編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

世界にはさまざまな不思議な風景があります。暗闇なのに洞窟の中がキラキラとまるで満天の星空のように輝いていたり、自然の変化によって地形がマーブル状になったり。そこで今回は思わず冒険したくなる世界の洞窟をご紹介します。

*編集部追記
2016年4月公開の記事に洞窟を追加しました(2017/12/31)

 

そもそも洞窟って?

洞窟といってもいくつか種類があります。大きく分けると自然洞窟と人工洞窟。自然洞窟の中には、雨水や地下水が岩石を少しずつ溶かしていくことによって形成される溶食洞窟、雨水や地下水が岩石を削り取ることで形成される浸食洞窟、火山の噴火による溶岩の中に形成された火山洞窟などがあります。

 

ワイトモ洞窟 / ニュージーランド

ワイトモ洞窟はニュージーランドにあります。洞窟なのにその中はキラキラと輝きまるで星空のよう。このキラキラ輝くものの正体は、実は「ツチボタル」という虫なのです。

ツチボタルは餌となるほかの虫をおびき寄せるために光るのだとか…。美しさの現実は意外にシビアです。


アクセス:オークランドからワイトモ行き、長距離バスで約3時間

 

テアナウ洞窟 / ニュージーランド


世界遺産にも登録されている、ニュージーランドの「テ・ワヒポウナム/南西ニュージーランド」。その国立公園内にあるテ・アナウ湖のテ・アナウ洞窟は、青く輝く情景が有名です。

この光の正体はヒカリキノコバエの幼虫、つまりここの光もツチボタルなのです。

参照:realjourneys

 

マッカウス洞窟 / 北海道

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photo by pixta

ここは北海道の羅臼町。ここにも光り輝く洞窟があります。マッカウス洞窟は、ドラマ「北の国から」でロケに使用されました。純と結のデートのシーンで有名になった場所です。ここの光の正体は苔の一種、天然記念物の「ヒカリゴケ」なのです。

映画「もののけ姫」のような世界観が間近で見られるのは感動ものですね。網走市から車で2時間以上かかる場所ですが、日本で幻想的な光景の見られる数少ない場所ですから、是非とも行ってみることをおすすめします。


アクセス:羅臼町には西隣りの斜里町ウトロから知床峠を通って半島を横断

 

マーブルカテドラル / チリ

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photo by pixta

マーブルカテドラルは南米のチリにある洞窟です。大理石と石灰石が溶岩により混ざり合って、マーブル状の美しい文様ができました。

青白い洞窟にさす光は見るものを虜にします。


アクセス:チリのプエルト・トランキーロからボートにのって向かう。

 

芦笛岩 / 中国

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photo by pixta

芦笛岩は中国にある洞窟です。ご覧の通り、とてもカラフルな色彩です。カラーのライトでもあてているのかとも思いましたが、実際にこの岩はこの色でした。

ではなぜ、こんなにカラフルなのでしょうか。答えははるか昔、唐の時代にさかのぼります。その時代にインクで色付けされたとのことでした。

アクセス:桂林市街中山中路から芦笛岩行きバス

 

青の洞窟 / イタリア

青の洞窟 / イタリア

photo by shutterstock

ダイビングスポットとしても名高いナポリの青の洞窟は、世界中にある青の洞窟の中でも最も透明度が高く、かつ美しい水面が広がっていると評判です。

晴れた日の洞窟には陽の光が優しく差し込み、水面が一面青く輝いて幻想的ですね。ナポリ市街からは、フェリーと高速船が運航されており、最短で40分程度で到着してしまいます。

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