「タオ島と言えばダイビングが有名だよね!」
なんて答えが聞ければ良い方、ほとんどの日本の若者はこの島の名前すら知りません。しかし実はこの島、タイに浮かぶただの島ではありません。
ダイビングのメッカである事はもちろん、世界中の若者が長期で滞在し”楽園”と呼ぶ場所なのです。中には長期滞在のつもりがそのまま移住し、10年以上島生活を続ける外国人も多く存在します。
なぜこんなにも多くの旅人を沈没させるのか、その理由を自分なりに分析してみました。
パーティ、レジャー、ジム、ヨガ…なんでもある!
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小さな島だからやる事がないと思ったら大間違い。
ビーチ前のクラブでは、毎晩六本木顔負けのパーティが行われています。昼間もビーチや島を探索して自然と戯れるのはもちろん、充実したネット環境で仕事までできてしまいます。
最近では日本人が島にコワーキングプレイスをオープンさせ、世界中のノマドが集まって仕事をしています。長期滞在時は必須の健康管理も、充実したジム設備やヨガでばっちりです。
もちろん都会よりはやれる事は減ります。しかし、それが結果としてシンプルで充実した日々を送る事ができます。
美しいビーチが豊富
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「ビーチリゾートってやる事ないからすぐ飽きるよね…」確かにホテルの前に大きなビーチがあるだけのリゾートなら、そうかもしれません。
しかし、タオ島には簡単にアクセス可能なビーチが10個ほどあります。メインの大きな賑わうビーチから、静かな隠れ家的存在のビーチ、シュノーケリングに最適なビーチなど様々です。
例えばこちらのサイリービーチはタオ島のメインビーチ。昼はビーチで日光浴、夕方には最高の夕日、そして夜はパーティー会場となんでもありのビーチです。
また、2番目に大きなビーチであるチャロックベイは広いビーチにも関わらず、昼も夜もとっても静かでゆっくりするには最適です。
周りにバーなども多いので、ご飯や飲み物にも困りません。この他のビーチの情報はこちらに記載があります(英語のみ)
バイク一つで回れるコンパクト感
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お隣のサムイ島や沖縄と比べると、タオ島は超コンパクト!島をバイクで一周するくらいなら半日もかかりません(坂が多いため歩きはお勧めしません)。
そのコンパクトな島にダイビング、グルメ、パーティ、ハイキング、バーなど数多くの魅力が密集しています。
そのため、何かするのにツアーやスケジュールなんて気にする必要ありません。起きたその日に思いついた場所にバイクで行けてしまうので、自由気ままに暮らせます。
また、人が密集しがちなので繋がりができやすい。ゲストハウスで友人ができて、その友人の友人と友達に…なんて形で一気にコミュニティが出来上がります。
自由気ままに仲間たちと、自然と遊んでパーティーして…多くの人が沈没してしまうのも納得です。
ダイビングが安い
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自然が豊富でもやる事がなければ、数日すれば暇になってしまいます。そこで多くの人々を長期滞在に導くのがダイビングの存在です。
1ヶ月以上の長期滞在者のほとんどが、ダイブマスターコースという約1~2ヶ月かけてダイビングプロを目指すコースを受けています。価格も世界1~2位を争う安さで、かつダイバーだらけのこの環境。
多くの旅人たちがダイビングにハマり、一気にプロコースまで受けて1週間滞在の予定が気づけば3ヶ月なんて事も珍しくありません。
ご飯の種類が豊富で美味しい
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タオ島には世界中の料理が味わえるほどレストランが豊富です。それもそのはず、タオ島には長期滞在どころか、世界中の人が母国での生活をやめて5年10年とこの島で暮らしています。
その人たちが、どんどん自国の料理屋を開いてくれるため本格的な世界中の料理がこの島で楽しめます。
しかし個人的に気に入っているのがやはり地元タイのご飯。値段も一皿300円以下で、この島の激しい競争を勝ち抜いた絶品タイ料理を食べる事ができます。