ライター
上原 一真 旅好きなランナー

鹿児島・奄美大島出身。 2015年、走って日本縦断を達成しました。 引き続き、世界中のいろんなところを走りたい。

交通費を全くかけずに旅が出来たら良いですよね。そこで今回、僕が提案したいのはずばり「歩き旅」です。

実は僕もこの記事を書いている今まさに、自分の足だけで日本縦断をするという「歩き旅」をしています。そんな僕が考える「歩き旅」の魅力をまとめてみました。

 

1.公共交通機関では味わえない物語

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Photo by Uehara Kazuma

飛行機に乗ればすぐに地球の裏側にも行けますし、日本の電車は寸分違わずあなたを目的地まで運んでくれます。

そうした公共交通機関は予定通りに素早く目的地まで行くといった意味ではとても便利なのですが、速く移動するだけが旅ではありません。旅の道のりを、もっとゆっくりと楽しんでみるのはどうでしょうか。

「歩き旅」ならば、公共交通機関のようにあっという間に遠く離れた目的地まで運んでもらうことはありませんが、その目的地に辿り着くまでに様々な物語が生まれるのです。

普段乗り物で何事もなく通り過ぎてしまう道が、「歩き旅」では立派な旅の舞台になるのです。

 

2.地域の移り変わりを生で感じることが出来る

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Photo by Uehara Kazuma

「歩き旅」をしていると、周りの風景や地域の変化に気付きやすくなります。 地域によって生えている植物が変わったり、見かける動物が変わったりします。南と北では気温も違いますし、山間地と海沿いでも気候は違います。

また、山や川を一つ越えただけで、人々の言葉が変わったり人柄が変わったりすることもあります。

さらに、歩くことで集落と集落がどのくらい離れているのか、自分の身体をもって知ることが出来ます。苦労して次の町に辿り着いたときは、何とも言えない達成感があります。

 

3.スケジュールも何もかも自由

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Photo by Uehara Kazuma

電車やバスには時刻表があります。それらを利用するとき、あなたはその時刻表に基づいて旅のスケジュールを立てなければなりません。 ところが、「歩き旅」においては旅のスケジュールは全てあなたの自由です。

ライター
上原 一真 旅好きなランナー

鹿児島・奄美大島出身。 2015年、走って日本縦断を達成しました。 引き続き、世界中のいろんなところを走りたい。

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