ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

世界中の旅人たちから愛されている旅行ガイド本「ロンリー・プラネット」、通称ロンプラ。そんなロンプラにおいて「小さいながら、世界で最もクールな首都」と称されるのが、ニュージーランドの首都・ウェリントンなのです。

オークランド空港から国内線に乗って約1時間。あっという間に芸術と文化の街、そして映画、風の街と言われるウェリントンに到着します。実はウェリントンを訪れるのは、今年2回目の私・阿部サキソフォン(@mnooooom)が「ウェリントンでやりたい10のこと」をまとめました!

 

1.その場で食べたい!ピーナッツバタートーストが絶品

photo by Abe saxophone ▲お店は半地下にあります

ウェリントンにきて最初にしたいこと、それはもちろん腹ごしらえですよね?(あれ、違う?) まず訪れてほしいのは、路地裏にひっそりと佇むピーナッツバターのメーカー「Fix & Fogg」の直営店。

以前はこちらで実際に製造されていたようですが、規模が大きくなったことから工場は別の地に移転したそうです。

photo by Abe saxophone

ずらーっと並べてみると、この可愛さ。思わずジャケ買いしたくなるようなポップさで、欲張って全部ほしくなっちゃいます。でも瓶だからちょっと重たいかも……でも可愛い、ほしい……と30秒ほど心の中で格闘。

photo by Abe saxophone

結果、この時は瓶は買わずにその場でピーナッツバタートーストをいただくことにしました! トーストの上にたっぷりと塗られているのは、王道のSUPER CRUNCHEY。アメリカのスーパーで売られている、甘〜〜〜いピーナッツバターを想像していた私ですが……

photo by Abe saxophone ▲手が汚れないように必死な筆者

「思っていたより甘くなくて、程よい甘さ! 酸味のあるフルーツソースとめちゃくちゃ合う!」と、その美味しさに感動してしまいました。

ただ食べ方が下手なせいか、手がベトベトになってしまい写真でも少し引きつってこの表情。手を汚さずにうまく食べる方法、誰か教えてください。

photo by Abe saxophone

お店では空になった瓶を回収し、リサイクルに回しているようです。環境のことを考え無駄を生まない、こんなところもニュージーランドらしい。

■詳細情報
・名称:Fix & Fogg
・住所:5 Eva St, Te Aro, Wellington 6011, New Zealand
・営業時間:火曜〜土曜 9:00〜15:00
・定休日:月曜・日曜
・電話番号:+64 21 190 5695
・公式サイトURL:https://www.fixandfogg.co.nz/

 

2.エシカルでアートなチョコレートはお土産にぴったり

photo by Abe saxophone ▲カラフルな階段が可愛い!

最近話題のビーン・トゥ・バーという言葉、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。「Wellington Chocolate Factory」は、ドミニカ共和国やペルーなどから豆を仕入れ、チョコレートを製造する専門店です。

お店の中に入ると、まるで自分がチョコレートの中に入ったかのような、一瞬にして美味しそうな甘い香りに包まれます。

photo by Abe saxophone

カカオ豆はフェアトレードで取引され、最高品質のチョコレートを工房で作り出しています。お店の方も、目を輝かせながら丁寧にチョコレートを作る過程を説明してくれました(本当にチョコレートが大好きなんだなあ)。

photo by Abe saxophone

店内には様々なパッケージの商品がずらり。こちらは地元のアーティストに商品を食べてもらい、そのインスピレーションからパッケージの絵を描いてもらったそうです。

どれも可愛らしくて、パッケージの絵から味を想像するのも楽しそう!

photo by Abe saxophone

見た目も可愛くて、仲良しの友達や家族へのお土産にぴったり。ウェリントン土産に、忘れずにチェックしてくださいね。

■詳細情報
・名称:Wellington Chocolate Factory
・住所:5 Eva St, Te Aro, Wellington 6011, New Zealand
・営業時間:月曜〜土曜 10:00 – 17:00、日曜 11:00 – 16:00
・電話番号:+64 4-385 7555
・公式サイトURL:http://www.wcf.co.nz/

 

3.日の光が射す明るいお店でブラウニーをぱくり

photo by Abe saxophone

こちらも路地裏にひっそりとお店を構えるブラウニー専門店「Lashings」。こちらのオーナーは元々ロンドンのミシュラン星を獲得したレストランで働いていたそうですが、ウェリントンに移り住み、彼女が本当に作りたかったブラウニーのお店を始めたのだとか。

photo by Abe saxophone ▲見るからに美味しそう……じゅるり

photo by Abe saxophone

この「ぎゅっ」と詰まってる感、伝わります? ぎゅっ感。

photo by Abe saxophone

ブラウニーをひとつ注文しようと思っていましたが、「アイスはどれにする?」「トッピングは何がいい?」と聞かれオロオロと答えていたら、めちゃくちゃ美味しそうなプレートが出てきました。

ずっしりとした濃厚ブラウニーに少し溶けたアイスがかかり、食感の良いナッツが合わさって最高の一品。このチョイス、我ながら最高の出来かも。

photo by Abe saxophone

甘いデザートと合わせて、さっぱりとしたラズベリー&レモンソーダもオーダー。この写真からもわかる通り、店内には日の光がたっぷり差し込んでいて居心地がとってもいいんです。カウンターに座ってブラウニーを食べながらおしゃべりする休日、最高じゃない?

■詳細情報
・名称:Lashings
・住所:1/31 Dixon St, Te Aro, Wellington 6011, New Zealand
・営業時間: 火曜〜水曜 法人向けのみ発売、木曜 11:00 – 18:30pm、金曜 11:00 – 22:00、土曜 11:00 – 18:30、日曜 11:00 – 16:00
・定休日:月曜
・電話番号:64 22 611 0756
・公式サイトURL:https://www.lashingsfood.com/

photo by Abe saxophone

実は今まで紹介した3軒は、最近人気のHANNAHS LANEと言われる路地に集まっています。Wellington Chocolate FactoryではFix & Foggのピーナッツバターを使ったチョコレートが販売されていたり、LashingsではWellington Chocolate Factoryのチョコレートを使ってブラウニーが作られていたり。

地元ウェリントンのものをお互いに大切にして、活性化させようとしている動きが見られます。それにしてもこの通り、カラフルなペインティングで絵になるなあ。

 

4.キューバストリートでショッピング

photo by Abe saxophone

キューバ・ストリートは多くの飲食店や雑貨、ファッションストアなどが並ぶ人気の通り。通りに面したカフェでコーヒーを飲みながらくつろぐ人や、水を使ったアート作品を見て喜ぶ子どもなど、過ごし方はさまざまです。

私のおすすめは「Iko Iko」という名前の雑貨屋さん(イコイコ、と読みたくなりますが「アイコアイコ」と読みます)。先ほど見たピーナッツバターも、このお店で見かけました。

photo by Abe saxophone

ふと顔を上げて信号に目をやると、なんと青信号のところにはディーバのシルエットが。オーストリアのウィーンを訪れた際には女性カップルが二人並んで歩く信号も見かけましたが、こういった細かいところにも、その街らしさが反映されているように思います。

■詳細情報
・名称:Cuba street
・住所:Cuba St, Te Aro, Wellington 6011 ニュージーランド

 

5.オールブラックス公式グッズを購入したい!

photo by Momo

ニュージーランドといえば、忘れちゃいけないのがラグビー! 多くの国民が小さい頃から慣れ親しんでおり、2009年から世界ランキング1位を維持し続けているという驚異的な強さです。

ラグビーショップ「RYOS」では、ニュージーランド代表チーム・オールブラックスの公式グッズを購入できます。お店の一番人気は、私が手に取っているユニフォーム。ラグビー好きの方はもちろん、運動される方もトレーニングウェアとして使用しても良さそうです。

そして近くにあったラグビーボールも拝借。黒いニットに黒いライダースジャケットを着ていたせいで、黒まみれの写真になってしまいました……。

photo by Momo

手が小さい私には、このサイズがぴったりみたい。

■詳細情報
・名称:RYOS
・住所:332 Lambton Quay, Wellington, New Zealand
・電話番号:+64 4-494 0099
・公式サイトURL:https://www.ryos.co.nz/
ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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