海の幸と川の恵み!世界中の食通を唸らせるバスク料理とは?
編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

フランススペインの国境をまたぐバスク地方には、世界中の食通を唸らせる郷土料理が発展しています。美味しいものに目が無い人にはうってつけの目的地、バスクの料理をご紹介します!

 

バスク地方の料理の特徴

バスクで取れる海の幸

Photo by Bilboko Konpartsak

バスクで取れる山の幸

Photo by Pug Girl

バスク地方では、沿岸部からは海の幸、山々の間に流れる川からの恵み、そして内陸からは美味しい野菜や肉など食材が大変豊富です。北と南でも違いが見られ、バスク地方ならではのワインを楽しむことも出来ます。

 

バスク地方ならではの食事の仕方

バスク地方ならではの食事の仕方

Photo by Bilboko Konpartsak

料理に特徴があるだけでなく、その食べ方にもバスク地方ならではの風習がいくつか見られます。地域によっても違いますが、リンゴ酒を高い位置からグラスに注ぎこんで飲んだり、チョコと呼ばれる男性のみの小さな食事会があったり、またスペイン全土でもよく見られる「バル」をはしごしてタパスを楽しんだり、様々です。

 

コロンブスの時代からのトウガラシ

バスク料理の基本でもあり、古い歴史のある食材がトウガラシです。夏に収穫して、乾燥させたものを粉状にして料理に使います。バスク地方郷土料理の一つ、ピペラードと呼ばれる優しい味わいのラタトゥイユの語源もトウガラシからきています。

 

バスク料理の新スタイル

バスク料理の新スタイル

Photo by José María Mateos

バスク料理の新スタイル

Photo by Pug Girl

伝統のあるバスク料理にも新しい風が吹いてきています。タパスのバスク料理版が、ピンチョスと呼ばれる前菜。小さく切ったパンに、小さく食材が盛られています。串刺しになっている様子が名前の由来になっていますが、最近では串が刺さっていないスタイルもたくさんあります。

 

本物のバスク料理を食べに行こう

食材も風習も全てにおいて幅の広いバスク料理は、どんな食通をも飽きさせることがありません。日本人の口にも合う料理が多いため、美食家のあなたは是非バスク地方で本場の味を試してみてくださいね。

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