「新潟でやりたい100のことを集めた記事を書いてほしい」。編集長にこう言われた時は、「新潟で生まれ、新潟で育ったわたしにかかれば余裕っしょ!」と思っていました。ええ、思っていました。(過去形です)
新潟で生まれ育ったとはいえ住んでいたのは高校生まで(何年前なのかは聞かないでください)、そしてほぼすべての時間を新潟市内で過ごしていたので、下越民の自分からしたら中越や上越は他県に思えるほど知識がないのです。
でも依頼されたからには、なんとか出身県の魅力を伝えなければ……もっと多くの人に新潟に遊びに来てほしい……そう思ったわたしに、多くの方が協力してくださいました!!!(涙)おかげさまで新潟でやりたいことを100個まとめられましたので、ぜひお付き合いくださいませ。
見出し
- 1新潟のグルメを味わう
- 1.1お祭りの屋台では行列。「ぽっぽ焼き」は外せない!
- 1.2新潟B級グルメといったらこれ!「みかづき」のイタリアンメニューを全制覇
- 1.3「黒崎茶豆」をつまみにビールで乾杯!
- 1.4他にも、新潟のグルメを味わう方法
- 2あえて、新潟の穴場スポットを訪れる
- 2.1チューリップが咲き誇る国営越後丘陵公園でピクニック
- 2.2砂浜に座って楽しむ「日本海夕日コンサート」はなんだか新鮮
- 2.3紅葉の絶景スポット旧齋藤家別邸で風情を楽しむ
- 2.4他に、新潟の穴場を観光するなら
- 3新潟で自然を満喫
- 3.1「津南雪まつり」でラプンツェルの世界を体験
- 3.2美人林で立ち姿が美しいブナの樹を撮影したい
- 3.3日本三大渓谷で、十日町にある清津峡にいく
- 3.4他に、新潟の自然を満喫する方法
- 4新潟のおしゃれスポットを満喫する
- 4.1「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」で自然の中のアートに触れる
- 4.2海辺のカフェ「Jeli Cafe」はまるで絵本の世界
- 4.3農家レストラン「エストルト」でとれたての味を堪能!
- 4.4新潟のおしゃれスポット、もうちょいあります
- 5新潟でユニークなデートをする
- 5.1「新潟淡麗 にいがた酒の陣」でほろ酔い気分
- 5.2駅近で楽しめる「越後のお酒ミュージアム ぽんしゅ館」
- 5.3弥彦の紅葉を楽しんで弥彦神社の縁結びの神様に参拝
- 5.4他に、新潟でデートするならこんな体験
- 6新潟の夜を観光する
- 6.1夏の夜を鮮やかに彩る長岡花火大会に出かけよう
- 6.2日本三大夜桜の「高田公園」でオールキャンプ
- 6.3メディアシップ そらの広場
- 6.4他に、新潟の夜を楽しむ方法
- 7新潟の温泉でゆったりする
- 7.1友達カップルと弥彦温泉で修学旅行気分
- 7.2新潟、実は温泉大国です
- 8新潟観光のお土産を買う
- 8.1個人的おすすめNo.1「瑞花」のうす揚
- 8.2乳製品は迷いなく「ヤスダヨーグルト」をチョイス
- 8.3亀田だけじゃない「柿の種」
- 8.4新潟で買いたいお土産は他にも
新潟のグルメを味わう
お祭りの屋台では行列。「ぽっぽ焼き」は外せない!
photo by Abe saxophone
新潟の屋台で欠かせないものといえば、ぽっぽ焼き。関東に出て、「ぽっぽ焼きの屋台はどこ〜〜〜!」と躍起になって探したのが懐かしいです(もうウン年前……)。
見た目は微妙な感じですが、無限に食べられる中毒性があります。黒糖味の細長い蒸しパンといったところで、地元ではよく緑か紫の紙に包まれて渡されます。ちなみに地域によっては、ぽっぽ焼きでなく「蒸気パン」というところも。
最近では古町にもお店ができたので、お祭り以外でもぽっぽ焼きを食べられます。新潟に行く時期にお祭りがない……なんて時は、ぜひこちらで味を確かめてみてください。
新潟B級グルメといったらこれ!「みかづき」のイタリアンメニューを全制覇
新潟のイタリアンといえば、イタリア料理ではありません。新潟市内には何店舗もあるので全国チェーンかと思っていましたが、数年前に市内にしかないことに気づきました。
太めの焼きそばの上にトマトソースがのった、不思議な一品。これが割とクセになる美味しさです。ちなみに私が一番好きなのはホワイトソース味。行くたびにクーポン券がもらえるので、小さい頃はそれを使ってソフトクリームを食べていた思い出があります。
・名称:みかづき 万代店
・住所:新潟県新潟市中央区万代1-6-1 バスセンタービル 2F
・営業時間:10:00~20:00
・定休日:1月1日
・電話番号:025-241-5928
・公式サイトURL:https://tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15000142/
「黒崎茶豆」をつまみにビールで乾杯!
photo by pixta
東京の居酒屋で枝豆が出た時に「え、これ枝豆?」と、味に驚くことがありました。こんなポソポソしてたっけ? 全然ハリがない……と思っていたのですが、それはおそらく黒崎茶豆を当たり前のように食べていただからだと思います。
ぷっくり丸々として、鮮やかな緑色をした黒崎茶豆はおつまみにぴったり! 夏はビールと黒崎茶豆、このセットで間違いなしです。
他にも、新潟のグルメを味わう方法
・甘じょっぱいタレがたまらない!タレカツ発祥の「とんかつ太郎」でランチ
・ケンミンショーでも紹介された「バスセンターのカレー」をサラリーマンに混ざって食べたい
・ダイエットはおやすみ。燕三条系背脂ラーメンを豪快にすすろう
・新潟のおふくろの味「のっぺ汁」のレシピをおばあちゃんから教わる
・栃尾の油揚げの有名店をはしごしたい!
・皇室にも献上された「小嶋屋総本店」のへぎそばの味を確かめる
・新潟の回転ずしを侮るなかれ。「弁慶」で新鮮な魚を堪能
・個人的によく行く「丸寿司」は、炙ったネタが最高なんです
・おにぎり専門店「にぎり米」でコシヒカリの美味しさに感動
・お盆の時期に新潟に行くなら、「八色スイカ」は外せない
・家族へのお土産には幻の品種「ル・レクチェ」を買って帰ろう
・佐渡に行って「おけさ柿」の甘さを確かめたい
・自分でこねて焼いてみよう。「江口だんご本店」でお団子の手作り体験
・せっかく新潟に来たら「北雪 大吟醸YK35」を飲んでみて
・道の駅「能生」で新鮮なカニを買ってその場で食べたい
・日本酒がロックで飲める?「越後武士 さむらい」で乾杯
あえて、新潟の穴場スポットを訪れる
チューリップが咲き誇る国営越後丘陵公園でピクニック
photo by Abe saxophone
子どもが走り回れる広い芝生や、アスレチックがあるのはもちろんのこと、国営越後丘陵公園には季節の花が美しく咲き誇ります。天気のいい日にお弁当を作って公園に行けば、ピクニックを楽しめます。彼氏・彼女とデートで出かけてもいいかも。
photo by Abe saxphone
4月下旬〜5月上旬はチューリップまつりが開かれ、色とりどりのチューリップが見頃となります。
・名称:国営越後丘陵公園
・住所:新潟県長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1
・営業時間:時期によって異なります ・料金:大人(15歳以上)450円、こども(小・中学生)無料、シルバー(65歳以上)210円
・公式サイトURL:http://echigo-park.jp/
砂浜に座って楽しむ「日本海夕日コンサート」はなんだか新鮮
五十嵐浜で開催される「日本海夕日コンサート」は、砂浜にステージを設営して行われます。決まった席などはないので、お客さんはそれぞれシートを持参するなどして飲み物片手にリラックスしてライブ鑑賞(スタンディングエリアも新しく今年から作られました)。
このコンサートのゲストが、けっこう豪華なんです。夏川りみやPUFFY、織田哲郎や世界のナベサダなど大物ばかり。夕日コンサートは、彼ら・彼女を身近に感じられるチャンスです。
ちなみに入場は無料(500円以上のカンパを呼びかけています)。日本海に沈む夕日を見ながら音楽を楽しみ、最後には花火が打ち上がります。
紅葉の絶景スポット旧齋藤家別邸で風情を楽しむ
photo by Abe saxphone
紅葉を楽しみたいと思ったら、多くの人が山や渓谷を目指すと思います。しかし新潟市の旧齋藤家別邸は中心部にありながら、比較的人も少ない中で情緒ある紅葉を楽しめます。
大正7年に建てられたこちらは、庭園の美しさが魅力。紅葉の時期、夜は庭園がライトアップされるのですがその美しい景色も必見です。
有名な紅葉スポットに行くと、人が多くてゆっくりと楽しめないことも。こちらは建物自体大きいわけではありませんが、美しい邸宅と鮮やかな紅葉の色がマッチして落ち着いた雰囲気で鑑賞できます。
・名称:旧齋藤家別邸
・住所:新潟市中央区西大畑町576番地 行形亭(いきなりや)様隣
・営業時間:9:30~18:00(4月~9月) 9:30~17:00(10月~3月)
・定休日:毎週月曜日(祝日の場合は開館し、火曜日に休館します)、祝休日の翌日(この日が土・日にあたった場合は開館し、火曜日に休館します)、年末年始(12月28日から翌年1月3日まで)
・電話番号:025-210-8350
・料金:一般 300円 小学生・中学生 100円 (小・中学生は土・日・祝日は無料)
・公式サイトURL:http://saitouke.jp/
他に、新潟の穴場を観光するなら
・魚のアメ横「寺泊魚の市場通り」でイカの浜焼きを頬張りたい
・夏はビール片手に「やすらぎ堤」で思い出話に花を咲かせる
・要予約。「魚沼の里」で八海山の酒蔵を見学してみたい
・バイク好きは「B&C boldor」でコーヒー片手にバイク談義
・おしゃれな欧風料理を楽しめる「KAMOME」で女子会ランチ
・意外とマンガが盛んな新潟。ドカベンと犬夜叉のバスを見つけてみて
・ 「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」で優雅に現代アートを嗜む
・月岡に来たなら「手造りガラス工房びいどろ」でお土産づくり
・真っ白な背景にカラフルな熱気球が映える「おぢや風船一揆」は大迫力
・周囲はわずか23km。小さいけれど魅力あふれる粟島で日本の原風景を愉しむ
・古町の花街文化を体験できる「古町柳都カフェ」に行ってみたい
・大きなタコさんがいます。「タコ公園」で子どもを遊ばせる
・「カトリック新潟教会」の美しいステンドグラスに惚れ惚れ
新潟で自然を満喫
「津南雪まつり」でラプンツェルの世界を体験
photo by Yama
ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」では、ラプンツェルの誕生日にランタンが空を舞うシーンが印象的。最近ではタイのコムローイ祭りも有名ですが、なんと新潟でも美しいランタンの景色がみられます。
雪まつりが行われるのは、スキー場などで有名な津南。イベントではスノーボードストレートジャンプ大会SNOWWAVEとスカイランタンの打ち上げが行われ、打ち上がるランタンの数はなんと2000個だとか!
完全予約制のため、残念ながら抽選で漏れてしまうことも……。どうしてもランタンを見たかったわたしは、イベント翌日に催行された参加者のみが打ち上げできるバスツアーに参加。本イベントよりは打ち上がる数は少なめですが、それでも夜空にランタンがあがる光景は感動ものでした。
美人林で立ち姿が美しいブナの樹を撮影したい
photo by pixta
樹齢は約90年。1年中どの季節でも美しい景観を見せてくれるので、新緑の季節に鮮やかな緑に囲まれるのもいいし、冬に銀世界に染まる景色をみるのもいい。
写真愛好家がこぞって集まる人気のスポットですが、超有名観光地のように人で混み合うことはないので、静かな空間で美人林を堪能できます。林を「美人」と表現するセンスも、また素敵。
日本三大渓谷で、十日町にある清津峡にいく
photo by pixta
¥美人林に続き、また十日町から絶景スポットをご紹介。清津峡は黒部峡谷、大杉谷とともに「日本三大峡谷」の一つとして知られています。
「清津峡峡谷トンネル」から見た景色は、まさに壮観。こちらも四季通して様々な顔を見せてくれるスポットですが、冬の間はトンネルが閉鎖されるので注意してください。
・名称:清津峡渓谷トンネル管理事務所
・住所:新潟県十日町市小出癸2126
・トンネル受付時間:8:30~16:30
・トンネル閉鎖期間:H29年12月12日(火) ~ H30年4月27日(金)
・電話番号: 025-763-4800
・清津峡渓谷トンネル利用料」:大人(高校生以上) 600円、子供(小・中学生) 300円※20名以上団体の場合割引あり
・公式サイトURL:http://nakasato-kiyotsu.com/
他に、新潟の自然を満喫する方法
・海の見える駅「青海川駅」で自分を主役に写真撮影
・麦わら帽子をかぶって津南のひまわり畑を駆け巡りたい
・日本海が作り出した奇岩がたくさん。遊覧船で「笹川流れ」を楽しむ
・昔は断崖絶壁を歩いたそう……「親不知・子不知」の遊歩道を歩いてみよう
・早起きしてでも見たい!「枝折峠の雲海・滝雲」が神秘的すぎる
・龍神伝説も残る「龍ヶ窪の池」の色をこの目で確かめたい
・何種類見つけられる?「福島潟」で野鳥観察
・七浦海岸の高瀬の夫婦岩を、夫婦そろって訪れたい
・信濃川を存分に楽しみたいならラフティングがぴったり
・釣り好きは「ハッピーフィッシング新潟東港第2東防波堤管理釣り場」に集まれ!
・紅葉を楽しむなら、苗場山のゴンドラから
・スキー発祥の地金谷山でレルヒさんの真似をして本気の一本足スキー
・鯨波海水浴場であさりつかみ取りにチャレンジ(対象は未就学児~小学生)
・越後くびき野100kmマラソンを愛の力で走りきる
・新潟で日本庭園の見方、堪能の仕方を学びたい