Robin hoods bay(ロビン・フズ・ベイ)
海岸沿いでおすすめなのがここ、ロビンフズベイ。穏やかでのんびりとした雰囲気の流れるこの村は、その昔、漁業と密輸の村として知られていました。
当時の様子が垣間見える昔ながらの珍しい建築物も多く、他の海辺の村とは少し違った雰囲気を楽しめます。
マリンテイストの雑貨を扱っている小売店も多く、海岸沿いの村らしいお土産を手に入れることができますよ。
ロビンフズベイには、ユニークで可愛らしい「ホリデーコテージ」が立ち並んでいるのも特徴の一つ。
ホリデーコテージとは、1週間単位で貸し出しているコテージ・バンガローの宿泊施設で、まるでその土地に暮らしているような滞在ができるのが魅力です。
イギリスでは、1〜2週間程度のまとまったお休みを取って”何もせずに、ただひたすらのんびりと過ごす休暇”を楽しむ人も多く、休暇中はこういったホリデーコテージのレンタルの人気が高まります。
日本では”休暇中に旅行に行ったら、たくさん観光する”という方が多い印象です。イギリスと日本の文化の違いを感じますよね。
ロビンフズベイは、のんびりすることがよしとされるヨーロッパらしい夏の過ごし方を体験するのにぴったりの場所。アップダウンの激しい坂道にある村なので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
・名称:Robin hoods bay
・地図:
・オススメの時期:4月〜10月
Goathland (ゴースランド)
ハリー・ポッターファンなら必見なのがここ、ゴースランド。『ハリー・ポッターと賢者の石』の映画内で「ホグズミード駅」として登場する駅です。先ほどご紹介したソーントン・デールとウィットビーの間に位置するので、移動がてら立ち寄るとスムーズです。
・名称:Goathland
・地図:
・オススメの時期:年中
Helmsley(ヘルムスリー)
可愛らしいティールームや雑貨屋さんが並ぶ、のどかな田舎町ヘルムスリー。全体的にこじんまりとした石造りの建物が立ち並ぶ、統一感のある街並みが特徴です。
街の中心地は小川が流れ、ほのぼのとした穏やかな雰囲気。
2時間もあれば一通り見て周れてしまうほど小さな街ですが、ちょっとしたお買い物やアフタヌーンティーを楽しめるお店がたくさん。
特に、お天気のいい日はテラス席で紅茶を楽しむ人の姿が多く見られます。
スコーンと紅茶がセットになったクリームティーは、イギリスならではの文化。優雅な時間を演出してくれます。
・名称:Helmsley
・地図:
・オススメの時期:4月〜10月
また、ヘルムスリーの中心地から車で約10分ほど走ると到着する「Rievaulx Abbey(リーヴォール修道院跡)」も必見です。
ナショナルトラストに登録されているこの修道院跡は、イングランドで最も印象的な観光スポットの一つとも言われています。
廃墟と称するには美しすぎる遺跡たちは、かつて人々がどのように暮らし、村や修道院を築き上げてきたのかを教えてくれているよう。
敷地内には実際に、修道院のさまざまな要素が非常に詳しく書かれた案内板もたくさんあり、この跡地がかつてどのような場所だったのか、学びながら見学することができます。
また、併設されているカフェや、広大な芝生ではピクニックを楽しむ人々の姿も。思い思いに自由な過ごし方を楽しめますよ。
英国の魅力に触れる旅を
ヨークには、美しい英国の歴史や文化、景色がたくさん。
まるで”その土地に暮らしているかのような、非日常の日常を楽しむ”イギリスらしい休暇を過ごすのにぴったりです。それぞれの街によって雰囲気や楽しみ方が異なるので、自分に合った旅先を探してみてくださいね。
All photos by Kana Kawahata