ちなみに香港ではゴダイゴゲストハウスという日本人宿に泊まりました。オーナーが日本人でとても親切な方で宿周辺の美味しいお店を教えてくれます。
女性専用のドミトリーもあり女性も安心して利用できます。
朝はゆっくり起きてフェリーにのり正午過ぎにマカオに到着。まず有名なセナド広場に向かいます。
ここから世界遺産に登録されている建造物巡り。聖ポール天主堂が一番有名です。
そして何時間も歩き続けて見つけました!マカオで一番目立つ建物を!
photo by mokkun
よし!あそこでカジノしよう!名前はグランドリスボア(新葡京酒店)というホテルに併設されているカジノ。カジノに入る前にパスポートチェック。21歳未満は入れません。
ここにきてやりたかったのは大小(タイサイ)というゲーム。沢木耕太郎さんの深夜特急でも紹介されています。主なルールとしては、
・ディーラーがサイコロを3つ同時に振る
・目の数の合計が4-10なら小、11-18なら大(配当2倍)
・ぞろ目を当てたら100倍以上の高配当
です。他にも単にサイコロの出る目を賭けたり、3つサイコロの合計の数を予想して賭けたり。
自分の好きなときに好きなだけ賭けることができます。ただテーブルごとに最低掛金が決まっており、自分のテーブルでは大小を当てるのに500香港ドル(当時の為替レートで約6500円)が必要でした。
このゲームで面白いのは何といってもがディーラーや他のプレーヤーとの駆け引き!ディーラーはある程度出る目を操作できるそうです。勝ちまくるとディーラーが潰しにかかってくることも?
またテーブルに付いている画面には今まで出た目が表示されていて、それを見ながら次に出る目を予想して賭けていきます。確率論的には大がでる確率と小がでる確率は同じく1/2ですが
大大大大大大、と続いたら次は『小』
大小大小大小、と続いたら次は『大』
と賭けたくなってしまうのが人間の心理ですよね?しかし確率は1/2。このゲームは自分との戦いなのです!
深夜特急を読んでいてある程度ルールは知っていたので最初は現地の人の後ろに立ち戦況を見守る。
だいたいの雰囲気をつかんでATMで1500香港ドル(約2万円分)引き出しさっそく参戦!
序盤。全然勝てない。勝ってる人のマネして同じとこに賭けてみる。やった!初めて勝った!
ここから凄まじい集中力を発揮する。画面と睨めっこ。コンスタントに勝ち続ける。あれ?案外いけるかも。ディーラーと目が合う。
やばい!勝ちまくってるのばれたかな。気にしない。集中集中。それを見ていた人たちが参戦してくる。
ん、場の雰囲気が変わった?周りを見たらテーブルを大勢の人が囲んでいた。ある人が4万賭けた。なんだこの人。この日最高の盛り上がり!次は大・・・?小・・・?
そして・・・
さあ、カジノへ行こう!
結局2時間くらい居座って最初の1,500香港ドルは6,100香港ドルになりました。約6万円の勝利。
航空券代や宿代が浮いたことはもちろんで、宿に戻ってから旅の費用を計算したところ旅の費用が5日間で約5,000円になりました!
カジノとは言えど旅をしながらお金を得るという素晴らしい体験をすることができました。このお金で旅を続けることができたら最高ですよね。
一攫千金も夢じゃありません!
………ただ勝つも負けるもすべて自己責任ですので気をつけてくださいね。