ライター
髙橋 諒馬 フォトライター

1992年、大阪生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊の幹部として勤務するが、もっと様々なことに挑戦したいと思い退職。その後バックパッカーとピースボートで世界を2周。訪問国は40ヶ国。現在はフォトライターとして活動中。2020年9月〜キャンピングカーでアメリカ横断〜イギリスで2年間ワーホリ。

みなさん、こんにちは!トラベルライターのりょーまです。

みなさんはキューバと言えば何を思いつきますか?クラシックカーが走るハバナの街並み?カリブ海のビーチリゾート?それとも葉巻やラム酒などの名産品でしょうか?

いやいや、キューバはそれだけではないんです!まだまだあなたが知らないキューバがたくさんあります。その中で今回紹介するのは、ビニャーレス渓谷。まるでジュラシックパークの世界に来たかのような壮大な自然が広がる場所です。

2018年7月に『ジュラシックワールド/炎の王国』が公開され、話題になった「ジュラシックパーク」シリーズ。2021年には最新作の公開も発表されています。ぜひ最新作の公開前に、ビニャーレス渓谷で映画のような世界を体感してみませんか?

世界遺産・ビニャーレス渓谷とは

photo by Shutterstock
1999年に世界文化遺産に登録された、キューバのビニャーレス渓谷。自然美と土着の建築や伝統が見事に融合した文化的景観が評価されました。首都のハバナからはタクシーで3時間半ほどの場所にあります。

渓谷周辺ではタバコの栽培が盛んに行われており、葉巻の一大生産地となっています。ハイキングやロッククライミングなどのアクティビティも盛んで、自然を体感できる観光スポットとしても人気です。

大自然の中で乗馬体験

photo by Ryoma Takahashi
アクティビティの中でも特に人気があるのが、馬に乗ってビニャーレス渓谷周辺を見学できるツアーです。のんびりとしたキューバの農村風景を味わうことができる点がおすすめ。

馬の乗り方は最初にガイドさんが説明してくれ、手綱の使い方も教えてもらうことができます。乗馬中も常にガイドさんが引率してくれるので安心。馬たちは頭が良いのか、こちらが手綱を使わなくても勝手に先頭の馬についていってくれました。

photo by Ryoma Takahashi
馬に乗りながら大自然を進んでいくと、本当にジュラシックパークの世界に迷い込んだような錯覚に陥ります。しげみの中から恐竜が飛び出してきやしないかと、びくびくしながら前進していきました。

初めての乗馬でうまく乗りこなせるか不安なところもありましたが、心地よい風を浴びながら大自然を進む乗馬は、時間を忘れてしまうほどの素晴らしい体験になりました。

葉巻づくりを見学

photo by Ryoma Takahashi
乗馬ツアーで必ず訪れるのがタバコ農園。ビニャーレスの街を抜けると、あたり一面にタバコ畑が広がっています。その所々に建っている小屋は、タバコの葉を乾燥させるためのもの。

小屋の中では収穫されたタバコの葉が干されており、完成した葉を使用して葉巻を作っています。その様子を見学することができ、巻きたての葉巻も吸わせてもらうことができました。

photo by Ryoma Takahashi
しかし、普段タバコを吸わない私は案の定むせることに。それを見かねたガイドさんが、「吸い口にハチミツを塗ると甘くなって吸いやすくなるよ」とコツを教えてくれました。

葉巻を咥えながら黙々と葉巻を巻き続ける男性が、ダンディで本当にかっこよかったです。キューバ人が葉巻を咥えている姿ってどうしてこんなにも画になるんでしょう…。

ライター
髙橋 諒馬 フォトライター

1992年、大阪生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊の幹部として勤務するが、もっと様々なことに挑戦したいと思い退職。その後バックパッカーとピースボートで世界を2周。訪問国は40ヶ国。現在はフォトライターとして活動中。2020年9月〜キャンピングカーでアメリカ横断〜イギリスで2年間ワーホリ。

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