7月3日、フィジー・エアウェイズは成田ーナンディ線を就航しました。2009年にエア・パシフィック航空が撤退して以来、9年ぶりの就航。これまで乗り継ぎでしか行けなかったフィジーへ、直航便9時間で旅できるようになったのです。
300以上の島々からなるフィジー。ハネムーン先としても人気を集め、日本からの渡航者も年々増え続けています。今回フィジー・エアウェイズの成田ーナンディ就航便に搭乗してきたので、その様子をご紹介します。
出発前にはセレモニーを開催
成田ーナンディ線就航セレモニーには、成田国際空港 取締役 営業部門長 荒川武氏、フィジー共和国民間航空局 局長 ライルン・カーン氏、フィジー・エアウェイズ 国際業務部 エグゼクティブ・ジェネラルマネージャー シェナーズ・ヴォス氏、フィジー・エアウェイズ CCO マーク・キャヴァリエ氏、フィジー共和国 駐日特命全権大使 イシケリ・ウルイナイライ・マタイトガ氏、国土交通省 東京航空局 成田空港事務所成田国際空港長 石井靖男氏が参加しました。
フィジー・エアウェイズ・グループは1951年に設立。フィジー・エアウェイズおよび子会社のフィジー・リンクは17ヶ国108都市に就航しています。
リボンカットを終えると、期待に胸を膨らませた乗客たちが笑顔で搭乗ゲートを通っていきました。
フィジー・エアウェイズの機内
A330-200にはビジネスクラス24席、エコノミークラス249席を用意。この日はビジネスクラスを利用しましたが、24席は満席となっていました。
アメニティキットには、歯ブラシ、アイマスク、靴下、耳栓、ボディローション、ボディミストが入っています。機内では乾燥が気になるので、ボディローションが入っているのは高ポイント。女性にとって嬉しいセットとなっています。
もちろん、機内エンターテイメントも充実。ハリウッド映画からボリウッド映画まで多種多様の作品を揃えているほか、ミュージックアルバムは550枚以上取り揃えているというのだから驚きです。
空の上の食事に大満足
席に着いたら、まずシャンパンをいただいて隣のお客様と乾杯。この日は就航記念ということもあり、特別メニューが用意されていました。
夕食の前に、和食のお弁当をサーブされます。こちらがメインかと思うくらいのボリュームで、お刺身やつくねなどが綺麗に盛り付けられています。
このあとにメインが登場、そして食後には就航記念のチョコレートケーキも振舞われました。
一眠りして朝を迎えたら、朝食のサービス。ヨーグルトパフェとパンが提供された後、メインのオムレツが運ばれてきました。夕食をあれほど食べたというのに、不思議と朝食もぺろりと食べられました。
もちろん食事のあいだは、世界中から厳選したワインもいただけます。