ライター
髙橋 諒馬 フォトライター

1992年、大阪生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊の幹部として勤務するが、もっと様々なことに挑戦したいと思い退職。その後バックパッカーとピースボートで世界を2周。訪問国は40ヶ国。現在はフォトライターとして活動中。2020年9月〜キャンピングカーでアメリカ横断〜イギリスで2年間ワーホリ。

旅好きのみなさんの中には、将来は海外に住みながら働きたいという人も多いと思います。海外で働きたいと思ったときに最初に思いつくのは、ライターやデザイナーなどのフリーランスではないでしょうか。

それ以外にも日本の企業に就職して海外に赴任する方法、海外で働く場所を自分で見つける方法など、海外で働ける方法はいくつもあります。

今回はリモートワークでできる職業ではなく、海外に住みながら現地で働ける仕事、旅をしながら働くというよりは、一ヶ所に長期滞在しながら働く方法をご紹介します。

 

旅行会社の現地デスク

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大手の旅行会社では、日本人の海外旅行者をサポートするために、現地にサポートデスクやツアーデスクを持っているところがあります。そのような旅行会社に就職して、現地に赴任するというのがこの方法です。

業務内容は送迎や現地ツアーの手配など、日本人旅行者のサポート全般です。日本人が多く訪れる国や地域に設置していることがほとんどのため、比較的治安の良い国や生活しやすい環境だと言えます。周囲が観光スポットだらけなので、旅好きにはぴったりの仕事かも。

 

留学サポート業

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旅行会社の現地デスクと似たような形態ですが、留学サポート会社に就職して、現地で日本人留学生のサポートをするのがこの方法です。留学生に対するカウンセリングやビザ取得サポートなど、業務内容は多岐にわたります。

最近では東南アジアへの英語留学も増えてきているので、現地での立ち上げから関わることもできるかもしれません。留学先の語学学校を気に入り、そのままその学校で働かせてもらったという人も。

 

NPO・NGO職員

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日本ではあまり一般的ではないですが、国際協力系のNPO法人やNGO団体に就職して、海外に赴任するという方法もあります。業務内容は、それぞれの団体や自身の持つスキルによって様々です。

赴任先も各団体が支援する国によって様々ですが、支援が必要な東南アジアやアフリカなどの発展途上国が多め。自分の仕事が人の役に立っているという実感を得やすいのが大きな魅力です。

 

営業

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海外の現地採用でもっとも多い求人が営業職です。主に商社やメーカーなどで働き、日系企業や現地企業へ営業することになります。

日系企業への営業の場合は、相手が日本人なので語学力はほとんど必要ありません。日系企業が多く進出しているアジアで求人が多く、これからますます増えていくことが予想されます。

 

コールセンター

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語学力・経験不問で、海外で働くのに比較的ハードルが低いのが、日本人への対応を行うコールセンターです。近年日本の企業では、物価の安い東南アジアにコールセンターを設置し、人件費を抑えることが多くなっています。

基本的には日本のコールセンターで働くのと同じですが、物価が安いために給料はあまり良いとは言えません。日本で働いていた経験が活かしやすく、帰国後もすぐに仕事に復帰しやすい点でおすすめです。

ライター
髙橋 諒馬 フォトライター

1992年、大阪生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊の幹部として勤務するが、もっと様々なことに挑戦したいと思い退職。その後バックパッカーとピースボートで世界を2周。訪問国は40ヶ国。現在はフォトライターとして活動中。2020年9月〜キャンピングカーでアメリカ横断〜イギリスで2年間ワーホリ。

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