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笑顔あふれる南太平洋の楽園「フィジー」はなぜ世界最幸なのか?

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最新の世界幸福度ランキングで一位を獲得したのは、南国の楽園フィジー。僕は2007年からフィジーに移住して今年(2015年)で9年目になります。

移住する前、約2年間、旅人として世界を廻ってました。自分に一番フィットする国を見つけるために。これまで、100カ国を旅してきましたが、日本よりも住みたいと思った国は、フィジーだけ。

今回はそんなフィジーについて紹介したいと思います。

 

1.なぜ世界最幸なのか?

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Photo by yuma nagasaki

フィジーは経済的には豊かじゃない。むしろ貧しい発展途上国。働いてない人も多いし、平均寿命も短い。乳児死亡率も高いし、ちょっと前まで(2014年9月)軍事政権で政治的にも不安定。でも、国民が世界一幸せを感じています。なぜ?

理由はいろいろあります。一つだけ挙げるとすれば、「人類みな兄弟」力。言い換えれば、他人事を自分事として感じ、相互扶助する力です。たとえば、こんなことです。

・スーパーのレジでお金が足りなくて困ってたら、後ろに並んでた見ず知らずの人が不足分を払ってくれた。

・5人目の子供を産んだ女性が、子供ができない夫婦に、生まれた子供をプレゼントしてた。

・東日本大震災から4年が経過。4年前から毎日欠かさず、被災者のことを思って「祈り」を捧げてくれてるフィジー人がいる。日本とは縁もゆかりもない人なのに、日本人でさえ震災のことを忘れてしまってる人がいるのに…。

・温暖化の影響で水没の危機にあるキリバス共和国。でも、どこの国も「自国の経済発展」を優先し、キリバス人の受け入れを嫌がる。そんな中、フィジーの大統領がキリバスを訪問し、こう宣言した。「国際社会が温暖化対策に失敗すれば、全員フィジーに移住したらいい。我々は困っている隣人に背を向けることはない」

ご近所さんレベルの小さいコミュニティから地球規模のコミュニティまで、自分の家族のような感覚でいるフィジー人。「お金」なんかよりも「人とのつながり」を重視するフィジー人の考え方が、世界一幸福な国民と言われる所以だと思います。

 

2.流行りの観光スポットは?

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photo by shutterstock

フィジーといえば、やっぱり海!常夏のフィジー・リゾートでバカンスを過ごすために、多くの観光客がフィジーを訪れます。観光客の約7割はオーストラリア人とニュージーランド人。日本人にとってのハワイは、彼らにとってのフィジーなんです。

世界のセレブを魅了するプライベート・ビーチもあり、ビル・ゲイツやトム・クルーズも遊びに来てます。ブリトニー・スピアーズは新婚旅行で来て、「ロマンスの炎が燃え上がる島」ってポエムを書き、メル・ギブソンはフィジーにハマリすぎて約15億円で島を購入しています。

そんなフィジーの中でも、今、注目度ナンバーワンは、「クラウド9」と呼ばれる海に浮かぶBarです。珊瑚礁に囲まれた海上Barで、爽風に身体を浄化してもらいながらベッドに寝そべり、カクテルを飲む。冷たい刺激が欲しくなったら、そのまま海へダイブ!

こんな癒しの楽園への料金が、たった1万円(1日クルーズ)
※港(空港から車で20分)からの往復ボート&ランチ込。

フィジーにお越しの際は、クラウド9でセレブ気分を満喫してみてください♪
※ちなみに、英語で「cloud 9」は「超ハッピー」って意味。

 

3.ユニークなアクティビティは?

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Photo by yuma nagasaki

旅の醍醐味は地元の人たちとの触れ合い。「世界一フレンドリー」と言われるフィジーだと、なおさらフィジー人とのカラミが重要です。

フィジーでは、街中でも、バス停でも、トイレでも、どこでも苦労なくコミュニケーションを取ることができます。さらにドップリと深くフィジー色に染まりたい人にオススメの場所があります。それは、「カバ・ショップ」です。

 

「カバ」とは、木の根っこを乾燥させて粉状にしたものを布で包んで、洗面器に入れた水の中でしぼり出した飲み物です。見た目は泥水、味は漢方薬、飲んだら舌がピリピリしびれてきます。

フィジー人は、夕方くらいからカバ・ショップ(居酒屋みたいなもの)に集まってきます。そこでカバを飲みながら、深夜まで語らいます。「カバ会のためにフィジー人は生きてる」って言っても過言ではないです。「No Kava No Life」。人間関係を重んじるフィジー人らしい文化ですね。

 

カバには鎮静作用があります。飲めば飲むほどテンションが上がる酒とは逆で、飲めば飲むほどテンションが下がって、リラ~ックスした感じになります。

カバ・ショップ前を通ると、カバ会してるフィジー人たちが「こっちおいで。一緒にカバ飲もう!」と誘ってくれます。昼間に公園を歩いてたら、フィジーの首相がカバ会をしていて、誘ってもらったことすらあります。さすがフレンドリー大国フィジー!

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Photo by yuma nagasaki

外国人の僕でも、こうやってすぐに受け入れてもらえます。フィジーはイギリスの植民地だったので、国民のほとんどが英語を話せます。いろんな国を旅してきましたが、フィジーほどスピーキングの機会に溢れる国は見たことないです。カバ会に参加して、英語力を伸ばしてみてください☆

 

4.フィジー料理って?

フィジー人の主食は、イモ類(キャッサバ、タロイモ)です。加えて、米やヌードルも食べます。体質的にも太りやすい上に、炭水化物率の高すぎる食生活の結果、世界有数の肥満度になっています。糖尿病が大きな社会問題になっています。

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Photo by yuma nagasaki

写真のように、この新聞の宣伝記事だと、39インチの液晶テレビ(AQUOS)が小さく見えてしまいますね…。でも、フィジー人は気にしてません。むしろ、太ってないとモテません。

太ってるほうが、男性は「頼りがいがある」、女性は「セクシー」に見られる傾向が強いんです。太ったフィジー人に栄養バランスについてアドバイスをしたりすると、「健康になるために生きてるわけではない」と、奥深い反論をしてきます。

そんなフィジーでも、健康オタクの日本人にウケのいいフィジー料理があります。それは、ココンダです。

フィジー風刺身とも言われてます。白身魚のぶつ切りをレモンでマリネして、ココナッツミルクにつけ込んで食べます。適度な酸味でサッパリした食感。ココナッツに盛られ、ビーチ沿いで食べれば、仕事から解放された南国感も堪能できます。

 

5.Happiest Countryからのメッセージ

フィジーはブータンのように「国策で幸せを追求」している国ではありません。デンマークのように「社会福祉が充実していて老後も安心」という国でもありません。

フィジーは「人が世界遺産級に魅力的」な国です。そんな人たちの集合体だから、世界一幸福な国なんです。

「僕の物はあなたの物。あなたの物は僕の物」と何でもシェアするフィジー人。
過去を振り返らず、将来を案じず、「今ここ」を生きるフィジー人。
高田純次のようにテキトーなフィジー人。
間違い電話の相手とも長話しちゃうフレンドリーなフィジー人。

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Photo by yuma nagasaki

日本と対極な国だからこそ、発見がたくさんあります。幸福について学びたければ、フィジーへおこしやす。僕がフィジーで学んだ「幸せの法則」は本当にシンプルです。

・困ってる人がいたら助ける
・自分が困ってたら助けてもらう
以上。みたいな(笑)

日本の常識は世界の非常識と言われます。フィジーの常識も世界の非常識です。足して2で割れば、ちょうどいいグローバル常識になるかもしれませんね♪ぜひぜひフィジーを訪れ、世界最幸を体感してみてください☆

 

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Writer

100カ国を旅し、世界最幸の国へ移住
世界一周後、日本より住みたいと思った唯一の国、フィジー共和国へ2007年に移住。現地の語学学校(Free Bird)でマネージャー。旅経験を活かし、日本の学校(小中高大)でゲスト講師をしたり、内閣府国際交流事業に参画したり、日本でも活動中。 ※世界幸福度ランキング(2011/2014)でフィジーは一位を獲得!

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