「水の都」という表現はよく耳にしますが、具体的な地名がスラスラと挙げられる方は少ないのではないでしょうか。今回はヴェネティア、サンクトペテルブルクなど「水の都」と言われている街をご紹介します。それでは、早速見ていきましょう。
*編集部追記
2017年1月に公開した記事に新たに加筆しました。(2018/11/24)
ヴェネチア(イタリア)
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世界で一番有名な「水の都」と言えば、イタリアのヴェネチアではないでしょうか。ヴェネチアには150以上の運河があり、400もの橋が架けられています。中世には「ヴェネチア共和国」として大いに栄えました。今でも、イタリア、アドリア海沿岸を代表する観光地です。
水の都では日中の景色も良いですが、やっぱり夜景がロマンチックで最高。ヴェネチアでは川沿いのホテルや運河ビューになると、金額が上がってしまいますが、一生に一度の新婚旅行であれば奮発して泊まったら一生の思い出になりそう。
さらに有名な五つ星ホテルレベルになると、市内からホテルへの移動方法は基本水上バスになるなど、普段は味わえない体験ができるのも、ヴェネチアならでは。
しかし冬のシーズンになるとヴェネチア本島が満潮になり、町中が水浸しになってしまう「アクアタルタ」の時期があるので、この時期での渡航は気をつけましょう。
サンクトペテルブルク(ロシア)
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首都モスクワに次ぐ、ロシア第二の都市、サンクトペテルブルクも「水の都」として有名です。運河からはロシア独自の建物群がたっぷり鑑賞できます。
サンクトペテルブルクは18世紀にロシア皇帝、ピョートル大帝によって築かれた人口都市。ロシアの夢を具現化した街と言っても過言ではありません。
一日中明るく、夜も一切暗くならない時期があるサンクトペテルブルグは、お散歩にぴったり。大きな運河が流れているのはもちろん、ところどころに噴水があるのが素敵な都市です。でもやっぱり冬は寒いので、できれば夏の心地いい時期に水を感じたいならサンクトペテルブルグ、オススメです。
アムステルダム(オランダ)
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オランダは低地の領土を持つ国として有名ですが、その象徴が首都のアムステルダムです。アムステルダムにも運河が張り巡らせており、運河は世界遺産にも登録されています。
もともと、アムステルダムは13世紀にアムステル川の河口に築かれたダムが始まり。16世紀には世界を代表する貿易都市として発展しました。
町中に川が流れており、至るところに橋が架かっています。写真の通り、お家の造りも可愛らしいので運河に反射する絶景写真が簡単に取れるでしょう。水の都にかけてボート型の家に住んでいたり、湖に浮かぶホテルがあったりと、非常に魅力溢れる街の一つ。
アムステルダムだけでなく、ユトレヒトやライデン、デルフトなど少し足を伸ばしても水の都があります。土日はヨーロッパからきた人で騒がしい街に変わるので、静かな田舎町が好きな人は、ぜひ他の都市へ足を伸ばしてみてください。
ストックホルム(スウェーデン)
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スウェーデンの首都、ストックホルムは名実共に「水の都」です。ストックホルムは14の島で構成され、面積の約30%が運河となっています。