伝統衣装に身をまとってより本格的に
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オクトーバーフェストでは、老若男女を問わず「ディルンドル」や「レーダーホーゼン」と呼ばれるドイツの伝統衣装を身にまとった来場者の姿が目を引きます。
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この伝統的な衣装は、19世紀に農民や労働者の服として着用されたのが始まり。白いフリルのブラウスにエプロンドレスなど、普段は着ることのない民族衣装に身を包むだけで、より本格的にお祭り気分を味わうことができます。
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また、ディルンドルはエプロンのリボンを付ける位置で、独身、未亡人、交際中などが分かるようになっているのも面白いポイント。
ミュンヘン中心部でもディルンドルを販売しているお店が多いので、現地で調達してから着替えて会場に向かうのもいいかもしれませんね。
開会式と閉会式も見逃せない!
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オクトーバーフェストでは、ユニークな開会式と閉会式があるのも特徴のひとつ。今年の開会式はショッテンハーメルのテントにて行われます。
ミュンヘン市長が最初の樽を叩いて、ドイツ語で 「タップされたぞ」を意味する「オ・ザップフト・イズ!」と叫ぶと、イベントの幕開け。
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祭りの最後の夜、有名なハッカー・プショーのテントで行われるオクトーバーフェスト閉会式は、キャンドルの灯りの中で行われます。
照明が落とされて線香花火に火がつき、みんなが一斉に歌い出す、幻想的なイベントです。
アクセス方法
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オクトーバーフェストは毎年、ミュンヘン最大の見本市会場であるテレージエンヴィーゼ(Theresienwiese)で開催されます。
この見本市会場はミュンヘンの中心からやや南西に位置しており、グーグルマップなどの地図アプリで検索する際は「Theresienwiese」または「Bavariaring」と入力して検索しましょう。
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会場に近い地下鉄駅は「Theresienwiese」、「Goetheplatz」、「Schwanthalerhöhe」、「Poccistraße」といくつかありますが、最寄り駅は「Goetheplatz」です。
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ドイツの鉄道駅は日本と異なり改札がない駅も多いため、切符を買わずにそのまま電車に乗ってしまう方もいるかもしれませんが、これはもちろんNG行為。
車掌が抜き打ちチェックで検札をしており、もしも切符を持たずに乗車していると、60ユーロ(約8600円)の罰金が課せられます。
改札がないからといって、切符を未購入のまま乗車することのないように注意しましょう。
出口には写真のようにチケットを読み込む機械が設置されているので、こちらに有効なチケットを差し込みます。
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市内の観光も予定している場合は回数券や一日乗車券の購入がお得!
日本語切り替えもできるので、ドイツ語がわからなくても迷わずチケットを買うことができますよ。
世界最大のビールの祭典を楽しもう
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世界最大規模のビールの祭典、オクトーバーフェスト。コロナでなかなか大きなイベントに参加できない日々が続いていたかと思いますが、今年は「コロナがなかった頃の世界」を久しぶりに楽しめるかもしれません。
本場ミュンヘンに行って楽しみたい方は、事前の下調べをしっかりして、お祭りを思いっきり楽しんでみてくださいね。