ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

こんにちは。TABIPPOライター、オトナフォトジェンヌほさかまきです。

6月下旬にクロアチアのドゥブロヴニクに入った私は、そこから北上することは決まっていましたが、どのようなスケジュールで進もうか考えていました。そんなとき、ふと目に留まったのがアドリア海に浮かぶ島々。

クロアチアはヨーロッパのバルカン半島の西岸に位置しており、アドリア海に多くの島をもっています。調べてみると、様々な特色をもった島があることがわかりました。

クロアチアに行く旅人の多くがドゥブロブニクとスプリットに滞在しますが、その間は陸地をバスで一気に移動するのが主流です。私は自然が好きなのと、クロアチアに比較的長期間滞在することができたため、島に宿泊してみることにしました。

 

ムリェト島

Photo by ほさかまき

私のイチ押しの島が、ムリェト島です。この島は森林に覆われた緑の島で、地中海で最も美しい島のうちの一つと言われています。

島面積の約1/3が国立公園に指定されており、その中にある大小2つの湖が観光スポットです。ドゥブロヴニクからフェリーで約1時間40分で行くことができます。

Photo by ほさかまき

ムリェト島でできることは、遊歩道を散歩する、トレッキングをすることはもちろんですが、夏場は湖で泳ぐことができます。レンタサイクルがあるため、湖畔をサイクリングすることもできます。

湖は緑がかった不思議な色をしていて、青から緑へのグラデーションがとてもきれいです。湖周囲の遊歩道を歩くだけでも気持ちが良いうえに、遊歩道のベンチに座ってさわやかな風に吹かれながら、キラキラと輝く湖面を眺めるのは本当に幸福な時間でした。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

 

ブラチ島

Photo by ほさかまき

ブラチ島は、ボルという町にあるズラトニ・ラットというビーチが有名です。スプリットからボルまではフェリーで約1時間で行くことができます。

ズラトニ・ラットはクロアチア語で「黄金の角」という意味で、その名のとおり、上空から見ると角のような三角形をしています。松林の緑に砂浜の白、海は淡いマリンブルーから濃い青へのグラデーション。「ヨーロッパで一番美しいビーチ」のひとつに選ばれたことがあるのも納得の美しさです。

通常、ビーチといえば日射しを遮るものがないのが難点ですが、ここはビーチに松林があるため、木陰で涼しく海を楽しむことができます。美しい景色の中で読書をするのが心地よかったです。

Photo by ほさかまき

ズラトニ・ラットの唯一の難点は、観光客が多いことです。港から海沿いをズラトニ・ラットとは逆側に10分ほど歩くと、ローカル向けのビーチに到着します。地面は砂浜ではなく石ですし、海自体の美しさはズラトニ・ラットには敵いませんが、私のように静かにゆったり過ごしたい人は一度行ってみたらよいかと思います。

ボルではトレッキングもでき、山頂からはズラトニ・ラットを望むことができます。登り3時間、下り1.5時間かかるそうです。実は私もチャレンジしたのですが、午後3時から登り始めたため、暑すぎてバテてしまい、諦めて途中で引き返しました。

登る場合は必ず早朝に出発し、水をたくさん持っていきましょう。早朝は山自体の影で日陰になりますが、山には木が少ないため、陽が昇るにつれて炎天下の中を歩くことになります。

ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

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