ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

空飛ぶウミガメに会える!利島

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ここ利島も数少ないドルフィンスイムのスポットです。多くのダイバーがイルカと泳ぐためにやってきますが、運がいいとウミガメに出会えることも。まるで、空を飛んでるかのように優雅に泳ぐ姿は、とても美しいですよ!

さらに、利島は椿が有名。昔から椿産業が盛んで、島全体で20万本もの椿があるといいます。利島にきたら、椿オイルをはじめとしたグッズを買って帰るのを忘れずに。

アクセスも東京竹芝浅橋ターミナルから高速船で2時間20分と、週末に訪れられるのも魅力的ですね。

■詳細情報
・名称:利島
・住所:東京都利島村
・地図:
・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから高速船で2時間20分・大型船で約9時間、下田から客船で1時間35分
・公式サイトURL:http://www.toshimamura.org/

雄大な自然と野生動物たちと触れあえる。三宅島

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三宅島にも「雄山」という有名な火山があり、火山が造り出した荒々しい風景と、透き通るような海の青さが魅力です。

約21年周期で噴火していると言われている「雄山」は、活発な火山活動により独特な地形が多く、土石流で埋まった学校や神社、火山ガスにより立ち枯れた森など、さまざまな景色を楽しむことが出来ます。

また野鳥や多くの野生動物も沢山生息しているので、森の中を散策して探してみるのも楽しそうです。

高速船がないため、東京竹芝浅橋ターミナルから大型客船で約6時間半かかりますが、訪れる価値はあります。

■詳細情報
・名称:三宅島
・住所:東京都三宅村
・地図:
・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから大型客船で約6時間半、調布飛行場から飛行機で約50分
・公式サイトURL:https://www.miyakejima.gr.jp/

八丈富士を見に行こう!八丈島

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photo by pixta.jp

伊豆七島のなかで唯一飛行機でいける、八丈島。旅行気分を味わう間も無く、たった45分で到着しちゃいます。

「離島の醍醐味と言えば、海でしょ!」という方もいると思います。もちろん八丈島の海はとても素晴らしいですが、この八丈島では山もとってもオススメです。

この八丈富士は標高が854mと伊豆七島では最大の高さと美しさを兼ね備えています。火山ですので、頂上には火口があり、そこを一周する「お鉢巡り」が最高ですよ!

■詳細情報
・名称:八丈島
・住所:東京都八丈町
・地図:
・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから船で約10時間20分、羽田空港から飛行機で約55分
・公式サイトURL:https://www.hachijo.gr.jp/

選ばれた者しか訪れることができない、青ヶ島


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もし八丈島へ訪れる機会があった方に一度訪れていただきたいのが、青ヶ島

なぜならこの青ヶ島は、ほかの伊豆諸島とは異なり、東京からの直行便はありません。つまり飛行機や船で八丈島に一度上陸したあと、もう一度船に乗らなければならないのです。(もしくはヘリ)

 

断崖絶壁に囲まれたこの島は上陸が困難な為、いつでも出港できるわけではなく天候や海の状況次第で行けるかどうかわかりません。ちなみに、キャンセル率は50%とかなり高いです。

青ヶ島は世界的にも珍しい二重カルデラを持つ火山島で、活火山の地熱を利用した地熱釜や地熱サウナ、満天の星空に包まれる天然プラネタリウムなど、自然の恩恵を受けて心も体もリフレッシュしたいですね。

■詳細情報
・名称:青ヶ島
・住所:東京都青ヶ島村
・地図:
・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから船で約11時間で八丈島へ、その後乗り継ぎ船で約2時間半
・公式サイトURL:http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/

日本のガラパゴス!父島

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東京からおよそ1,000km、船で約25時間で小笠原諸島最大の島、父島に到着します。国内で行くのに最も時間がかかる為訪れるのがなかなか大変ですが、その価値は十分あります。

陸地から完全に遮断された島ですので、小笠原諸島特有の植物や様々な生物の固有種が存在しており、日本のガラパゴスとも称されていて、まさに自然の宝庫です。

そのため、ダイバーはもちろん、様々な生物学者のあこがれの地でもあります。もうここまで来たら、ある意味海外に近くなってきますね。

■詳細情報
・名称:父島
・住所:東京都小笠原村父島
・地図:
・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから船で約24時間
・公式サイトURL:https://www.visitogasawara.com/

手つかずの自然が残る秘境。母島

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父島から南にさらに行くこと2時間。亜熱帯の手つかずの森が繁る、緑濃いのどかな島です。地球上で唯一母島にしかいないメグロ(鳥)が生息する自然の宝庫であり、絶滅危惧種の野生動物も多く生息しています。

写真の鳥はアカガシラカラスバトという絶滅が危惧されている貴重な鳩で、黒っぽい体に日光が当たると光沢のある鮮やかな青紫色に見える綺麗な鳥です。

2月〜4月のザトウクジラが島の周りにやってくる時期がおすすめで、陸から見えるホエールウォッチングポイントもあり、島民の方曰く、お弁当を持って高台から鯨を見ながらのんびりと過ごすのが最高の贅沢なんだそう。

先ほど紹介した父島に一度訪れないとアクセスできないので、ぜひ一緒に訪れてみてください。

■詳細情報
・名称:母島
・住所:東京都小笠原村母島
・地図:
・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから船で約24時間で父島へ、そこから船に乗り換えて約2時間
・公式サイトURL:https://www.visitogasawara.com/

これらの島の住所全てが東京都!

どこもまるで、海外に来たかのように海や島がとっても綺麗でしたね。そして何よりも、これらの島の住所は全て東京都なんです。日本の首都でありながら、イルカと一緒に泳いだり、美しいビーチを眺められたり。青い海を楽しむことが出来るというのは、とても素晴らしいことですね!

ついつい海外に目を向けがちですが、日本にもまだまだたくさんの美しい自然の残る島がたくさんあります。東京・竹芝から週末を利用して気軽に訪れられるのも、東京離島の魅力です。

皆さんも一度、伊豆諸島や小笠原諸島をはじめとした、東京の離島にに行ってみませんか?

ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

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