私がウユニ塩湖を訪れた際には、ラパスの空港に到着し、飛行機のドアが開いた瞬間に倒れる人を目の当たりにし、徐々に高地に慣れていくことの大切さを痛感しました。
3:事前に高山病予防薬を処方してもらう。
高山病予防のための薬もあります。「ダイアモックス」という薬で、高地に行く前日から飲み始めることで、高山病の予防となり、また高山病の症状が出た後でも症状が改善されます。
日本で手に入れるためには医師の診察を受け、処方してもらうことが必要です。事前に訪れてみるのもいいでしょう。
また、ペルー・ボリビア・チベットなどでの海外では薬局で買える場合もあります。現地で買えるかを調べておくのもいいかもしれません。
4:睡眠をしっかり取り、体調を整える。
標高が高いところを旅する時には、少し風邪気味だったり、弱った身体だと健康な状態より、疲れやすく、高山病にかかりやすくなります。
しっかり睡眠をとり、身体を休めて万全の状態で旅に出ましょう。
5:食事もお酒も控えめに。
旅先では、目新しい試してみたい食べ物も多くあるかと思いますが、標高が高いところでは、消化機能が低下し、また胃が膨張するので、食べ過ぎには注意が必要です。
また、アルコールも高山病になりやすくなるため、控えめにしましょう。ただ!水分をこまめにとることは必要です。
おまけ:勇気を持って、低地に降りよう。
目的地まであと一歩!けれど、高山病が辛い・・・。
休息を取り、それでも症状が改善しない場合には、勇気を持って目的地へ向かうことを断念し、低地に降りることが必要です。
これは対策にはなりませんが、高山病は最悪の場合、死に至るものなので、こういった決断が必要であることを事前に知っておくことも大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?旅先の準備に目が行きがちだったり、「自分は体力があるから大丈夫!」などと思いがちですが、せっかくの旅を最大限に楽しむために、ぜひ高山病対策もしっかりして旅に出かけましょう。
しっかり対策したその先には、絶景が待っているはずです!