編集部
Asuna エディター

元小学校教諭。大学在学中に「海外ひとり旅」にハマる。現在はTABIPPOの編集部に所属。ほかにも取材・美容・食・コラムライターとして活動しつつ、個人でFamily photographerとして、お宮参り・七五三・前撮りなどを撮影している。週末は夫と旅三昧の日々で、長野〜福島県は庭。東北が大好きで、地方に行きつけの店を作るのが趣味。

みなさん、こんにちは!北は福島県、西は山梨県までを庭のように旅しているAsunaです。特に山梨県には、わたしのお気に入りスポットが盛りだくさん。

山梨県には、夫婦旅でも女子旅でもよく行きます。「ここの次はここ」と決まっている【いつものルート】があるくらい。

今回は、距離や所要時間に無駄がないように考えた【山梨旅おすすめルート】をご紹介したいと思います。

山梨県は女子旅にぴったり!

photo by Asuna Igari
山梨県というと、みなさんは何を思い浮かべますか?富士山でしょうか、それとも富士五湖、富士急ハイランド、フルーツ狩り?いろいろ浮かびますよね。わたしにとって山梨県は、女子旅にとっておきの旅行スポットです。

観光はもちろんのこと、眺めのいい温泉、お洒落なカフェ、雑貨屋、美味しいごはん、夏にはフルーツ狩り……と楽しみは盛りだくさんなんです。

首都圏からでも遠くなく、気軽に行くことができる山梨県は、日帰り旅行にもぴったりですよね。

山梨県は深夜から楽しめる!

photo by Asuna Igari
朝のラッシュの時間帯に都内を抜けていくと、渋滞にはまってしまう可能性があるので、わたしは早朝、もしくは前日の深夜に家を出ます。深夜のうちに向かうところは、富士五湖。

富士五湖とは本栖湖・西湖・河口湖・山中湖・精進湖の5つの湖で、どれも富士山の噴火によって形成されたと言われています。

2011年に「富士五湖」の名称で5湖とも国の名勝に指定され、2013年には五胡すべてが世界文化遺産に登録された山梨県の名所です。

その中でも1番のお気に入りは「精進湖」。湖に反射する富士山はとっても美しく、“逆さ富士”を見ることができる有名なスポット。

深夜から行けば、小さな星まで鮮明に見ることができ、満天の星空を楽しめます。そして明け方、風がない日にはこんな写真を撮ることもできます。

photo by Tatsuya Igari
この写真は夫が撮った精進湖の写真で、わたしのお気に入りの1枚です。渋滞を避けられる上に、晴れている日はこんなに美しい景色を見られるなんて、なんだか得した気分ではありませんか?

富士五湖では、どこの湖でも富士山を見ることができます。また、自然の景色はその日の気候や時間帯によっても、それぞれ違った表情を見せてくれるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

露天風呂から大きな富士山が!温泉で絶景を見よう

photo by ほったらかし温泉公式Twitter

さて、富士五湖で朝焼けを楽しんだ後は、温泉に浸かって爽やかな朝を迎えましょう。おすすめは、山梨県山梨市にある「ほったらかし温泉」です。

ここは、「あっちの湯」と「こっちの湯」で温泉が2か所あり、どちらか好きな方を選んで入ることができます。山の上に位置する温泉での露天風呂は、なんていったって景色が最高!晴れた日には、どちらの湯からでも大きな富士山を目の前で見ることができます。

photo by ほったらかし温泉公式Twitter
「ほったらかし温泉」の営業時間は【日の出の1時間前〜22時】となんともユニーク。日の出よりも前に温泉に入り、露天風呂で湯船に浸かりながら朝日を眺められるだなんて、なんて素敵な旅の始まり。

また、旅の締めくくりとして夜、夜景を眺めながら露天風呂に浸かるのもおすすめ。1日遊んだ疲れを癒やしながら、夜景を眺めてのんびりするのも良し。

旅先でお風呂に入ってしまえば、家に帰ってからは寝るだけなので、次の日が仕事だとしても気持ちが楽ですね。

温泉はすべて男女別で、内湯と外湯が両方ついています。洗い場も広いので安心。料金は、ひと風呂大人800円、小人400円でリーズナブル。

またバスタオルや小さめタオルを持っていなくても、その場で購入できます。急に温泉に入りたくなっても、安心して手ぶらで訪れられるのもいいですね。

photo by ほったらかし温泉公式ホームページ
地域の名産品などのお土産屋さんや、軽食屋も併設されていて、お風呂をあがってからご飯を食べることもできます。風呂上がりには、屋外展望テラスからまた絶景を眺めましょう。

また、コロナウイルスの対策として、ホームページには以下のように画像が掲載されています。ウイルスの蔓延を防ぐために、体調が悪い人は行かないようにしましょう。

photo by ほったらかし温泉公式ホームページ

■詳細情報
・名称:ほったらかし温泉
・住所:山梨県山梨市矢坪1669-18
・地図:
・アクセス:東京方面から勝沼I.Cより約25分/JR中央本線新宿駅から特急で約90分山梨市駅下車→タクシーで10分
・営業時間:日の出の1時間前〜22時(最終受付21:30)
・定休日:無休(電話にてお問い合わせください)
・電話番号:0553-23-1526(FAX:1926)
・料金:(ひと風呂)大人800円・小人400円/オリジナルミニタオル200円・バスタオル1000円
・公式サイトURL:http://www.hottarakashi-onsen.com

富士山の溶岩プレートで焼いた本格ピザはいかが?

photo by La Luce公式ホームページ
旅行といえば“おいしいごはん”ですよね!ランチにはこだわりたいところ。温泉に入ってのんびりしたあとは、おいしいランチ場所を探しましょう。

今回は、わたしが山梨県に訪れるたびに食べに行く、おすすめのイタリアンレストランをご紹介します。

photo by La Luce公式ホームページ
富士山の麓、河口湖駅から徒歩10分圏内にある「La Luce(ラルーチェ)」。リーズナブルなお値段で本格イタリアンを食べられると、地元で人気のイタリアン食堂です。

大人気メニューは、富士山ピザ。地元の旅館「溶岩温泉」がお店のために特注で作ってくれた富士山の溶岩プレートで焼いているんだとか。また、ビーガンメニューも置いてあり、誰でも美味しくごはんを食べられるレストランなんです。これは、様々な国籍のお客様が訪れる山梨県だからこそ「どんな立場の人にも優しいメニューを」というオーナー自らのアイデアなのだそう。

photo by La Luce公式ホームページ
ワインに合う前菜をはじめ、パスタやピザ、甲州黒毛和牛を使った赤身ステーキなど、豊富なメニューとなっています。また、季節限定のパスタメニューもあるので、いつもお店に行くと何を頼むか迷ってしまうほど。

photo by La Luce公式ホームページ
お店の公式ホームページに掲載されている、ラルーチェ人気メニューランキングのリピート率No.1である「わたり蟹のトマト煮込みパスタ」は、仕込みになんと48時間もかけているのだそう。

実際に食べてみると、濃厚な蟹の味がガツンとくる至高の一品。結果、わたしたちも再度訪店した際には、リピートしてしまいました♩

そして、シェフおすすめのピザがこちら!「富士の四季ピザ 夏富士」です。ここでしか味わうことのできない溶岩プレートで焼いたピザの上に、まるで富士山の頂上にかかる雪のごとく存在感をかもしだしているのは、ブッラータチーズ。

周りに散りばめられているのは、自家栽培の夏野菜。イチオシの一品なんだそう。

photo by La Luce
ちなみに、ピザには、春夏秋冬すべての季節にちなんだメニューがあります。ぜひ山梨県にお越しの際は、気になる季節のピザを食べてみてくださいね!

■詳細情報
・名称:イタリア食堂 La Luce(ラルーチェ)
・住所:山梨県 南都留郡富士河口湖町船津3317
・地図:
・アクセス:河口湖駅より徒歩7分
・営業時間:ランチ:11:30~14:00(L.O)
ディナー(平日)18:00~21:00(L.O)/(休日)17:00~21:00(L.O)
・定休日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合は翌日が定休日
・電話番号:0555-28-5778
・駐車場:有り
・禁煙/喫煙:全席禁煙
・公式サイトURL:https://laluce-kawaguchiko.com

ランチの後は乙女心をくすぐるカフェでまったり

photo by Asuna Igari
ここは、山梨県の河口湖町にあるカフェ&雑貨屋さん。外観からもうすでに可愛いが溢れ出ていて、おしゃれなティータイムを過ごしたい女子旅や、ママ友とのお茶などにぴったり。ドアから何からすべてに乙女心をくすぐる可愛さがつまっています。

店内に入ると、わたしたちを迎えてくれるのは、天井や壁に飾られた溢れんばかりのドライフラワーたち。ドライフラワー好きなわたしは、しばらく天井にうっとり見惚れてしまいました。

photo by Asuna Igari
まずは席に案内してくれます。その後は、その日に置いてあるケーキについて、店員さんが一通り説明をしてくれます。このケーキにはどんなものが入っていて、どんな工夫がされていて、どんな味なのか、店員さんがすべての商品の説明をしてくれるんです。

頭の中で想像した味を自分で確かめるまで、わくわくが高まりますね!

photo by cafe troisième marché公式ホームページ
大きめのお皿に、まるでアートのように可愛く盛り付けされたケーキは、運ばれてきた瞬間にときめきを感じてしまうほど。お店こだわりのハーブティーと一緒にいただくのが、わたしは好きです。

photo by cafe troisième marché公式Facebook
おしゃれなカフェでのんびりティータイムを過ごした後は、お隣の雑貨屋さんへ。アンティークなものから、ナチュラルテイストの洋服、アクセサリー、お皿やポットなどの陶器、くすみカラーのDIY用のチョークペイントなど、なんだか持っているだけで気分が上がりそうな雑貨が置いてあります。

カフェも雑貨も楽しめる、「可愛い」をぎゅっとつめこんだこの空間は、わたしのお気に入りです。みなさんもランチの後に来てみてはいかがでしょうか?

■詳細情報
・名称:cafe troisième marché
・住所:山梨県南都留郡南都留郡富士河口湖町河口682
・地図:
・営業時間:11:30〜18:00
・駐車場:あり
・定休日:水曜日
・電話番号:0555-73-8910
・公式サイトURL:http://www.cafe-marche.com

山梨県の魅力を存分に楽しむ日帰り旅はいかが?

photo by Asuna Igari
いかがでしたでしょうか?富士山の絶景から始まり、温泉であったまり、おいしいごはんを食べて、カフェでゆっくりする。わたしが今回ご紹介した場所はすべて、河口湖近辺をぐるっと回るスポットとなっています。

ちなみに、この写真も山梨県でわたしが撮影した1枚。このスケールの大きさの富士山を、何気ない街の雰囲気と一緒に撮れる場所は、山梨県富士吉田市。近くに雑貨屋さんや居酒屋さんもあるので、お立ち寄りの際は、ぜひ大きな富士山を見上げてみてくださいね。

週末に日帰りで山梨県に行くとなると、所要時間も気になるところですが、どこか1か所にスポットをあてて旅をすると、日帰りでも十分楽しむことができます。

photo by Asuna Igari
また、山梨県は果物王国!春〜秋にかけて、さくらんぼ・桃・梨・ぶどう……と果物狩りもできちゃいます。たくさんの農園の中から自分のお気に入りの農園を見つけるのも、楽しいですよ!

このように、季節問わず楽しめるのが、山梨県の魅力。ぜひ皆さんも、週末にぷらっと山梨県に遊びに行ってみてはいかがですか?

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元小学校教諭。大学在学中に「海外ひとり旅」にハマる。現在はTABIPPOの編集部に所属。ほかにも取材・美容・食・コラムライターとして活動しつつ、個人でFamily photographerとして、お宮参り・七五三・前撮りなどを撮影している。週末は夫と旅三昧の日々で、長野〜福島県は庭。東北が大好きで、地方に行きつけの店を作るのが趣味。

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