コンプレックスとは『自分ではコントロールできない自分自身の抱える弱点、短所、劣等感』という感じの意味を持つ言葉です。
たいていの人が少なからず抱えるコンプレックス。それは時に人を消極的にさせ、絶望させ、誤解を生み出す原因になります。
しかし、むしろコンプレックスがあったほうが旅は面白いのです!今回はコンプレックスの塊の私があなたのコンプレックスがどれほど旅に向いているかをお教えします。
『わがまま』→自分だけの旅をデザインする能力が高い
ふつうに生きていく上で他人との衝突はできる限り避けたいもの。だから、多くの人がわがままを言わないように頑張って、自分の感情を包み隠して生きているのだと思います。
そうして少しずつストレスが溜まっていき、たまにコントロールできないわがままが飛び出してしまうこともあるでしょう。
しかし、あなたのわがままさは言い換えれば、誰にも折られない芯があるということ。
自分のわがままに従って思うままに旅行プランを練れば、きっとそれはほかの誰にもまねできない完全オリジナルの旅になるはずです。
『ビビリ』→思慮深く行動できるのでトラブルにあいにくい
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「何をするにもビビッてしまう。」というビビリ癖がある人はとても旅に向いています。
旅というのは基本的に楽しいものですが、大きなトラブルに出会ってしまう可能性も高いです。大きなトラブルにあってしまえば、楽しい旅も悪い思い出に変わってしまうことでしょう。
しかし、基本的に旅のトラブルは「なんだかんだ大丈夫だろう。」とか「そんなに危険じゃないだろう。」といった油断が原因になることが多いです。
そのため、ありとあらゆる危険を想定できるビビリ癖のある人には油断はありませんから、トラブルにあいにくく旅を楽しむことができる可能性が高いのです。
『空気が読めない』→旅人界隈の有名人になれる可能性あり
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日本で生きる上で空気が読めないというのは致命的な弱点になりえますが、旅人業界においてこれほどおいしいアビリティはありません。
もともと旅人には変人が多いですが、その中でも異質な存在感を示せれば、「おい、あいつやべぇぞ!」と世界中で噂される存在になります。
例えば、ひたすら同じ宿に宿泊し続けている旅人とか、超変なコスプレで旅してる旅人とか、その程度の空気の読めなさで十分に旅人業界では有名人になれるのです。
『ケチ』→無駄遣いゼロで資金をすべて旅行に費やせる
特に発展途上国で多い日本人相手のぼったくり。
しかし、この日本人相手のぼったくりという奴はものすごくシステムがしっかりしていて(?)、日本人なら「まぁ、これくらいなら払ってもいいか。」と思わせるぎりぎりの値段設定でぼったくってくることがあります。