ライター
宮越 真央 エシカルファッションスタイリスト

ロンドン在住3年目。カラフルとエシカルが大好き!アメリカ、ベトナムと海外移住3カ国目のイギリス。スペイン人の彼と交際中!可愛いヨーロッパ文化を紹介していきます。

よく世界の絶景10選や可愛いものランキングなどは目にしますよね。

では逆は?ということで、今回はよりコアなあなたへ世界中の不衛生スポットをご紹介いたします!

 

でもただ不衛生なだけではなくて、もちろんそこには歴史であったり芸術的なところばかり。次の旅先を選ぶ際のアイデアにしてみては?

 

アイルランド/ブラーニー・ストーン

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photo by commons.wikimedia.org

アイルランド、ブラーニー城の頂上にあるこちらの石は「キスをすると雄弁になる」という言い伝えがあります。

その昔、この城の当主は「長々と甘い言葉を巧みに操って,多くを約束しながらほとんど実行しなかった」という仮説があり、ブラーニー(blarney)という単語は英語辞書にも載っているほど!ずばり意味は「お世辞、甘言、ごまかし、戯言」です。

やり方は仰向けに寝て,幅3メートル、奥行き1メートルほどの城壁の開口部に頭と肩を突き出してキスをする。

毎年、この儀式を行う為に幾千万人もの観光客が押し寄せるそうで、間接キスの数は半端ではないですね。年に4、5回は清掃をしているらしいので、ご安心ください。

 

アメリカ/ガム・ウォール

シアトルにある噛み終わったあとのチューイングガムが無造作に貼られている壁。高さ約4.5メートル、幅約50メートルの劇場の壁一面に張り付けてあるそうです。

1993年、劇場の前で入場待ちをしていた学生たちがふざけてガムを貼り付けたのがきっかけとのこと。色とりどりのガムで覆われ、中にはガムで名前をや模様を書いたり、名刺や写真を貼り付けるなどやり方もさまざま。

 

外から見ると、なんだかアート作品のようでとても可愛いのですが、近くに寄るとただの噛み終えた後のガム。

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photo by pixabay.com

そして、2015年11月10日から惜しまれつつも約20年ぶりに一斉清掃されることになりました。その数はおよそ100万個らしく、清掃前にはガム・ウォールのフォトコンテストも行われ、廃棄前にその重量の発表があるそうです。

これを機に劇場の壁が綺麗になるのか、それとも新しいガム・ウォールの時代が始まるのかも個人的には注目です。

ライター
宮越 真央 エシカルファッションスタイリスト

ロンドン在住3年目。カラフルとエシカルが大好き!アメリカ、ベトナムと海外移住3カ国目のイギリス。スペイン人の彼と交際中!可愛いヨーロッパ文化を紹介していきます。

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