海外旅行中に手荷物を紛失することがあります。原因も様々です。訪問先の空港のターンテーブルからバッグが出てこない場合の取るべき行動と手順を備えておく必要があります。日本からの出国時にロストバゲージすることは稀です。
空港のカウンターでの受付手順のマニュアルが厳格に定義されています。ヒューマンエラーを防ぐための二重チェックなどの教育が行き届いているからです。ただし海外では事情が多少違います。お国柄もあるかも知れませんが手荷物の扱いはかなり乱暴です。
大事なものは自分で守りなさい、と割り切っている国も多く見かけます。海外旅行でのロストバゲージについてご案内します。
ロストバゲージに備えた荷物作りをしておきましょう
海外旅行で手荷物を紛失することは良くあります。空港カウンタで預けたバッグが到着先空港のターンテーブルに出てこなかったとの話も頻繁に耳にします。貴重品は必ず機内持ち込みすることを心がけます。手荷物への配慮が日本と海外ではかなり温度差があることを自覚します。
到着した空港でのロストバゲージの対応について
到着後25分程度でターンテーブルのバッグや手荷物はピックが終わります。テーブルが停止すればすべての手荷物が持ち主に渡った合図のはずです。ターンテーブルの前で荷物を待っている人がロストバゲージの被害者です。一人のこともあれば複数の人々の場合もあります。
手荷物が出てこなかったとき、最初に取るべき行動
まず空港カウンタで手荷物証明書を提示して状況を調べてもらいます。ディレイと呼ばれる手荷物遅延の可能性も考えられます。所在が不明の場合ロストバゲージの証明書を貰います。証明書は当然現地、言語で書かれているので窓口担当者に必要事項を代理記入してもらいます。後の手続きに役立てるために証明書とは別に届けた事実を証明する控えも忘れずに取得します。
預けた手荷物に入っていた日常品などの保証を航空会社に求めます。
航空会社によって書式は違いますがバッケージインフォメーションを確認します。ディレイ、ロストバゲージなどの取り扱いについて説明書きがあります。荷物専用問い合わせダイヤルも記載されています。貴重品は手元のバッグに残っていても着替えや洗面用具などが手荷物に入っていた場合は面倒です。
航空会社によって対応が異なりますがディレイの場合でも当面必要な衣類や備品などを即座に保証してくれる場合があります。何事も交渉次第と考えて空港カウンタや専用ダイヤルで保証交渉をします。