こんにちは。 カップルトラベラーとして活動している、ほっさくら(@hossakuraworld)の桜子です。この度、長年の夢だった新婚旅行での世界一周を終え、無事に日本に帰国しました。
実は、わたしにとって、今回の世界一周は人生で二度目。
7年前にひとり旅をした時から、「いつか好きな人と、もう一度世界を回ってみたい」ずっとそう思っていました。
今日は、そんな「二度の世界一周の夢を叶えた今、わたしが大切にしたいもの」についてのお話をしたいと思います。
はじめての一人旅は世界一周
photo by hossakuraworld
わたしがひとり旅を決意したのは今から7年前、24歳の時でした。それまで、海外に興味はあったものの、ひとり旅なんてしたこともありませんでした。
そんなわたしが、ひとり旅で世界一周を決めた理由は色々ありますが、「せっかく色んな国に行ける”日本”という国に生まれたんだから、いろんな世界を見てみたい!」そう思ったのが大きな理由です。
突然ですが、皆さんはご存知でしょうか?実は、日本人に生まれる確率って、わずか1.6%程なんです。すごくないですか?もはや奇跡のレベルだと思います。
自国のほかに、一歩も出ることを許されず一生を終える人たちが世界にはたくさんいる中で、わたしたち日本人は、日本に生まれたというだけで、無敵のパスポートを手に入れることができるのです。
つまり、世界をこんなに簡単に旅ができるのは、日本人の特権でもあります。
当時のわたしは、看護師免許を無事に取得し、彼氏もおらず、旅をするには最高の環境でした。行かない理由なんてありませんでした。
完全に、ひとりで旅に行く不安よりワクワクする気持ちが勝っていました。世界一周の旅を想像するだけで、興奮して眠れなかったのを今でも鮮明に覚えています。
もしかしたら、あの決断があったから、「人生迷ったらワクワクする方へ」という今のわたしの生き方の軸が芽生えたのかもしれません。
ひとり旅があまりに最高すぎた
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旅に出るまでは、一人旅=孤独なイメージをしていたのですが、実際は全然そんなことありませんでした。むしろ、ひとりの時間なんてないくらいです!
インドに行けば、必ず現地のチャイ屋が売りに来てペラペラな日本語で話しかけてくるし、モロッコに行けば、どんなに巻いても誰かしらが付いてきます。
どこにでも日本人はいて、旅人同士というだけですぐに仲良くなれちゃいます。
今や、家族のような存在のアメリカ横断メンバーも、旅に出てなかったら出会えていません。
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一歩、日本を出たら、そこは本当に別世界でした。
世界は、日本にいたら出会えない人、出会えない景色、出会えない価値観で溢れていました。とにかく毎日が新しい出会いで、毎日が刺激的でした。
あまりにも学べることがありすぎて、世界一周の最後の日記に、私はこんな事を書きました。
「30歳で大好きな人と結婚して、ハネムーンで世界二周目に行く!」
30歳で結婚してハネムーンで世界二周目へ
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そして、30歳になったわたしは、本当に新婚旅行で世界二周目の夢を実現することができました。
新婚旅行での世界一周旅は、いま思い出しても、夢のような毎日でした。
ひとり旅の時に、「あぁ、この絶景を好きな人と共有できたら、どれほど幸せか」と何度も思っていたことが実現できたウユニ塩湖は、いろんな思いが交錯して、自然と涙が溢れました。
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一生、家に飾りたいレベルの写真を、世界中で、数え切れないほど撮ることができました。
「昼のウユニ塩湖/ボリビア」
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「マチュピチュ/ペルー」
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「愛のトンネル/ウクライナ」
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こんな景色を一緒に見ることのできた旦那さんとは、これから何があっても、乗り越えていけるような気がしています。