【Monthly TABIPPO6月号】Z世代がイチオシする旅気分に浸れる作品って？

本なら『深夜特急』です。ありきたりですが、やっぱりリアルに旅を感じられる本だと思います！

映画は『ワイルドスピード ICE BREAK』。完全にただの好きな映画ですが、舞台がキューバで、熱い日差しと青い海を感じられます。

音楽は『enpire state of mind』　ですかね！タイムズスクエアでこれを聞くのが夢です！気合入れる前とかに爆音で聞いてます。

黒人の音楽家と白人の雇われ運転手がアメリカを旅しながらツアーを回ってるんですけど、黒人差別がおきてホテルのグレードがさがったりするんです。

それでも、共に旅しながら価値観の合わない2人が仲良くなっていって、黒人差別に打ち勝っていくその流れがめっちゃほっこりして、放浪したくなりました。

育った環境も価値観も違う、お互い偏見ばかりだった2人が、一緒に旅をする中でだんだんと少しずつお互いを理解していくノンフィクション。

2018年にアカデミー賞の作品賞を受賞した映画で、劇中に流れている素敵な音楽もお気に入りの理由です。アマプラでも見れるので是非！

一度読み始めると止まらない一冊！千差万別な一人一人の世界一周体験記にあっという間に引き込まれてしまいます。

わくわくしたり、ゾクゾクしたり、とにかく自分の感情を激しく揺さぶられて、読み終えた後の感動と充足感が半端ない。

猛烈に旅に出たくなるし、新しい一歩を踏み出す勇気が湧いてきます。

情景をそのまま感じられる本。原田マハさんの本は、風が吹いたり草木の匂いが香ってきたり、ちょうどいいリアルさが心地よい。わざとらしくないって感じ！

他にも、『ライオンのおやつ』は読むと生きることが楽しくなるよ。死についてはじめてこんなにポジティブに向き合えて優しい涙が流れた！

映画は600本以上観てきたけど、一押しは『ザ・ピーナッツ・バター・ファルコン』。

ダウン症の少年が施設を抜け出して出逢った大人と冒険に出る話！強さは優しさでできているってことを是非感じて欲しい。

あと個人的に『湯を沸かすほどの熱い愛』がマジで大好き。家族の愛ってこんなに深いんだって涙が止まらない。没頭できる邦画。心熱くなるよ！