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mai 薬剤師/トラベルライター

海外・国内ノマドワーカー。 働き方・生き方を考え直して薬剤師→フリーランスへ。 海外10カ国、国内では沖縄から北海道など様々な土地で派遣薬剤師・ライター・ブロガー・ディレクター等を行う。大好きな旅をしながら働いています。

こんにちは、トラベルライターのmaiです。こちらのエメラルドの景色、綺麗だなと思いませんか?タイ・バンコクの寺院にある仏塔と天井画で、フォトジェニックな寺院として今若い世代からの注目を浴びています。

ワットパクナムは美しいだけではなく、アユタヤ王朝時代からの長い歴史をもっており、訪れる修行僧が後を絶たちません。他の寺院とは一味違った世界観を持つワットパクナムの歴史や背景を知って、タイ観光をさらに深く楽しみましょう!

 

ワットパクナムの歴史や特徴

photo by pixta

エメラルドの仏塔と壁画が特徴的なワットパクナム。バンコクの観光地からは外れたローカルエリアに建てられており、のんびりした雰囲気が漂っています。

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ワットパクナムとは「ワット(寺院)パク(口)ナム(河)」、「河口にある寺院」という意味で、チャオプラヤー川のほとりに位置しています。

ラーマ5世の時代に運河が完成し、パシーチャルン水門が完成したことをきっかけに、「ワット パークナム パーシーチャルーン(パーシーチャルーン河口にある寺院)」と呼ばれるようになりました。

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ワットパクナムが建設されたのは、アユタヤ王朝時代の中期(日本の室町幕府時代)。その後、1916〜1956年に住職を務めたルアン ポー ソット師が、日常化した不安の解消として「タマカーイ式瞑想」のメソッドを生み出し、タイや東南アジアに広まったことで有名になりました。

私が観光に行ったときも、観光客だけではなく瞑想の修行に来ている方も多く見られました。寺院の敷地には、本堂以外にも瞑想修行者用の宿舎や、ルアン ポー ソット師の銅像などがあります。

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2005年に建てられたワットパクナム別院が、千葉県成田市郊外にあります。雰囲気はまるでタイのようにきらびやか。スタッフもタイ人ばかりで、日本に暮らすタイ人のために造られました。

タイのワットパクナムようにエメラルドの仏塔はありませんが、金色の仏像や豪華な装飾で彩られています。

 

ワットパクナムのフロアを紹介

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ワットパクナムには長い歴史がありますが、有名になったのは最近の出来事です。美しいエメラルドの仏塔がある建物が2012年に建設されたため、Instagramやネットで話題となり、一気にその知名度が広まりました。

建物の名前は「マハーラチャモンコン大仏塔」。ラーマ9世(故プミポン国王)と王妃の72歳の誕生日を記念して、8年かけて作られました。総工費はなんと約20億円!5階のエメラルドの仏塔だけではなく、1〜4階の歴史ある展示物も豪華で見応え抜群です。

歴史や展示物についてより詳しく知りたい方は、日本語ガイドを申し込んでみることもおすすめ。きらびやかで豪華な展示物に溢れる各階のポイントをご紹介していきます。

 

1階:タイ芸術・文化遺産の展示

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1階は、船上食堂に利用されたボートや物資の運搬をするための装置など、タイの文化遺産が幅広く揃っています。他にもクラシックカーやアンティーク家具も飾ってあり、幅広い種類の展示物をゆっくり見学できました。仏像があり、参拝する方や地元の方もいたので、邪魔をしないよう静かに見学していきましょう。

 

2階:タンクナーロム室(儀式行事・瞑想・会議の場所)

photo by mai

2階は国王の大きな写真があり、瞑想や会議の場所など、様々な用途で使用されています。写真のような美しい柱が点在しており、広い空間が作られていました。儀式行事も行われているため、プミポン国王の肖像画も飾られています。

 

3階:サンマクナーロム室(仏像・資料の博物館)

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3階には、フロア一帯にたくさんの仏像が展示されています。

壁近くや天井には、うちわや杖などの資料も飾られています。小さめの大きさの展示物が飾られており、異国の雰囲気に包まれています。

 

4階:タンマクナーロム室(ルアンポーソッド師の金製仏像)

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ワットパクナムの住職を務め「タマカーイ式瞑想」のメソッドを生み出した、ルアン ポー ソット師の仏像が展示されているメモリアルホール。

5階以外ではここの階を見学している人が多くみられました。ルアン ポー ソット師の仏像の前では、お祈りをする地元の方もいて、今なお続く信仰の深さを感じました。

 

5階:プッタクナーロム室(仏舎利奉安と仏伝図)

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仏舎利奉安塔とは「仏舎利(釈迦の遺骨)を奉安(尊い物を安置すること)する塔」のことを指します。ワットパクナムの仏舎利奉安塔はエメラルド色をしているのが特徴で、角度や位置による陰影が美しさを際立たせています。

仏伝図とは、釈迦の伝記に基づき生涯を描いた絵画のこと。仏舎利奉安塔の頭上には二十八仏陀と、仏様が悟りを開いた菩提樹がぐるっと描かれています。こちらは宇宙を表現しており、幻想的な雰囲気が漂っています。

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ベランダに続く扉があり、外の空気を吸ってリフレッシュすることもできました。ベランダからは、ワットクンチャンの巨大な仏像の後ろ姿が見えます。実際に外に出たら、とても気持ちが良かったです!

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mai 薬剤師/トラベルライター

海外・国内ノマドワーカー。 働き方・生き方を考え直して薬剤師→フリーランスへ。 海外10カ国、国内では沖縄から北海道など様々な土地で派遣薬剤師・ライター・ブロガー・ディレクター等を行う。大好きな旅をしながら働いています。

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