冬の雪深さで知られる新潟県ですが、絶景は雪景色ばかりではありません。日本列島の成り立ちに関わるような荒々しい断崖や、夏を謳歌するような花畑など見るべきところがたくさんあります。
一度は見ておきたい絶景を選んでご紹介します。
親不知
photo by c.n./PIXTA
ここを過ぎれば極楽浄土。
日本海に連なる断崖絶壁はかつて、ここを乗り越えれば極楽浄土、といわれるほどの難所だった。現在は海沿いの国道と日本海にせり出した高速道路が絶景を生み出している。
・名称:親不知コミュニティロード展望台
・住所:新潟県糸魚川市大字市振119-1
・アクセス:JR親不知駅から5km
・電話番号:025-552-1511 (糸魚川市交流観光課)
・公式サイトURL:http://geo-itoigawa.com/igp/about/24geosite/geosite2/#point02
星峠の棚田
photo by Kenichi Washio
水鏡に映る春。
春になると水田は水鏡になり、周囲の風景を鮮やかに映し出す棚田。少し肌寒い晴れた朝は、棚田を覆う朝もやと空や木々を映す水鏡がつくる、幻想的な世界が広がる。
・名称:星峠の棚田
・住所:新潟県十日町市星峠
・アクセス:JR越後湯沢駅より北越急行ほくほく線大島駅下車7km
・電話番号:025-597-3000(十日町市観光協会まつだい事務所)
・公式サイトURL:http://www.tokamachishikankou.jp/modules/gnavi/index.php?lid=331&cid=26
奥只見シルバーライン
photo by 越山/PIXTA
スリル満点、秘境のトンネル。18kmに渡って19のトンネルが連なる道。荒削りの岩肌がむき出しの壁や急カーブ、湧き水、トンネル内交差点。通り抜けるだけでもスリル満点のアトラクションだ。
中子の桜
photo by 天山/PIXTA
朝一番に訪れたい。雪の残る中子の溜池。そのほとりで満開を迎える桜は、豪雪地帯、新潟だからこそ見ることのできる奥ゆかしい絶景だ。朝には霧が桜を包み、フォトジェニックな姿を見せる。
越後七浦シーサイドライン
photo by アイアンホース/PIXTA
海と緑と岩の絶景。日本海沿いを走る国道402号線のなかで最も美しいといわれる区間。海風に吹かれる道の途中には、洞穴「判官かくし」や角田岬灯台や点在する怪石など、見どころも満載だ。
青海川駅
photo by seiji/PIXTA
日本一海に近い駅。海と山に囲まれた秘境駅。電車を降りると、手を伸ばせば届きそうな距離に日本海が広がる。日没後、波音だけが聞こえる静寂のなか、味わうものは海だけではないだろう。
河岸段丘絶景ロード
photo by みやちゃん/PIXTA
日本一の河岸段丘。全9段、段丘面の高さ、広さから日本一といわれているこの段丘を一望できるのが、河岸段丘絶景ロード。森林の香りと緑を味わう、贅沢な癒やしの旅に出かけよう。
竜ヶ窪の池
photo by なめ/PIXTA
竜がつくった神秘の池。竜が降らせた雨によってできたという伝説が残るこの池。夏には気温差で朝霧が発生し、とっても幻想的な光景が広がる。この絶景に、あなたの心もきっと透き通るはず。
尾瀬ヶ原
photo by genki/PIXTA
黄金色の草紅葉。あたり一面が黄金色の草紅葉で覆われる、秋の尾瀬。まわりの木々の紅葉とはまた違う色合いで、両者を一度に味わうことのできる、なんとも贅沢な場所だ。
美人林
photo by Kenichi Washio
美しすぎるブナ林。あまりの美しさに、その名がついた美人林。木炭製造のために丸坊主になった山に育ったブナの木は、野鳥の生息地として近年見直されている。紅葉の見頃は10月中旬頃から。
夏井のはざ木
photo by f-91/PIXTA
雪と田園の情景。木と木の間に横木を渡して刈り終わった稲を掛ける、はざ木。一年の役目を終えた冬、独特の形をしたはざ木が雪に覆われた姿からは、美しい日本の原風景を感じられる。
こちらから以下は「365日 日本一周 絶景の旅」に載っていないスポットです。