旅を仕事にするまでに苦労した7つのこと
ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

旅を仕事にしたい人:旅行することが心の底から好きなので、旅と仕事を両立する方法を探しています。ライターやフォトグラファー、ブロガーなど旅をしながら仕事をしている色々な人がいるようですが、旅自体が仕事になっている人ってどんな人がいますか?そして、旅を仕事にすることが実現するまでにどんな苦労がありましたか?

という質問にお答えします。

 

僕が世界一周後に、TABIPPOを立ち上げてから7年、株式会社にしてからは3年が経ちます。実は「旅を仕事にする」こと自体を目指していたのではなく、「旅を若者に広めることを仕事に」していたら、同時に旅を仕事にすることも実現してきました。

 

記事の内容

・旅を仕事にするとは何か?
・旅を仕事にするまでに苦労したこと
・旅を仕事にする第一歩

こちらの3つに沿って、旅を仕事にするまでの体験談を中心にお伝えしていきます。

 

旅を仕事にするとは何か?

旅を仕事にする、という言葉には3つの意味が混同していることがよくあります。

  1. 旅と仕事の関連性が強く、旅からインプットして、仕事にアウトプットしている(旅行ライター、カメラマンなど)
  2. 旅や移動中に仕事がある(キャビンアテンダント、船員、ツアーガイド)
  3. 旅と仕事は関連性が弱く、旅と仕事を並行できる(デイトレーダー、Webエンジニア、Webデザイナーなど)

あなたの中では、どれをイメージしていましたか?僕の場合は、仕事が旅行系Webメディアの編集長(リモートワーク可能)ですので、1と3に当たります。なお、1~3までの世界を旅できる仕事や職業はこちらにまとめました。

参考:世界を旅できる19の仕事・職業

それでは次に、旅を仕事にするまでに苦労した実体験を紹介します。世界一周を経て、起業しました!と伝えると、すごく戦略的にまっすぐ進んできたと思われるのですが、そんなことはありませんでした。右へ左へフラフラするのを、なんとか導きながらここまできました。

 

旅を仕事にするまでに苦労したこと

旅を仕事にしても、3年間は無報酬だった。むしろ持ち出してた

旅を仕事にしても、3年間は無報酬だった。むしろ持ち出してた

TABIPPOの立ち上げから3年はサークルとしての活動でしたので、報酬は全くもらっていません。ボランティアです。時には、自分達から持ち出しでお金を払うこともありました。

そもそも趣味で始めたことで、他の仕事をやっていたのですごく困ったわけではありませんが、完全に無報酬だったことは驚かれます。

 

旅を仕事にする前例が少なくて、迷っていた

旅を仕事にする前例が少なくて、迷っていた

旅人が立ち上げた会社はたくさんありますが、TABIPPOと同規模で「旅をするならいつでも休める」「Webとイベントと出版を軸にする」などの共通点を持つ会社が少なかったので、前例がなくて困るなぁ、と感じてました。

今となっては、様々な他の会社からちょっとずつ参考にすればいいんだ!と考え方を変えました。

 

代理店と並行した時は、深夜の活動が多かった

代理店と並行した時は、深夜の活動が多かった

TABIPPOの立ち上げ時はメンバーはみな学生でしたが、2年目からは社会人だったので「深夜1時に駅前のサイゼリア集合!」なんてLINEがよくありました。特に、世界一周エッセイとウユニ塩湖のガイドブックを作ってた頃はギリギリでした。

夢中になっていたから気づかなかったけど、いま振り返るとみんな不健康な顔してました。睡眠は大切。

ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

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