日本には色々な国から美味しいお菓子が入ってきて、流行を生みだしていますよね。皆さんは、世界のお菓子といえば何を思い浮かべますか?
世界は広く、とっても美味しいのにまだ私たちが出会えていないお菓子があるはず!そこで今回は、まだ日本では馴染がないけれど、その国で愛され続けている、伝統的なお菓子7選をご紹介します。
ドイツ レープクーヘン Lebkuchen
一見クッキーのようにも見えますが、ドイツではクリスマスの時期に飾ることでも有名なケーキです。アーモンドやクルミ、チョコレートなどで味付けし、はちみつとスパイスの風味が美味しく香ります。
粉類を一切使用せず、ナッツだけで作ったものを、エリーゼン・レープクーヘンと言います。ドイツのクリスマス市では、色鮮やかで大小様々な、レープクーヘンがお店に並びます。
イタリア スフォリアテッラ sfogliatella
イタリア語で“何枚もの生地を重ねた”という意味の名前のお菓子。主にナポリ地方の伝統菓子で、アマルフィ―の修道院が発祥の起源だとも言われています。イタリアでは高級なレストランなどで出されるほど、国を代表する有名なお菓子です。
パイ生地は、見た目よりも固めで、中にカスタードやアーモンド、リコッタチーズなどのクリームが入っています。パリパリとした食感と、中のふわふわ感がクセになります。
アメリカ ウーピーパイ Whoopie Pie
アメリカ東部のアーミッシュから伝わるものだと言われているの伝統菓子。最近ではセックス・アンド・ザ・シティの影響で、世界中でファンが急増したと言われています。
昔から子供達の大好物で、「Whoopie!(わーい!)」と喜ぶことから、この名前が付けられたそうですよ。
しっとりとしたココアの生地に、生クリームを挟んだものが定番ですが、最近では果物などの色鮮やかなフレーバーのものが販売されるようになってきました。
トルコ ロクム lokum
トルコのお土産としても愛されているロクム。色とりどりの見た目が可愛らしいですね。砂糖とでんぷんにナッツ類を加えて作り、マステックガムで香りをつけたり、ドライフルーツの入ったものまであります。
もちもちとした食感が、日本の和菓子の“ゆべし”にも似ていますので、日本人にも受け入れやすい味です。