自然や歴史を身近に感じることのできる国・ペルー。世界中から観光客が訪れる、大人気の観光地です。ペルーといえばまず思い浮かぶのは、世界遺産ランキング第1位の「マチュピチュ」でしょう。
しかしその他にも、ペルーには数多くの魅力的なスポットが存在します。今回の記事では、ペルーに行った際に必ず訪れるべき、おすすめ観光スポット24選を厳選して紹介します!
❐南米ペルーの物価や治安まとめ!行く前に押さえておくべき12のこと
❐ペルーの物価は?治安は?ビザは?ペルー旅行の基本情報まとめ
❐謎に包まれたペルーの空中都市「マチュピチュ」の楽しみ方
*編集部追記
2017年7月の記事に新たに追記しました。(2018/08/21)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
世界中から集めた365カ所の絶景を見に行こう
この記事では、TABIPPOのモノづくりブランド「PAS-POL」より発売された「365日世界一周絶景の旅」のスポットを抜粋しています。
365日。1年かけて、
本当に世界一周できたなら。「いつか旅に出てみたい」
「世界中の美しい景色を見てみたい」そんな夢物語を現実にするために、
世界中から365カ所の絶景を集めて、
本当に行くことができるルートまで考えて、
一冊の本をつくりました。
サクサイワマン
photo by 北野正樹
クスコの北にあるサクサイワマンは、ケチュア語で「満腹のハヤブサ」を意味します。インカ文明特有の石組みが階段状に3段ずつ、幅数百メートルの平地を挟んだ南北の丘に築かれています。
現在でも、クスコの人々によってインティ・ライミ(太陽)の祭りが毎年6月24日に行われていて、冬至に行なわれるこのお祭りはインカの伝統的な成人式にあたるそう。
・名称:サクサイワマン
・住所:Cusco 084, Peru
・マップ:
・営業時間:7:00~17:30
クスコ
photo by 斉藤貴士・フォトリッパー
インカ帝国の首都だったこの街は、ケチュア語で「ヘソ」を意味するクスコと名付けられ、帝国内のあらゆる地方から人々が集まり、まさに世界の中心とされました。
インカとスペインの建築物が融合した赤レンガの歴史ある街並みには独特の雰囲気が漂います。精蜜なインカの石組みは有名だが、手を触れることは禁じられているので注意するように。
・名称:クスコ
・アクセス:リマから飛行機で約1時間
・マップ:
マチュピチュ
photo by 上田拓明・フォトリッパー
マチュピチュとは「老いた峰」を意味します。発見からまだ100年の南米の高地に潜んでいたインカ帝国最大の遺跡。山裾からは見ることのできない空中都市は、いまだ謎に包まれた「登れる遺跡」。
ベストシーズンではありませんが、雨季に雨が降って霧がかかるなかで見られるマチュピチュは幻想的で特に美しいとも言われます。マチュピチュのさらに奥にあるワイナピチュは入場制限がかかっており、2019年1月から新規制が適用されているので、事前に調べてから向かうようにしましょう。
・名称:マチュ・ピチュ
・アクセス:マチュ・ピチュへのツアー参加がオススメ
・マップ:
・営業時間:6時~17時
・定休日:無休
・料金:マチュピチュ遺跡のみ 128ソーレス マチュピチュ遺跡と博物館 150ソーレス
・公式サイトURL:https://ja.wikipedia.org/wiki/マチュ・ピチュ(Wikipedia)
ナスカの地上絵
photo by 阿部裕磨
ペルーの首都、リマからパン・アメリカン・ハイウェーを南に約440kmに位置する場所にあり、1939年に発見された地上絵によって一躍有名になりました。地上絵はセスナで見学ができ、リマからは日帰りのツアーも数多くあります。また、15kmほど離れたところまで行けば観測用展望台があるので、ここからもいくつかの地上絵を見ることが可能。
地上見学も可能で、実際に一部の地上絵に触れることができるツアーは必見です。
・名称:ナスカの地上絵
・アクセス:ナスカへは長距離バスを利用。リマから7時間程度
・マップ:
・定休日:無休
・料金:フライト料金は95$~130$程度(シーズンによって異なる)
・公式サイトURL:https://ja.wikipedia.org/wiki/ナスカの地上絵(Wikipedia)
バジェスタス島
photo by Jacek_Kadaj/Shutterstock.com
ペルーの港町・パラカスからボートでわずか30分。そこにはアシカやペリカン、ペンギンが大量に生息し、リトルガラパゴスと言われている島が浮かぶ。
このバジェスタス島への上陸は通常禁止されており、近くまで行けるのはパラカスからのボートツアーのみ。様々な動物たちを見ることができます。
・名称:バジェスタス島
・アクセス:ツアーを利用
ワカチナ
photo by 関本渉
ペルー南西部にある小さな村で、人口はたったの115人。砂漠の中に存在し、小さな湖を囲むその光景から「アメリカのオアシス」とも呼ばれています。
絵に描いたかのようなオアシスには、ヤシの木やユーカリなどが植えられ、周辺には宿やホテルが並び、真ん中の湖は緑色をしている。夜になると、砂漠のなかにポツンと小さな明かりの群れが浮かび上がる光景が美しいです。
砂漠内ではサンドバギーや、サンドボードを楽しむことができます。
・名称:ワカチナ
・アクセス:首都リマからバスで移動
・マップ:
リマ
photo by Christian Vinces/Shutterstock.com
ペルーの首都・リマ。マチュピチュやクスコなど、他の有名観光地への乗り継ぎ地点として1泊だけといった旅行者が多いが、少し旅の歩みを止めのんびりしてみるのも悪くない場所です。
世界一の大きさを誇るギネス認定の噴水公園では、13種類の噴水それぞれの特徴を生かした水と光のパレードが楽しめ、デートスポットとして人気。夜になり海岸の高台に足を運べば、見事なまでの海岸線をひとり占めすることができる。
チチカカ湖
photo by Gail Johnson/Shutterstock.com
アンデス山中のペルー南部とボリビア西部にまたがる標高3,890mの淡水湖。数少ない古代湖の一つで、インカの初代皇帝が降臨した神聖な地として崇められている。
湖には、トトラという葦(わら)を何重にも積み重ねて作られた浮き島「ウロス島」があり、ウル族という少数民族が住んでいる。実はトトラは食用にもなり、スポンジのような不思議な触感を味わうことができます。
・名称:チチカカ湖
・住所:Puno 21000, Peru
・アクセス:クスコまたはアレキパからバスでプーノ(チチカカ湖のほとりの街)まで、クスコから電車でプーノまで
・マップ:
*編集部追記(2018/08/21)
以下、本書籍に掲載されていない観光スポットの一覧となります。
サン・フランシスコ教会・修道院(リマ)
バロックとアンダルシア風の建築様式が特徴的な「サン・フランシスコ教会・修道院」。いくつもの歴史的建造物が建ち並ぶリマ旧市街の中でも、特に重要な建築物の1つとして考えられています。
ここの見所は何と言っても、地下にあるカタコンベ(地下墓地)。おびただしい数の遺骨には、ただただ圧倒されます。
・名称:サン・フランシスコ教会・修道院
・住所:Jirón Lampa y Ancash, Distrito de Lima, ペルー
・アクセス:Jr.AncashとJr.Lampaの角、アルマス広場からすぐ
・マップ:
・営業時間:9:30~17:30
・定休日:無休
・電話番号:+51 1 4267377
・料金:大人7ソーレス(約210円)、子供3.5ソーレス(約105円)
リマ大聖堂(リマ)
ペルーの征服者として有名な、フランシスコ・ピサロの遺骸が納められている「リマ大聖堂」。
内部には白い柱が複数並んでおり、その両側の壁は、金や銀箔、彫刻などで美しく装飾されているそうです。ペルーにおいて、キリスト教を布教するのに大きく貢献した場所です。
・名称:リマ大聖堂
・住所:Jirón Carabaya, Distrito de Lima 15001 ペルー
・アクセス:デサンパラドス駅下車すぐ
・マップ;
・営業時間:9時00分~17時00分
・定休日:日曜日
・電話番号:+51 1 4279647
・料金: 10ソーレス