ライター
Saki リトアニア留学経験者

リトアニアに1年留学に行ってました。よろしくお願いします。

ウジュピス共和国

photo by Saki

「ウジュピス共和国」と聞くとひとつの国かと思ってしまいますが、共和国として独立はしていません。勝手に独立宣言を出し、勝手に共和国を名乗っている場所。ちゃんと国旗もあります。

リトアニアがソビエトから解放された時、リトアニア独自の象徴を求めて、12人の芸術家が独立宣言を出しました。10年くらい前までは治安が悪いエリアとして有名でしたが、現在はアートで栄えるエリアとなっており、危険を感じることもありません。

非常にユーモアがあり、毎年4月1日にはパスポートの提示を求められることがあるそうです。近くにあるレストランを訪ねるといつでも入国スタンプがもらえます。

■詳細情報
・名称:Užupis Respublika
・住所:Užupio g. 2A, Vilnius
・地図:
・アクセス:Užupio St.バス停から徒歩1分
・所要時間:1時間~2時間
・公式サイトURL:http://www.umi.lt/en/

 

夜明けの門

photo by Saki

500年以上前、リトアニアで栄えたリトアニア大公国の城壁の名残が旧市街にあります。9つあった門は、ほとんどが制圧されている時に破壊されてしまっていますが、この「夜明けの門」はそのままの姿で残っているようです。

門の中にあるチャペルに入ることができ、近くで聖マリアのアイコンを見ることができます。

■詳細情報
・名称:Aušros Vartai
・住所:Aušros vartų g. 14, 01303 Vilnius
・地図:
・アクセス:Aušros vartaiバス停から徒歩3分
・営業時間:6:00~19:00
・定休日:無し
・電話番号:+370 5 212 3513
・料金:無料
・所要時間:20分
・公式サイトURL:https://www.ausrosvartai.lt/index.php?option=com_content&task=view&id=49&Itemid=57

 

ゲディミナスタワー

photo by Saki

ゲディミナスタワーはゲディミナス城とも言いますが、かつてゲディミナス大公が築き上げたリトアニア大公国のお城の跡。この丘で眠っていた大公が、大きな鉄の狼がここにいる夢を見て、この場所にお城を築いたという伝説があります。

タワーの中は博物館のようになっており、4ユーロで入場可能、展示されている作品を見ることができます。一番上からはヴィリニュスが見渡せますが、注意したいのが寒さ。9月から5月くらいまで頂上は寒いので、何か羽織るものを持っていくことをおすすめします。

実はこの丘、いつも何かしらの工事を行っています。リフトは一年中使えず、徒歩で登ったり、台風で丘の表面が崩れたりしたこともあります。いつ崩れるか分からないので、今のうちに見ておいた方がいいかもしれません。

■詳細情報
・名称:Gedimino pilies bokštas
・住所: Arsenalo g. 5,  Arsenalo g. Vilnius 01143
・地図:
・アクセス:Karaliaus Mindaugo tiltasバス停から徒歩3分、丘を登るのに徒歩30分
・営業時間:10:00~21:00(4月~9月)10:00~20:00(10月~3月)
・定休日:無し
・電話番号:+370 5 261 7453
・料金:大人5 ユーロ/学生・こども・シニア2,5 ユーロ
・所要時間:1時間~2時間
・公式サイトURL:http://www.vilnius-tourism.lt/en/what-to-see/museums/gediminas-tower-2/

 

リトアニア大公宮

photo by Saki

ゲディミナスタワーから少し下にあるのは、リトアニア大公の住まいであったリトアニア大公宮殿です。中はリトアニアの歴史に関する博物館。分かりづらいのですが、入り口はエスカレーターを降りた地下に存在します。

一度は取り壊されてしまった宮殿ですが、20世紀に再建されました。タワーからはゲディミナスタワーと同じくらいの高さからヴィリニュスを見下ろせます。入場料は学生ならなんと1.45ユーロ(約175円)。留学生たちもここでよく歴史を勉強していました。

■詳細情報
・名称:Valdovų rūmai
・住所:Katedros a. 4 , Vilnius 01143
・地図:
・アクセス:Karaliaus Mindaugo tiltasバス停から徒歩5分
・営業時間:10:00~18:00、木曜日は10:00~20:00、日曜日は10:00~16:00
・定休日:月曜日・祝日
・電話番号:+370 5 262 0007
・料金:大人2.9EUR、学生1.45EUR
・所要時間:1時間~2時間
・公式サイトURL:http://www.valdovurumai.lt

 

3つの十字架の丘

photo by Shutterstock

ゲディミナスタワーよりもさらに高い場所にあるのが、3つの十字架の丘です。ヴィリニュスを一望できるスポットとして観光客にも現地の人にも人気で、カップルにとっては気軽に夜景を楽しめる場所だそう。

photo by Saki

丘の行き方は「険しいけど短い方」と「楽だけど長い方」があると現地の方に教えてもらい、私は楽な方から行きましたが、次の日には足腰がやられてしまったほど、想像以上に坂道が険しかったです。

丘へは、丘があるカルヌ公園からアクセス可能。ネリス川沿いにある坂道を一時間程登って行くと辿り着けます。

丘に建っている3本の十字架は、布教しに来た7人のフランシスコ修道士が、この丘の上で首をハネられた伝説があり、その方々を追悼する意味で建てられたようです。リトアニアは元々自然崇拝の国でしたから、布教を拒んでしまったのかもしれません。

■詳細情報
・名称:Trijų kryžių kalnas
・住所:T. Kosciuškos g., Vilnius 01100
・地図:
・アクセス:Karaliaus Mindaugo tiltasバス停から徒歩22分
・所要時間:1時間~3時間
・公式サイトURL:http://www.vilnius-tourism.lt/en/what-to-see/top-20/three-crosses-2/

 

魅力が詰まった街、ヴィリニュス

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首都ヴィリニュスでは普通にお散歩しているだけでもガイドブックに載っていないような綺麗な教会やカフェ、知られていない歴史的スポットに出会えます。

あの有名なスターバックスが国に上陸していないので、個人経営のカフェが多く、それぞれの個性を味わうのもまたヴィリニュスの楽しみ方のひとつ。

長い歴史と近代的な雰囲気がひとつに感じられる街、ヴィリニュス。ぜひ観光スポットだけに頼りすぎず、色々散策してみてくださいね。

ライター
Saki リトアニア留学経験者

リトアニアに1年留学に行ってました。よろしくお願いします。

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