ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

ニュージーランドの国民的スポーツといえば、ラグビー。国民の6〜7割が一度は経験すると言われており、日本でいう野球やサッカーと同じくらい親しみやすく幼い頃から身近にあるスポーツです。

初めてニュージーランドを訪れた際に初めて生でラグビー観戦をして以来、密かににわかファンになった私・阿部サキソフォン(@mnooooom)。今回はニュージーランド代表・オールブラックスの本拠地であるウェリントンで、ラグビー選手が行きつけのカフェ・レストランを取材してきました!

さすが、世界最強のラグビー選手たち。利用するお店もどこもおしゃれで素敵な場所ばかり……ウェリントンに訪れた際のお店選びにも活用ください!

 

朝から地元客で賑わう「Prefab」

朝から多くの地元客で賑わう「Prefab」は、ウェリントンを代表するコーヒーメーカー「L’affare」のオーナーが始めたカフェ。お店が大人気になり規模が大きくなったことから、こちら「Prefab」のお店を新しく始めたそうです(とは言ってもこちらも人気店だし、お店も十分の広さ)。

ニュージーランドにきたら、やはりフラットホワイトは欠かせません。日本ではじわじわと知名度をあげているフラットホワイトですが、こちらニュージーランドではどのカフェでも当たり前のように頼めます。エスプレッソにきめ細やかなミルクを注いだもので、カフェラテほど甘くなく豆の味を楽しめるのが特徴。

お店には美味しそうなサンドイッチやケーキがずらり。訪れたのは平日の朝でしたが、スーツ姿で朝ごはんを食べている方もいらっしゃいました。

私はハーブで味付けされたポテトと、スモークサーモン、アスパラガスにポーチドエッグがセットになったメニューを注文しました。う〜ん、サーモンの塩っ気とポテトのハーブの香りが最高……。卵の黄身と一緒に食べても相性抜群です。

キャラメルワッフルはフルーツと合わせてオーダー。ベーコンも追加でお願いできたようなのですが「ラッフルにベーコンってどうなんだろう……」と不思議に思ってフルーツのみで注文しました。

結果「あまーーーーい!」と懐かしのギャグが出てしまうほど甘かったので、ベーコンもプラスしたほうがいいかも。どうやら、ニュージーランドではワッフル+セイボリー(Savory=塩味のきいたもの)の組み合わせが流行っているようです。次のお店でも驚きのメニューがありました。

■詳細情報
・名称:Prefab
・住所:14 Jessie Street, Wellington City, New Zealand
・営業時間:月〜金 7:00〜15:30、土 8:00〜15:00
・定休日:日・祝日休み
・電話番号:+64 4 385 2263
・公式サイトURL:https://www.pre-fab.co.nz/

 

カフェに気軽に使える「Two Grey」

選手が滞在するホテルが近いことから選手も利用する「Two Grey」は、朝と昼はカフェ使い、夜にはおしゃれなバーとして人気を集めています。アーモンドミルクを使ったメニューもあったりして、健康にも良さそう。

……といつつ、私は見るからにハイカロリーなベリーワッフルを注文。サクサクのワッフルにメープルシロップをかけて食べれば、もう最高の1日の始まりです。

そして驚かされたのがこちら! な、なんとワッフルの上にフライドチキンが「どーん」とのっています。意外な組み合わせですが、見た目的にはイケる。むしろベリーのワッフルより写真映えしているかもしれない。

肝心のお味はというと……「意外とイケる」が正直な感想。最近よくある甘じょっぱい感じがクセになるような、ならないような。ただ、こちらはボリューム的にもランチの時間に食べたいかも。

■詳細情報
・名称:Two Grey
・住所:2 Grey Street, Wellington 6011, New Zealand
・営業時間:月〜金 7:30開店、土 9:00開店、日 9:00〜15:30
・電話番号:04 495 7867
・公式サイトURL:https://www.twogrey.co.nz/

 

日本らしさ感じる「Hot Sauce」

「Hot Sauce」はアジアンテイストのバーレストランで、日本や韓国、シンガポールやタイなどの要素が取り入れられています。「Boxに入ったSake」という説明のお酒があったので頼んでみると、出てきたのは奥に見える升にお椀、その中に野菜と氷、そして酒が入っている不思議なドリンクでした。

「SAMURAI SPRITZ」や「SAKETINI」など、おもしろい名前のお酒もたくさん。

ニュージーランドに来ているはずなのに、なぜかがっつり日本食を堪能。このメニュー、日本に持ち帰って居酒屋でも食べたい。

この豚バラが最高すぎて、思わずおかわりしたくなるほどでした(次の取材もあるので諦めましたが……)。ああ、もうこれだけでハイボール3杯はいけちゃう。

しかし私の手には、ハイボールではなく「SAMURAI SPIRITZ」。あの有名な選手もこの席で料理を楽しんだのかな……なんて妄想しながら控えめにちびちびとお酒を楽しみました(仕事です)。

ちなみに、こちらのお手洗いの壁紙が面白かったのでぜひ見てほしい(日本語が書かれていたのですが、ちょっぴり大人な感じでした)。

■詳細情報
・名称:Hot Sauce
・住所:QT Wellington, 90 Cable Street, Wellington, New Zealand
・営業時間:月〜日 16:00開店
・電話番号:+64 4 801 8900
・公式サイトURL:https://www.hotsaucewellington.co.nz/

 

「Tank Juice」でビタミンチャージ

こちらはラグビー界の大スター、2016年と2017年に2年連続で世界最高選手賞を受賞したボーデン・バレット選手が広告を務めている「Tank Juice」。全国にチェーン展開されており、フレッシュな野菜や果物を使ったジュースやサラダを気軽に取れることから人気のお店です。

私が訪れたときも7〜8人の方が並んで、それぞれ好きな野菜をチョイスして注文していました。

女の子に大人気のアサイーボウルは、たっぷりのアサイースムージーにごろごろとナッツやバナナが入っていて、とてもボリューミー。

ワッフルやらフライドチキンやらお酒やら、ニュージーランドに来てから暴飲暴食気味なので、このあたりで気分だけでも一旦リセット。さて、少し胃を休ませたらまた選手行きつけのお店を回りますよーっ!

■詳細情報
・名称:Tank Juice
・公式サイトURL:https://www.tankjuice.co.nz/
ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

RELATED

関連記事