コモロ連合の物価
世界最貧国の一国と言われるコモロですが、物価は比較的高め。ほとんどのものを輸入しているため必然的に高くなりますが、マーケットで売っている野菜や果物は比較的安く手に入りました。
主流の通貨はコモロフランですがユーロでの支払いも可能であり、スーパーへ行きユーロ換算して考えると日本とあまり変わらない印象でした。
レストランでの夕食も1プレート20ユーロと、かなりの出費…。コモロへ行く際はお金は持っていきましょう。
コモロ連合の美味しかった料理や食べ物
スパイスを多様に使い、アフリカとアラブとインドの食文化が融合したようなコモロ料理。滞在中あまり食欲が湧かなかったのが心残りですが、魚(カツオ)、キャッサバの揚げ物、バナナの揚げ物、フランスパン、ローストピーナツ、ココナッツジュースが最高に美味しかったです。
島国の特権である豊富な海の幸はコモロ料理に欠かせない食材で、素揚げで食べることが多いそうです。ローストピーナツは何と、学校で使ったノートの1ページを切り取って、それでピーナツを包み路上で販売。最高のスナックでした。
コモロ連合のエンターテイメントやアクティビティ
標高2,361mのカルタラ火山はぜひ登ってほしいです。と言いながら私は登ることが出来なかったのですが、カルタラ火山は今でも噴火を繰り返す活火山で、安静時にはカルデラを間近で見たり、海に溶岩が流れる跡があり、頂上にはコモロを見渡せる景色が広がっているそうです。
ほぼ無計画で行ったため、案の定「ガイドを頼まなきゃいけないわよ!それに片道8時間かかるわよ!最低2日無いと!」とホストマザーに言われ、しぶしぶ断念…。準備不足で登れなかったのが本当に心残り。またコモロに来なさい、という意味だと自分に言い聞かせています。
コモロ連合のナイトライフ
イスラム教徒が多いため、基本的にお酒はNGであり、お店も早く締まるのでナイトライフには無縁な印象。ただ少し調べてみると、首都モロニには数件ナイトクラブがあるらしい。
海辺にあるレストランでもバーが併設されていたり、ジャズの生演奏がありましたが、お客さんはみなご飯に夢中であった…ような覚えしかないため、なかなか夜に娯楽で楽しむことはないのかもしれません。
コモロ連合のお土産
コモロの特産物と言えば、エキゾチックな香りを放つイランイラン。男性を惹きつける作用があり、インドネシアでは古くから新婚初夜のベッドに敷く風習があるほど、官能的な雰囲気を創り出すといわれる植物。Volo Volo Marketでは、やはり観光客価格で30ml 100ユーロ。おまけに薬が入っていたに違いない瓶にわずかなイランイランのエキスを絞り出したものを販売…。
しぶしぶ購入は諦めましたが、是非コモロのイランイランを手に入れたい方はVolo Volo Marketへ!洋服、アクセサリー、食器や小物が売られています。ちなみに私は値切ってアンクレットを安価で買いました。
コモロ連合のビザ
アライバルビザで30ユーロで取得可能。日本で取得がしたければ、在日セネガル大使館で取得出来ます。
コモロ連合の基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:モロニ
通貨:コモロ・フラン
言語:フランス語・アラビア語・コモロ語
面積:2,236平方キロメートル
人口:約79.5万人
宗教:イスラム教
時間帯:-6時間
気候:熱帯モンスーン気候
コモロ連合への行き方(日本から行った場合)
直行便はないため、アジアやアフリカ都市で乗り継ぎ。
コモロ連合にある有名な世界遺産
2018年7月現在、登録されている世界遺産はありません。
最後に一言
今回はコモロ連合の内、グランドコモロ島のみの紹介でしたが、遠い見知らぬ世界で作られた手付かずの自然と楽観的で穏やかな人々に心癒されること間違いなしのコモロ。是非次回の旅の予定に入れてみては如何でしょうか? それではコモロ語での「バイバイ」 “Lala unono!”