクティーは正義。

大学時代に中国語を専攻し、6カ月間台湾に留学。 タピオカミルクティーが好きすぎて、毎日飲んだら6カ月で5㎏太りました。 台湾を中心にアジア圏の魅力を伝えられればと思います!

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