「珍国の女王」が100以上の国と地域を訪問。心配性で方向音痴な彼女が見た景色とは/高井英子

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こんにちは、コンテンツディレクターの阿部サキソフォンです。ある日、編集長から一冊の本を渡されました。タイトルは「珍国の女王」。珍しい国、と書いて「珍国」…あまり聞きなれない言葉ですが、どうやらこの本は「女王」が執筆されたようです。

ちらっと見ただけでも、絶対にガイドブックなんかが売られていない国の名前ばかり。さすが女王、信じられないくらいの数々の光景を目の当たりにし、人とは違う経験をしていました。

ただ自ら珍国の女王と名乗るのだから、さぞかし根っからの旅人気質なのかと思いきや、「旅の途中で帰りたくなる」「何度も辞めようとした」など、どうやら私たちと似た部分も多くあるようです。そこで、気になるお話を「女王」本人にお聞きしてみました!

 

Q.お名前を教えてください。

高井 英子(タカイ ヒデコ)と申します。

 

Q.珍国の女王の名前の由来は?

・珍国→普段耳にする機会が少ない珍しい国ばかりに行っているから。

・女王→西ヨーロッパを訪れた時に、何度も「どこかの国の女王に似ている」と言われ嬉しかったから。

インパクトも強いだろうと、単純にこの組み合わせにしてみました。

 

Q.なぜ珍国ばかり訪れるのですか?

仕事だからです。

 

Q.年にどれくらい旅をしていますか?

ほぼ毎月、長い時は1回の旅行で月の半分以上旅をしています。旅と旅の間が2日しか空かない時も。

 

Q.一番想像とのギャップがあった国は?

「トルクメニスタン」独裁国家と聞いていましたので、何かと規制が厳しく融通がきかない国と思っていましたが、人々はフレンドリーで明るく、食事も美味しいです。初代大統領がメロンが大好物だったため、メロン記念日があります。

特にロシア系の血が入る女性の美しさには圧倒されます。街が豪華で綺麗だったのに驚きでした。また、白亜街の景観は圧巻。バス停は近代的なドーム型の建物で冷暖房付き、売店までありました。そして日本車が多い。目に入るもの全てが斬新かつ大胆に見えました。

 

Q.日本人に訪れてほしい国は?

太平洋の島々です。特にソロモン諸島。太平洋戦争時代の戦跡が多数あります。ガダルカナル島のアウスティン山には日本の慰霊碑があります。そして車で20分ほどの走ったスカイライン・リッジにはアメリカの慰霊碑があります。

この二国の慰霊碑は向かい合うようにして建っています。

 

Q.女性でも安心して行ける珍国は?

カリブ海やヨーロッパにある海外県と言われる島々は安全で魅力的、かつ個性的です。

例えば、世界一飛行機に手が届きそうな空港を有するカリブ海の島「オランダ領セントマーチン」や島の約半分が世界遺産であるインド洋の「レユニオン島」、フィンランドとスウェーデンの間にある「フィンランド領オーランド諸島」は意外にも日本との関りが濃く深い島です。

 

Q.旅中、帰りたいと思うことはありますか?

正直言って、毎回旅の途中で「帰りたい」と思うことは2~3度あります。「帰りたい」と思わなかった旅はないです。体調が悪くなった時、とんでもないトラブルに見舞われた時、そして突然、日本にいる家族や友達が無性に恋しくなった時。

この仕事を始めた最初の2年間は「毎回帰りたい」と泣いていました。旅先では妙にセンチメンタルになりますよね!

 

Q.それでも旅を続ける理由は?

今まで何度もやめようと思いました。いつも「もうこれを最後にしよう」と思うんです。旅先でヘビーなトラブルが相次いだ時など特に。しかし、帰国してしばらくすると日本にいても、海外にいる時と同じような感覚を味わうことがあります。

頬を撫でる風、空の青さ、水面がキラキラ光る海、射す光の穏やかさ、雲の流れや鳥のさえずり、そして人々の笑顔や優しさに触れた時に一瞬で自分を取り囲む空気感が海外にいるような錯覚に陥り、今すぐにでも飛行機に乗って飛んで行きたくなるのです。この感覚があるから、旅がやめられません。

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WRITER

阿部まなみ
阿部まなみ
コンテンツディレクター
*コンテンツディレクター* 高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニュ…

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