中央の部屋は、アジアではお決まりの「地獄」をテーマにした魑魅魍魎な世界観が広がりますが、制作後長年の歳月により、仏像は劣化し作りもチープなため怖くありません。
頭のバランスのおかしい寝釈迦
入口をはいり向かって左には、寝釈迦で有名なワットポーのそれとは明らかに頭身のバランスがおかしい寝釈迦が待ち構えています。優雅に庭園を見わたすその姿はブッタパークを監視している管理人のようにも見えます。
Photo by kakizawa
たこの化身!?
上半身にのみディティールされたこの作品は、よく見る阿修羅象とはどこか違い、むしろタコのお化けに見えてしまう作品です。何故か頭の上にはドクロと更にミニ阿修羅がいるところからやはりただ者ではない事が伺えます。
Photo by kakizawa
あっち向いてホイ最強戦士
本来、千手観音の指の形にはそれぞれ意味があり、手のひらを天に仰ぐ、合唱しているものとバリエーションが多いです。しかしブッダパークではあっちむいてホイに勝つために作成されたとしか思えない構造をしている千手観音があります。
あっち向いてホイのじゃんけんで負けたら最後、まず勝ち目はない事でしょう。
Photo by kakizawa
まとめ
世界には数多くB級スポットが存在し、特にアジアでは、このようなスケールの大きな建造物系が非常に多いです。アンコールワットが完成後、世に出るまでに時間がかかったように、ラオス政府公認の観光名所となっているブッダパークが晴れて日の目に浴びる日も、もしかしたらそう遠くないかもしれません。
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