英語レベルは学校で勉強をした程度の私が、一人で世界一周に飛び出しました。海外といったら世界共通語の英語を使ってコミュニケーションをとりますよね。けれども私は英語が喋れないどころか聞き取りも全然できません。そんな、英語が出来ない私が世界一周中に起きた、面白おかしい出来事をご紹介したいと思います!
あれ?荷物が出て来ない
世界一周中のトラブルはたくさんあると思いますが、中でも多いのは空港でのトラブルだと思います。私は、クロアチアからイタリアに向かいたかったのですが、直行便がなかったので前にいた国、オーストリアに戻り一泊してからイタリアに向かうことにしました。
空港のチェックインの時いつもは、「バッテリーは入っていない?」「荷物は一つだけ?」などしか聞かれないのですが、その日は分からない英語でたくさん喋りかけられました。
何回も聞き返しましたが結局分からず、諦めて全部Yesで答えていました。まあどうにかなるだろうと軽い気持ちでオールトリアの空港に着きましたが、いくら待っても荷物が出てこないのです。
片言の英語で荷物が出てこないと言ったら、「明日、イタリアにそのまま届くよ」と言われ思わず笑ってしまいました。その日一日はいつも持ち歩いている50リットルの荷物が無く、お金とパスポートだけで過ごし、この二つさえあれば生きていけると実感しました。
食べたい物が出てこない
レストランに一人で入ることが出来ない私は、いつもフードコートやファーストフード店でご飯を食べていました。ファーストフード店ではセットメニューに番号がつていて、その番号を言えば頼める所もありましたが、番号がついていない国では「Do you speak English ?」と何回も聞かれました。
その理由はセットメニューを頼むとき、英語で「ハンバーガーセットプリーズ」と頼んでいたからです。恥ずかしいことに、日本語ではセットメニューをセットと言いますが、英語では違うことを後から知りました。
その為いつも自分が食べたい物と違ったものが出てきて、ショックを受けていましたが、食べたことのない味も体験出来て面白い体験が出来ました。
何でカギが二つ?
ホテルに着いて、チェックインカウンターに並んで、やっと自分の番だと張り切って進み、料金を払いました。完璧だ!と思っていましたが、最後に何をいっているのか分からないことを言われ、頑張って聞いたのですが結局分からず、私はまた「Yes.」とずっと答えていました。
受付を済ませ部屋のに向かおうとエレベーターに乗り、カギを見てみると二つあったのです。その時に、質問の意味が分かりました。代表で私がチェックインして、他に一緒に泊まる人が居ると思れてしまったのです。