ちなみに私の家から駅まで、徒歩12分ほどかかるので、私が駅に着くよりも先に、ニューヨークからロンドンに行けるということですね。何とも不思議な気分です。
完成は数十年先の予定
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Antipodeの翼にはロケットブースターが取り付けられていて、1万2000メートルの高度まで機体を飛ばし、マッハ5の速度を実現します。
搭載するエンジンは「スクラムジェットエンジン」と呼ばれるタイプの物で通常のジェットエンジンとは異なり、可動部分がほとんどありません。
また、ロケットと異なり、大気中の酸素を取り込んで燃焼させることができます。
このコンセプトが実現するには、残念ながらまだまだ時間がかかります。
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NASAでさえ、安定したスクラムジェット機は製造できていない現状です。
実現に最も近いところにいるのは米国防総省で、2013年に無人で小型のスクラムジェット実験機でマッハ5を出すのに成功しています。
完成までに、まだまだ時間がかかることは分かっていますが、一刻も早く完成することを待ち望んでいる人は大勢いることでしょう。
まとめ
たった11分で地球の裏側に行けるなんて驚きですよね。
これからもっと時代が進み、ますます世界が身近に感じられるようになってくると思います。一般人が月や宇宙に行けるのも当たり前になってくるかも知れませんね。
それに伴い、若者たちが更に世界へ、宇宙へと旅立っていく時代が来ることを楽しみにしています。