いよいよ楽しみにしていた台湾の旅!観光スポットや夜市の屋台グルメのチェックも大切ですが、旅を楽しむために台湾の交通手段も合わせてチェックしましたか?日本にもある電車やバスでも、国が違うと乗り方やルールが違ったりします。
今回は、台湾を旅する際に利用できる交通手段を紹介します。この記事を読めば、自分の旅のスタイルにあった台湾での交通手段がわかりますよ。
台北・高雄内観光にぴったりの地下鉄
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台北と高雄観光の際に、多くの人が利用するのが地下鉄です。台北の地下鉄はMRT、高雄の地下鉄は高雄メトロと呼ばれており、中心部から少し離れた地域まで結ぶ、観光には欠かせない交通手段です。
台湾の地下鉄は日本と違い各停電車のみで、各線ごとに色分けされているので、中国語が読めなくてもわかりやすくなっています。
2020年には台中市に台中メトロが開通予定となっており、台中観光がしやすくなると期待されています。
台湾の地下鉄の乗り方
乗り方はトークンと呼ばれるコイン型のきっぷを購入する、もしくは、日本のSuicaにあたる悠遊卡(Easy Card)というICカードを購入しあらかじめチャージをしておくと便利です。
また、台湾では改札を通ったあとにホームや電車内で飲食をすると、外国人観光客でも罰金の対象となってしまうので、注意しましょう。
レトロな雰囲気が魅力的な台湾鉄道
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台湾全土をつなぐ台湾鉄道は、通称「台鉄」と呼ばれています。台湾東部の「花蓮(ふぁーりえん)」や「台東(たいどん)」、南側の高雄など、台湾鉄道の線路は台湾全土をぐるっと一周つながっているので、台湾鉄道だけで台湾一周の旅も可能です。
台湾鉄道は公式ホームページや駅の窓口できっぷを購入すると、事前に「指定席」を予約できます。台湾鉄道はボックス型の席が多く、外の景色をのんびりたのしみながら移動できるので、指定席の予約がおすすめ。
自由席でも良い場合は、悠遊卡(Easy Card)などのICカードをチャージして改札を通る、もしくは、駅の券売機できっぷを購入できます。台湾鉄道は日本のJRなどの電車と異なり、少しレトロな昭和時代を彷彿させるような雰囲気があるので、ぜひ一度乗ってみてくださいね。
台湾の新幹線「高鐵(がおてぃえ)」
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台湾で新幹線は「高鐵(がおてぃえ)」と呼ばれています。台湾全土をつなぐ新幹線で桃園国際空港も通過しているのでとても便利。台湾が日本の新幹線を輸入しているので、乗り心地はばっちりで安心して乗ることができます。
日本の新幹線は、白地にラインが入っているシンプルなデザインが多いですが、台湾ではキャラクターがプリントされていることも多々あります。以前私が台湾に行った際には、人気アニメ「トムとジェリー」がプリントされている高鐵に乗りました。
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きっぷはインターネットで事前予約で購入して、乗車日当日に駅の窓口で予約番号とパスポートナンバーを伝えると、きっぷと引き変えることが可能です。また、当日に直接窓口で買うこともできるので、予定に合わせて使い分けてくださいね。
市内観光にも長距離移動にも便利なバス
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台湾では、各市内を走るバスと主要地域間や空港へ移動できる長距離バスの、2種類があります。
市内バスに乗る際は、悠遊卡(Easy Card)などのICカードを利用して乗ることをおすすめします。特に、台中市はICカードで乗る場合10キロ以内は無料で乗ることができるので、ICカードは必須。現金の場合は一律20元なので、ICカードを用意してお得に旅を楽しみましょう!
また、台湾では、乗りたいバスがバス停に近づいてきたら絶対に手を挙げて「乗ります!」とアピールしてくださいね。手を挙げていないと乗らないと判断されて、バス停に立っていも通過されてしまいます。
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長距離バスは、各バスターミナルの窓口で乗車券を購入できます。乗車日当日でなくても前日から購入できるので、予定が決まっている際は事前購入が良いでしょう。
台湾のバスは、日本のバスに比べると冷房の温度が低く、車内はすごく冷え込んでいます。夏でも体調を崩してしまいそうなくらい寒く、なぜか12月~2月の冬真っ只中でも冷房がついていることも……。バスに乗る際は上着をしっかり持ち込んで体調を崩さないようにしてくださいね。