オレンジに包まれた夕方のウユニ
太陽がだんだんと下がっていくにつれて、またウユニ塩湖の表情は変化していきます。オレンジ色の世界の誕生です。
photo by hossakuraworld
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沈んでいく太陽を見ていると、「生かされてるんだなぁ」と、そんな感覚にさせられます。
なかなか、そんな気持ちになることってないので、やっぱり自然の力は偉大ですよね。そして、時にはこうして、自然を身近に感じることもまた、大切な瞬間だなと思わせてくれます。
世界中、いろんな場所で夕日を見てきましたが、こんなにも太陽だけに注目したのは生まれて初めてかもしれません。オレンジ色のあたたかい光がカラダ中を包んでくれます。
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あたたかい光と温度が少しずつ姿を消していくと、次は、これまでに見たことのない世界の始まりです。
真っ黒の中にキラキラ輝く宝石たち。ウユニの夜は、まるで宇宙
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みなさん、こんな世界がこの世にあるって信じられますか?もはや宇宙です。きっと宇宙ってこんな感じなんじゃないかと思います。
流れ星も、天の川も、日本ではなかなか見られない南十字星も。ここウユニ塩湖では鏡張りで見れちゃうんです。
360度、星空に囲まれる夢のような世界を体験できます。
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夜中のウユニ塩湖の気温は0度近くにまで下がります。とてつもなく寒かったです。でも、この星空なら、ずっと見ていたい。瞬きするのも、もったいない。そんな世界観でした。
隣にいた、ほっさ(旦那さん)をふと見ると泣いてました。憧れの地、ウユニ塩湖のあまりの美しさと、ついにこの場所に来たんだ、という思いが合わさって自然と涙が溢れたみたいです。
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真っ黒のキャンバスに、キラキラ輝く宝石を散りばたような夜のウユニ塩湖。ここまで広がった星空を見渡せる場所は、ウユニ塩湖以外にないような気がします。
あなたは何色のウユニがお好みですか?
そんなこんなで、今回はカラーでウユニ塩湖の表情の変化を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?わたし個人的には、真っ暗な世界が光を受けて淡くピンク色に染まる、早朝のウユニ塩湖がタイプです。
とはいえ、その日の気温や湿度、風の有無などなど、本当にあらゆる自然界の要素をとてつもなく繊細に映し出してくれるのがウユニ塩湖です。
わたし自身、何度かウユニ塩湖を訪れていますが一度たりとも同じ景色ではありませんでした。
刻一刻と、景色が移り変わっていくので本当に飽きないんです。今もこうして、ウユニ塩湖を振り返りながら写真を眺めていると、またウユニ塩湖に行きたくなってきてしまいました。
そんな幻想的で美しいウユニ塩湖ですが、世間ではこんな噂がされています。ウユニ塩湖の地下には莫大な資産になる天然資源が埋まっているらしいのです。
真偽のほどは定かではありませんが、いつ見れなくなってもおかしくない状況ではあると思います。いつか見たい景色、はいつか。には見ることさえ出来なくなってしまう可能性も。
いつか、を今に変えて、この幻想的な世界を自分の肌で体験してほしいなと思います。期待を裏切らない、写真だけでは伝えきれない魅力がウユニ塩湖にはあります。
そして、みんなで語りましょう。
「何色のウユニがお好みですか?」の答えについて。