街中に突如現れるアステカの遺跡「テンプロ・マヨール」
Photo by Yu Villegas
ソカロ北東に位置するテンプロ・マヨールは、アステカ帝国の大神殿跡。
ここが発見されたのは、そう遠くない1978年。メトロポリタン大聖堂の電気工事中に、地中からアステカの女神を描いた重さ8トンの石の円盤が発見されました。それは、かつてのアステカ帝国の大神殿テンプロ・マヨールがここにあったという世紀の大発見でした。
Photo by Yu Villegas
その後、複数の層からなるピラミッド基盤部分も発掘。併設の博物館ではここで出土した壁画や石像、仮面なども展示されていて、見ごたえがあります。
ちなみにここは、メキシコ国旗に描かれている伝説、「アステカ人が、サボテンの上でヘビをくわえた鷲が止まっているのを見た場所」であり、アステカ文明発祥の地。ここに立ち、当時の情景を思い浮かべてみるのも一興です。
・名称:テンプロ・マヨール
・住所:Seminario 8, Centro Histórico de la Cdad. de México, Centro, Cuauhtémoc, 06060 Ciudad de México, CDMX, Mexico
・地図:
・アクセス:メトロ2番「Zocalo(ソカロ)」駅から徒歩3分
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:月曜日
・電話番号:+525540405600
・公式サイトURL:https://www.templomayor.inah.gob.mx/
ベジャス・アルテス宮殿でメキシコ各地の伝統舞踊を鑑賞
Photo by Yu Villegas
ベジャス・アルテス宮殿(国立芸術院)は、19世紀末、「パリのオペラ座に匹敵する大劇場を」という命により建設された壮麗な外観のオペラハウスです。
Photo by Yu Villegas
建物内部上方は、巨大なステンドグラスで覆われていて、息をのむ美しさ。他にも建物内部には、メキシコ芸術界の巨匠と呼ばれるリベラ・オロスコ・シケイロスなどの壁画が数多く残されていて、歩いて回るだけでも楽しめます。
Photo by Yu Villegas
現代でもクラシックのコンサートやオペラ、メキシコ伝統舞踊などの上演に実際に使われている場所です。
メキシコ伝統舞踊を鑑賞しましたが、メキシコ各地の伝統衣装に身を包んだダンサーたちが各地域のダンスを披露する姿は圧巻で、今でも余韻に浸るほどの感動を覚えました。
・名称:ベジャス・アルテス宮殿
・住所:Av. Juárez S/N, Centro Histórico de la Cdad. de México, Centro, Cuauhtémoc, 06050 Ciudad de México, CDMX, Mexico
・地図:
・アクセス:メトロ2番または8番の「Bellas Artes」駅下車すぐ
・営業時間:9:00~17:00 ※伝統舞踊開催は、水曜と日曜のみ。水曜:20時半~の部 日曜:9時半~の部・20時半~の部。それぞれ約2時間程度。
・定休日:月曜日
「青いタイルの家」で朝食を
Photo by Yu Villegas
ベジャス・アルテスから歴史地区のマデロ通りに入ってすぐのところにある「Casa de los Azulejos(青いタイルの家)」。青色の美しいタイルで覆われた外観は、歴史地区の中でもひときわ目を引きつけられます。
Photo by Yu Villegas
侯爵家の家として建設され、現在は中に「Sanborns(サンボーンズ)」というレストランが入っています。朝7時から開いていて、パンがとてもおいしいので、朝食に行ってみるのもおすすめ。豪華で広々とした空間で、ゆったりと食べる朝ご飯はまた格別です。
・名称:Casa de los Azulejos
・住所:Av Francisco I. Madero 4, Centro Histórico de la Cdad. de México, Centro, Cuauhtémoc, 06500 Ciudad de México, CDMX, Mexico
・地図:
・アクセス:メトロ2番または8番の「Bellas Artes」駅から徒歩5分
・営業時間:7AM~1AM
・定休日:なし
・電話番号:+525555121331