あなたは本を読んでいますか?誰しも、いつまでも忘れることができず、鮮明に記憶に残っている大切な本があると思います。
読んでワクワクした、涙を流した、夢中にさせてくれた、そんな本たちはわたしたちに新たな価値観を吹き込み、人生を彩り溢れたものにしてくれます。そこで今回は、あなたを新たな世界、そして旅へと導く20冊の本を紹介します。
世界よ踊れ / ナオト・インティライミ
アーティストの傍ら旅人としても有名なナオト・インティライミさんが執筆された本です。人と人が通じ合う手段は言葉ではなく、繋がりたいという気持ちだと思わせてくれます。これを読めばこれからの日常がワクワクで溢れるはず!
はてしない物語 上下巻 / ミヒャエル・エンデ
ミヒャエル・エンデの児童文学の傑作。いじめられっ子のバスティアンが本屋で見つけた本ははてしない物語の入り口だった。その中でのバスティアンは勇者と呼ばれ……。全く未知の世界を旅するワクワクを、面白さを教えてくれた作品。ファンタジーの入門としてもオススメ。
旅の絵本 / 安野 光雅
その名の通り旅の絵本です。絵本なので子供用につくられたものではあるのですが、この絵本、大人が読んでもドキドキワクワクします。一国一冊!いろんな国の絵や、偉人、それらが様々なところに隠れていて、ページをめくるたびにその国の魅力に引き込まれます。
旅をする木 / 星野道夫
写真家、星野道夫のエッセイ集。アラスカを旅する中での近況報告に加え、アラスカのネイティブアメリカンたちへの想い、ともに旅した仲間たちとの思い出、広大なアラスカの自然など、鮮やかな景色が丁寧な筆致で綴られています。旅を残していく手段は写真だけでなく物語としても伝えられることを発見できます。
「世界イケメンハンター」窪咲子のGIRL’S TRAVEL
世界一周ブログランキングNO.1になったことで有名な窪咲子さんが綴る話題の一冊。雑貨やグルメ、そして世界のイケメンスナップまで。女の子の好きなものがギュッとつまってます。ぜひ、みなさんもイケメンに会いに行く旅へ。
僕らの人生を変えた世界一周
いろんなバックグラウンドを持つ15人の旅人が世界一周とそのきっかけを綴る。TABIPPO珠玉にて、最初の一冊。ただ一度の人生、怖いのは、死ぬことじゃなく、退屈なこと。
WORLD JOURNEY〜世界一周しちゃえば?〜
「自分の未来にダイブしな!」自由人・高橋歩による世界中を遊び尽くすための世界放浪実践BOOK。この本片手に、旅に出たくなること間違いなしです。
空色ヒッチハイカー
兄を追ってトラックで旅に出た主人公。その道中でいろんなヒッチハイカーを背負って共に旅をすることになる。旅は道連れ世は情け。可愛い子には旅をさせよという旅の現代版、ヒッチハイクはいろんな人を人と結びつけていく。ヒッチハイクは乗るだけが楽しみじゃない。乗せるのも案外面白いかもしれません。
21世紀を生きる君たちへ
今この時にここにいるあなたが何をしているのか。今ここにいない過去となってしまった人に今を伝えようとした時、あなたは何を語れるのだろうか?旅とは関係がない内容だけれども、今を不燃で過ごしているあなたへとパンチを食らわせられるそんな一冊。
僕が旅に出る理由
平凡な大学生の思い切った世界一周一人旅。出会う人、出会う景色、出会う価値観。誰もが日々成長できるチャンスを持っていることに気付かされる一冊。「世界一周」へのハードルを下げ、一歩前に踏み出すことの大切さを教えてくれます。
ブラを捨て旅に出よう
グラビアアイドルで自称「貧乏女」歩りえこさんが綴る旅本。旅女子ならではのスリリングな体験が語られています。様々なハプニング、旅先で受けるプロポーズなど日本では起こり得ない、そんな体験記です。日常では味わえません。
深夜特急
言わずと知れた旅人のバイブル「深夜特急」。「旅行」ではなく「放浪」した記録を、書いた旅行記です。ドラマ化もされている名作です。この本を読んだら、今の自分の立場を何もかも投げ捨ててすぐにでも旅に出たいと思うでしょう。
アルケミスト~夢を旅した少年~
主人公の少年が、宝物が隠されているという夢を信じて、エジプトのピラミッドに向けて旅に出る話です。旅の中で人生の知恵を学んで行き、数々の困難を乗り越え、夢をつかもうと奮闘する物語です。
ガンジス河でバタフライ
20歳にして、長年夢見ていたひとり旅に出た極端な小心者が、五感をフルに稼働させて、現地の人とグッと仲良くなっていく物語です。インドでは聖なる河ガンジスを夢中に泳ぎ、ぶつかってしまった人に謝ると、なんと流れゆく死体だった…。読み終わったらすぐに一人旅に出たくなること間違いなし。
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅
大企業のサラリーマンをやめ、半ばヤケクソ気味に自転車世界一周の旅に出 た若者の手記。笑い、涙、事件、そして恋。7年半のあいだにノンストップで繰り広げられるハプニングを、そのままのスピードで再現した一冊です。
旅で眠りたい
最初の一文が、「いったいいつになったら出発できるのか」から始まります。東京での日常を脱出するところから始まるこの本の書き出しが印象的です。
今現在、日常を生きてる、ルーティーンワークを繰り返してるけど旅に出たい。と思われてる方には、大変お勧めの本です。
365日世界一周 絶景の旅
世界中から365カ所の絶景を集めて、本当に行くことが出来るルートまで考えてつくられた一冊です。日本からの最低予算&最低日数、小さな地図もついているので、ガイドブックの参考にして計画を立ててみてはいかがでしょうか。
この世界で死ぬまでにしたいこと2000
この世界をもっと楽しんでもらいたい!そんな想いで作られた一冊。この場所行ってみたい、次はここに行きたいな、なんて、次から次へとこの世界でやってみたいことが見つかる一冊です。
『The World Festival Guide』海外の音楽フェス完全ガイド
次の旅の目的は、「海外の音楽フェスに参加!」にしてみてはいかがでしょうか?この書籍では、実際に100箇所以上の海外フェスに訪れたことがある筆者ならではの目線で40カ国、120以上の世界の音楽フェスを紹介しています。
また、フェスの情報だけではなく周辺の旅行情報も網羅しているのでフェス好きも旅好きも満足していただける一冊になっています。著者オススメの一日の過ごし方も掲載しており、具体的に現地での過ごし方を想像することができます。
世界でいちばん旅が好きな会社がつくった ひとり旅完全ガイド
今年こそ、旅の一歩を踏み出してみたい。そんなあなたの背中を押したい一冊がこちらです。「何を持って行けばいい?」「親の説得はどうしたらいい?」「お金の管理は?」など、はじめて旅に出る時に気になる質問を順番に並べ、Q&Aページをつくり、次のページには詳しい解説ページをつくりました。
旅人なら知っておいた方がいいことから、ちょっとした豆知識まで記載しています。バックパックとともに、この一冊を旅の相棒にして旅の記憶を刻んできてください!
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。わたしたちがいつも触れることのできる本の世界。著者たちは、それぞれの体験や想いでぼくたちに多くのことを教えてくれます。
日々もどかしい思いで生きている人
自分を探し求めている人
自分をもっと知りたい、見つめ直したい人
どんな人でもかまいません。ひとつ、本を手に取ってみてください。本たちは新しい世界への扉が開かれるのを待っているはずです。
ライター:中美砂希(この世界で死ぬまでにしたいこと2000、『The World Festival Guide』海外の音楽フェス完全ガイド、世界でいちばん旅が好きな会社がつくった ひとり旅完全ガイド)