検閲のほうに持っていった荷物を自分で開けて全部見せてくださいとのこと。持ち込んだ荷物を赤裸々に公開した後、やはり引っかかったのは日本から持ち込んだ「たばこ」2カートン。
しばらく待っていると窓口のほうへ手招きを受け、どうやら支払い金額が確定したとのこと。そして、覗き込んだシートに書かれていた値段は…
衝撃の値段「238.42ドル」
238.42豪ドル。
これって日本円にするといくらなのでしょうか、当時のレート約1豪ドル=85円で計算すると20,000円を超えてしまいます!
たばこ2カートン、空港免税店で1つあたり約3,000円でした、税金かからないし安いからといって買い、そして持ち込みました。
結局、買って持ち込むために払った額は合計26,000円ほどでした!国に着いた途端から超痛手かつ余分な出費でした。
日本では考えられない額の税金をオーストラリア政府に支払いましたが、これでもまだオーストラリアで2カートンたばこを買うよりは安いと告げられました。恐るべしオーストラリア、スモーカー泣かせの国。
ちなみに私の場合は素直に全額支払って持ち込みをしましたが、もう一つの選択肢としてはその場でゴミ箱にポイです。
せっかく買って大事に飛行機載せて持ってきたのにポイです。苦渋の選択ですが、もしも多額の関税を請求され、そして払えない場合であれば捨てる選択肢もありということは知っておくといいでしょう。
最後に…
photo by pixta
実は筆者は渡航前から関税のことについて調べておりました。半ば興味本位でたばこを持ち込み関税の支払いを実体験しました。
ですが、いざその場に来てみると事前に調べていた額を上回る高額っぷりに驚愕したというのが本音でした。
関税に関する法律は国ごと頻繁に変わるものなので、最新の情報であることをチェックすることが重要と言えるでしょう。皆さん、関税にはくれぐれもご注意を!