ライター
KOH デジタルノマド

年に10ヶ国で暮らすデジタルノマド。1ヶ月で10の職種を体験する「ノマドニア」を運営している。

こんにちは、旅人美容師のKOHです。

外国には日本にはない楽しい場所が沢山あり、外国人から見た日本もまた普段目にしない楽しい場所が沢山あるでしょう。そんな日本にはない場所といえばまず思い浮かぶ場所こそが、カジノ

筆者はカジノの遊び方も全く知らないまま22歳でカジノデビューを果たしました。ただ、最初は行きたくて行ったのではなく呼ばれたんですよね(理由は後述)。

いままでに2カ国3カ所のカジノへ行き、もはや奇跡のような「連敗」を果たしてるこの超常現象をご紹介します。みなさんの何かしらの参考になればと思います。マネしてもいいですよ!

*編集部追記
2015年12月公開の記事に新たに加筆しました。(2019/3/18)

 

カジノデビューは突然の出来事

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photo by Roxanne Ready

時は、セブ島マクタン国際空港出国チェックインカウンター。出国税である700ペソ支払いのため、財布には1000ペソのみを残し、日本へ帰国しようとチェックインカウンターで航空券を提示。すると、空港職員は言いました。

「おまえの飛行機は昨日飛んだよ!haha」空港職員の表情。それはそれは、笑顔でした。楽しそうでした。手元に残された1000ペソ。航空券など買えたもんじゃありません。(ちなみに1000ペソは、2015年12月28日現在日本円にして2551円です。)

クレジットカードを断固として持たない意地が裏目に出ました。このままセブ島で生きていくことしか考えていませんでした。そんな絶望的な状況。しかし、無一文になったワケではなく1000ペソは手元にあるのです。

そして空港を出てふと見上げてみると、目の前にはなんと…

 

ウォーターフロントマクタンホテル&カジノ

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photo by KOH

空港から直結、徒歩10秒!そう、人生初のカジノは行きたくて行ったのではありません、呼ばれたのです。もちろん下調べも無し、24時間営業なので朝6時でも優雅に入場できました。ドレスコードは無くローカルのカジノという感じ。

時間帯のせいかスロットしか稼動していないので必然的にスロットの台に座りました。スロットは日本でも触ったことすらありません。

プレイ開始は現金を直接挿入、全財産の1000ペソ札を入れると1000クレジットが画面に表示されます。

 

初めてのスロット体験

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photo by shutterstock

スロットは5列。3列のスロットしか見たことないので、わからないルールがさらにわからなくなりました。1回の回転にベット(投資)する額は1ペソ〜50ペソまで選ぶことができ、少額投資なら当たっても少額のリターンなのでしょう。

よくわからないまま何も考えずに、あたかも慣れいるかのような手つきで1列づつスロットを停止させます。リズムよく停止させていくとなんと…!1000あったクレジットがリズムよく減っていきます。

スポーツや芸術において、腰の入れ方と背中の芯・リズム感が大事だ!と聞いたことがあるので終始意識していました。しかしスロットにおいて腰使いと背中の芯、リズム感を意識すると、ものの10分で一文無しになれました。

そして半日後、翌日がお給料日だということを思い出した私が、この挑戦を全力で後悔したことはいうまでもありません。

 

初ルーレットはマカオのウォーターフロント セブシティホテル&カジノ

2ヶ月後、同じ系列のカジノで初ルーレット。相変わらずルールを知らないまま撃沈。前回の反省を踏まえ、5000円ほど負けたところでそそくさとカジノを後にしました。

 

グランドリスボアカジノ マカオ

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photo by KOH

2ヶ月後、財布に6000円、口座に8万円ある状況、香港までの片道航空券で単身乗り込んだ香港

『帰りの航空券代稼ぐまで帰れまテン』と題し、命がけの路上ヘアカットの旅に出ました。

香港に1週間ほど滞在し、次に向かうはマカオ。なにを思ったか「預金残高は甘え」とか言い出してルーレットに預金全額投資を心に決めました。前回の反省を踏まえ、ルーレットのルールは勉強しました。5分くらい。

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