登山と同じように、旅に出る場合も足の装備は非常に重要です。自分の足に合っていない靴を履 くと靴ずれを起こしたり、足に疲労が溜まりやすくなってしまいます。
雨の日も風の日も移動しなければならない時がある旅人だからこそ、靴はしっかりしたものを選びたいものです。今回は僕が世界一周に出る際に靴を選んだ基準を紹介するとともに、実際に僕が使っている靴を紹介したいと思います。
ソールが厚いものは疲れが溜まりにくい
ソールが厚くなるとサイズが大きくなり、履かない時に荷物になる可能性がありますが、スニーカーのようにソールの薄い靴では足が疲れやすくなってしまいます。 靴のソールは厚いものの方が足への衝撃を吸収しやすく、長距離の歩行でも疲れがたまりにくい ので、旅に適していると言えます。
長期間の使用にも耐える丈夫な作り
メインで履くことになるであろう靴なので、丈夫な物を選びましょう。靴が壊れてしまうと機動 力がグッと落ちて移動が億劫になってしまいます。
ヨーロッパなどの国ではブランド物の靴も修理できるかもしれませんが、あまり期待はできません。 他の国で買う安い靴は履き心地が悪く、すぐに壊れてしまうので靴の現地調達はオススメできま せん。長期の使用に耐えうる丈夫な作りの靴が望ましいです。
雨でも快適に歩ける防水機能
雨季の地域を旅する場合、毎日が雨ということも十分にありえます。そんな中で毎日同じ靴を履 かなければいけないので、防水機能が無いと靴は毎日濡れているという状況になります。
濡れた靴を毎日履かなければいけない状況を考えてみてください。防水機能の重要度がわかるはずです 。 最近は靴にも防水機能が付いたものが売られていて、GORETEX繊維等の水を通さない靴を選ぶと、雨の日でも快適に出かけることができます。
旅用の靴はトレッキングシューズがベスト
以上の条件を踏まえて靴が選ぶと、間違いなくトレッキングシューズがベストです。トレッキン グシューズも多くの種類がありますが、特に山登りを主とした旅をする人以外は、ローカットか ミドルカットと呼ばれる比較的軽量のトレッキングシューズで良いでしょう。