編集部
Asuna エディター

元小学校教諭。大学在学中に「海外ひとり旅」にハマる。現在はTABIPPOの編集部に所属。ほかにも取材・美容・食・コラムライターとして活動しつつ、個人でFamily photographerとして、お宮参り・七五三・前撮りなどを撮影している。週末は夫と旅三昧の日々で、長野〜福島県は庭。東北が大好きで、地方に行きつけの店を作るのが趣味。

みなさんこんにちは、TABIPPO編集部のAsunaです。前回のヨーロッパ編・第1弾の記事はもうチェックしましたか?

じつは”制限なし”で行くことができる国数がもっとも多い地域はヨーロッパで、なんと33カ国!(2023/02/24現在)

本記事でも引き続き、いますぐ行けるヨーロッパ諸国を3つ厳選してご紹介します。

【今までの記事はこちら】
アジア編
北欧・中南米編
ヨーロッパ編・第1弾

そもそも「制限」にはどんな種類があるの?

仕事で海外に行く機会がある人は増えてきたかもしれませんが、私たちに足りていないのはなんていったって「旅」ですよね。制限があってもどうしても行きたい!という気持ちはあるものの、できれば制限なく楽しみたい。

では、そもそも制限ってどんな種類があるのでしょうか?

・制限なし・観光目的の入国が可能
・観光目的で入国時、ワクチン接種証明書が必要
・観光目的で入国時、ワクチン接種証明書・陰性証明が必要
・観光目的で入国後、自主隔離が必要

現在、日本から観光を目的とした海外旅行において課されている制限パターンは以上の4つ。そのなかでも今回は「制限なし」で行くことができる海外旅行先【ヨーロッパ編】をご紹介します。

今すぐ行きたい”制限なし”で楽しめる、ヨーロッパ諸国はどこ?

photo by Unsplash
アジアは現在も2カ国、北米・中南米は1カ国増えて5カ国となりましたが、なんとヨーロッパ圏は現在33カ国に”制限なし”で行くことができます。(2023/02/24現在)

アイスランド、アイルランド、アルメニア、イギリス、イタリア、エストニア(海外旅行傷害保険の加入が必要)、オーストリア、オランダ(海外旅行傷害保険の加入が必要)、キプロス、ギリシャ、クロアチア、ジョージア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、チェコ(海外旅行傷害保険の加入が必要)、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、ハンガリー(海外旅行傷害保険の加入が必要)、フィンランド、フランス、ブルガリア(海外旅行傷害保険の加入が必要)、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア(海外旅行傷害保険の加入が必要)、リトアニア(海外旅行傷害保険の加入が必要)、ルーマニア※(2023/03/10追記)

前回の記事でご紹介したのは、ベルギー・トルコ・クロアチアでしたね。

今回わたしがおすすめする3カ国はいったいどこでしょうか?

今すぐ行けるおすすめ♪ヨーロッパ3カ国はここ!

【1】イタリア|ヨーロッパ初心者にもおすすめの観光地

photo by Unsplash
日本(成田国際空港)からイタリアまでは、直行便で往路はおよそ13時間。復路は12時間ほどかかります。ほかにも韓国・仁川空港を経由し、16〜17時間ほどで行くルートもあります。

学生の卒業旅行や、ハネムーンなど日本人にも人気な海外旅行先、イタリア。

日本にもイタリアンレストランが多かったり、ティラミスやパンナコッタ、ジェラートのようにイタリア発祥のスイーツが人気なことから、日本人にとって親しみのある国ですよね。

photo by Unsplash
実際、イタリアは人気な観光スポットで目白押し!メジャーもマイナーもおさえたい♪そんな人のためにおすすめスポットをご紹介します。

ひとつめは、ナポリ湾の沖合に位置する小さな島、カプリ島。

photo by PIXTA

あの「青の洞窟」発祥の地がここ!島一周クルーズも人気で、各地から観光客が訪れる人気の島です。

photo by PIXTA
じつは「青」だけでないカプリ島洞窟には、エメラルドグリーンの海が魅力的な「緑の洞窟」や、白い鍾乳洞がそびえる「白の洞窟」もあるんです。

photo by Unsplash
ほかにも「フェラリオーニ」というカプリ島南東部に位置する3つの岩も人気スポット。イエローライン(島一周クルーズ)に乗船すると、岩にぽっかり空いた穴の間をくぐってくれるのだとか。

ふたつめにおすすめするのは、ミラノ周辺の歴史地区。

ミラノを代表する有名な教会「ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)」は長い歳月をかけて建造された、世界最大級のゴシック建築と謳われています。

photo by Unsplash
天に向かってそびえるいくつもの尖塔や、細やかな装飾が施された繊細な外観。ゴシック建築の魅力を存分に味わうことができます。

ドゥオーモからメトロで10分ほどで行くことんできる「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」は1980年に世界文化遺産に登録されたカトリック教会の聖堂。

また、この教会にはレオナルド・ダヴィンチの大作『最後の晩餐』が展示されている場所です。

photo by PIXTA
一点透視図法で描かれた均等なバランス、そしてイエス・キリストをめぐるさまざまなドラマが1枚にぎゅっと詰まった作品は、一度は見てみたい作品ですよね。

また、人気観光スポット・ベネツィアに向かう電車が発着するのも、ここミラノ。ミラノを拠点に旅程を組むのも良いかもしれませんね。

さいごにおすすめするのが、わたし自身3年前に訪れた「チヴィタ・ディ・バニョレージョ」、別名「美しく死にゆく街」。

photo by Unsplash
現代から取り残された中世の景観や街並みを、色濃く残すこの街は、長い長い橋をわたったその先にあります。

地震や雨風の侵食により、自然消滅してしまうのでは……?と危惧されているからこそ「死にゆく街」と呼ばれているんだとか。

photo by Unsplash
現在チヴィタに住んでいる人は数名とも言われていますが、わたしはラッキーなことに現住民の方が営むホステルに宿泊することができました。

アットホームなホステル、たくさんの花が鮮やかに咲く街並み、現住民よりもはるかに多い街猫。

小道を歩けばどこを切り取っても美しく、中世好きにはたまらないスポットです。ぜひイタリア旅行の際はお立ち寄りくださいね。

編集部
Asuna エディター

元小学校教諭。大学在学中に「海外ひとり旅」にハマる。現在はTABIPPOの編集部に所属。ほかにも取材・美容・食・コラムライターとして活動しつつ、個人でFamily photographerとして、お宮参り・七五三・前撮りなどを撮影している。週末は夫と旅三昧の日々で、長野〜福島県は庭。東北が大好きで、地方に行きつけの店を作るのが趣味。

RELATED

関連記事