最近話題の国と言えば、アメリカと54年ぶりに国交正常化に合意したキューバではないでしょうか。日本にいるとあまり馴染みのない国ですが、私の周りの人も含め行きたいと思ってる人はかなり多いようです。
私自身、出会った人に勧められて場所も知らないのに行き、今ではトップ3に入る大好きな国です!そんなあまり知られていないけれど行った人を魅了してやまない国、キューバへ行ったらやりたいこと10個と観光スポットを紹介します!
*編集部追記
2015年7月の記事に観光スポットを追記しました(2018/01/14)
アメ車に乗ろう!
photo by pixta
キューバでは、アメリカと国交が断絶される以前の1940~1950年代に輸入されていたアメ車が、この現代でも黒い排気ガスをブンブン吐きながら走っています。
そのため、ハバナの空港から市内へ出るとレトロなアメ車に興奮する反面、息苦しいほどの排気ガスに驚く人も多いと思います。
そんなアメ車を眺めていると、写真を撮るだけじゃなくて乗りたい!と思いますよね?タクシーとして走っているアメ車には私たちも乗ることができるのです!
今にも壊れそうなボロボロなアメ車にちょっと不愛想なおじさんが運転しているタクシーは、座り心地は決して良くないのになぜか降りたくなくなるほど愛着がわいてしまうのです。
料金は基本的に交渉制。相場を調べてからぜひ1940年代にタイムスリップしてみてください!
CASAに泊まろう!
Photo by Ayumi Hara
Photo by Ayumi Hara
キューバではホテルではなく、CASA(カサ)というホームステイスタイルの宿泊が一般的です。街を歩いていると、所々にいかりマークが家の前に付いているのを見かけます。
これは政府が認定したCASAのマークで、これがかかっている家であれば安全に宿泊できるということです。
多くはダブルルームを1部屋1泊いくらと貸し出しをしていて、交渉によって朝食や夕食がついたりします。都市によって多少差はありますが、多くて見積もって1泊2000円ほどです。
仲間がいれば部屋をシェアして1人1000円ほどで朝食付きで泊まれますよ!
基本的に交渉も会話もスペイン語が多いので大変なことも多いけれど、手作りモヒートを出してくれたり、街のおすすめを教えてくれたり、
スペイン語を教えてくれたり、キューバ人の温かさに触れることができて思い出が更にステキなものになるはず!
チェゲバラを探そう!
Photo by Ayumi Hara
Photo by Ayumi Hara
チェゲバラという人を知っていますか?彼はキューバ革命のとき、リーダーのフィデル・カストロのナンバー2として活躍し、50年以上たった今もヒーローとして愛され尊敬されている人物です。
それを象徴するかのように、街中のいたるところに彼の顔が描かれています。家の軒下やお店の外壁に、ビルに大々的に描かれているものもあります。もちろんお札にも。
それを探して街を歩くのもとても楽しいです。ちなみにチェゲバラ札は、両替所に行って頼めばゲットできるかもしれませんよ!
葉巻を買おう!
photo by pixta
キューバ発祥の葉巻はお土産屋さんや空港や商店はもちろん、路上でおじさんが売っているものもあります。
お土産屋さんや空港で買えるものなどはしっかりしたブランドで金額も高めですが味は美味しいそうです。反対に路上で売ってるものは、おじさんが手巻きで作ってくれた物が多く1本4円程度で買えてしまいます。
タバコを吸う方や、吸う人へのお土産として買ってみてはいかがですか?
1杯4円のエスプレッソを飲もう!
ハバナで有名なお店の一つがLa Luzというエスプレッソスタンドです。ここは観光客はほとんどいないものの、地元のおじさんで大賑わい!メニューはエスプレッソのみでシングル1杯4円。
おじさんに負けじと1人で働く店員にお金を渡し、あとは根気よく待ちます。出てきたエスプレッソは淹れたてでとても香ばしく目が覚めます。
驚くのは地元の人達が小さなエスプレッソカップにたーっぷりと入れる砂糖の量!10杯は軽く入れます。キューバの朝が垣間見れて面白いです。
世界遺産の都市を歩こう!
Photo by Ayumi Hara
Photo by Ayumi Hara
キューバ中央部にあるトリニダードは世界遺産に登録されている都市です。首都ハバナからはタクシーをチャーターして7時間ほど到着します。
石畳の道にとてもカラフルな家が並び、車はあまり走らず代わりに馬がよく通り過ぎます。
足元は馬の糞だらけ(笑)高い建物が一切ないので真っ赤に染まる夕焼けもとても綺麗です。何もかもが穏やかなこの街は、ぜひ訪れてもらいたい場所です。
カリブ海のビーチへ行こう!
photo by pixta
キューバでビーチへ行くならバラデロがおすすめです。キューバ人も「ここが1番!」と言うほどの美しいリゾート地で、首都ハバナからも約3時間。
透明度の高いエメラルドグリーンの海は、遠浅なので奥まで泳ぎに行けます。ほかの都市と同じようにCASAの宿泊施設もありますが、オールインクルーシブのホテルも多いので、ちょっと贅沢したいときには最高です!
圧巻の渓谷を見に行こう!
海も美しいキューバには、大自然も多く残されています。ハバナから約3時間のところにあるビニャーレス渓谷は、世界遺産にも登録されている大迫力の自然です。
そのふもとでは葉巻の葉の栽培が行われており、今でも伝統的な方法で葉巻が作られています。渓谷と葉巻の畑が作り出す風景はここ独自のものですね。
また、民家のおじさんがココナッツを割って作ってくれるココナッツジュースは暑いときには最高の癒しです!
乗馬を体験しよう!
Photo by Ayumi Hara
ハバナ以外の都市では車より馬を多く見かけます。本物のカウボーイのような人達や、家族で馬で移動している人達。そして私たち観光客も気軽に乗馬を体験できます。
先に紹介したカラフルな都市トリニダードでは、石畳を歩くパカッパカッという蹄の音が時代を勘違いさせてくれます。
また、ビニャーレス渓谷でも乗馬ができて、葉巻の畑と渓谷を見ながらのんびりと楽しむことができます。
ローカルグルメを楽しもう!
Photo by Ayumi Hara
首都ハバナでは観光客用の1食1000円くらいするレストランから、1食150円ほどでお腹いっぱいになる食堂まで予算に合わせて食を楽しめます。
その食堂で必ずと言っていいほど出てくるのが、日本の赤飯のようなライスです。味は少し塩気があり日本の米に食感が近くて、まさかキューバで美味しいお米を食べれるとは思わないですよね!
そして更におすすめが、どの都市でも見かけるこじんまりとした場所で売っているスタンドフードです。1番見かけるのは1枚40円のピザ。
手のひらサイズの丸いピザはシンプルな味とモチモチの生地が実はとっても美味しいんです!他にもバナナチップやフレッシュジュースなど、どれも50円あれば買えちゃうものばかりなので食べ歩きが楽しめます。
それではここから先は観光スポットをご紹介します。