旅慣れている旅人でも「空港ラウンジは航空会社の上級会員じゃないと使えない」という声が聞こえてきます。実は上級会員ではなくても空港ラウンジは使えます。
今回は”比較的”誰でも利用できる空港ラウンジを紹介します。
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そもそも空港ラウンジとは?
photo by pixta
簡単に空港ラウンジのおさらいから始めましょう。空港ラウンジは一言で表すなら高級待合室。ラウンジ内にはソファが並び、コンセントが完備されています。ラウンジ内にはWiFiもあるため、ビジネス利用にも使えます。
ラウンジの運営者は大きく分けてカード会社と航空会社です。ソフトドリンクやおつまみは無料で飲食可能。航空会社のラウンジになると、ちょっとした食事も楽しめます。
ラウンジがある場所は保安検査場前と保安検査場後に分かれます。成田空港や羽田空港、関西空港はターミナルが広く複数のラウンジがあるため、あらかじめ空港のホームページで確認することをおすすめします。
運営者によってラウンジは違う?
航空会社が運営するラウンジ
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先述した通り、ラウンジは運営者によって異なります。ここからは関西空港を例に挙げて説明します。関西空港にある航空会社が運営するラウンジは以下のとおりです。
・KIXエアサイドラウンジ
・KIXノースラウンジ
・飛鳥
・ラウンジパシフィック
・ロイヤルオーキッドラウンジ
・ANA LOUNGE
・JAL サクララウンジ
ここで注意したいのが「JALに搭乗するからJALサクララウンジが使える」ということではないこと。航空会社のラウンジは各航空会社のマイルカードの上級会員もしくはビジネスクラス、ファーストクラス利用でないと使えません。
また「飛鳥」や「KIXエアサイドラウンジ」は提携している航空会社に搭乗客が利用できます。
航空会社が運営するラウンジの特徴はカレーなどの軽食が楽しめること。「JALサクララウンジ」ではたこ焼きやお好み焼きなどの関西ご当地グルメが楽しめます。
カード会社が運営するラウンジ
空港にはクレジットカード会社が運営するラウンジがあります。ラウンジが利用できるクレジットカードは国内発行に限るのでご注意を。関西空港には出国審査後に利用できるラウンジが3箇所、一般エリアで利用できるラウンジが1箇所あります。
出国審査後に利用できるラウンジ
カードメンバーズラウンジ「六甲」
カードメンバーズラウンジ「金剛」
カードメンバーズラウンジ「アネックス六甲」
一般エリアで利用できるラウンジ
カードメンバーズラウンジ「比叡」
Photo by Nitta Hiroshi
この中で私はカードメンバーズラウンジ「金剛」を利用しました。ここで簡単に紹介します。ラウンジ内は落ち着いた雰囲気でソファが並んでいます。一般的なソファですが、ゲート前にあるベンチと比べるとはるかに快適です。
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肘掛にはコンセントが装備されています。WiFiもあるので、旅行前に調べ物に最適です。前もってSIMカードを購入した方はラウンジで設定するといいでしょう。
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ソフトドリンクは無料ですが、アルコール類は有料です。航空会社のラウンジとは異なり軽食はありません。また飲食の持ち込みは不可なのでご注意を。食事はレストランか機内食で済ませるようにしましょう。
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ラウンジ内に表示機はありますが、とても小さいです。搭乗券に書かれた搭乗時刻を確認した上で利用します。間違ってもラウンジで寝ないように。
「金剛」の場合、提携しているクレジットカードでゴールドカード以上であれば無料。ゴールドカードを持っていない場合は同伴者1名につき1100円で利用できます。