世界中のご飯を作って、家にいながらその国を旅をしている気分になってみませんか?
今回は、東ヨーロッパの国々で家庭料理としても食べられている料理をレシピ付きで6種類ご紹介します。
簡単に作れる料理にしぼって紹介していますので、料理が苦手でも大丈夫です!前回御紹介した、西ヨーロッパ編とあわせて、ぜひ挑戦してみてくださいね!
ウクライナ料理(ボルシチ)
ボルシチはウクライナの伝統的な料理です。メイン材料のビーツ缶はスーパーではあまり見かけませんが、輸入食材を扱っているお店や、業務用スーパーには売っていることが多いです。
サワークリームを最後に乗せればさらに本場のボルシチに近づきます。野菜はお好みで量を調整してくださいね。
材料(2人分)
・玉ねぎ(薄切り)…1/3個
・人参(細切り)…1/3個
・じゃがいも(乱切り)…1/2個
・キャベツ(千切り)…1/8個(約100g)
・ビーツ缶(汁も)…1/2個
・バター…10g
・オリーブオイル…適量
・ローリエ…1枚
(*)水…400ml
(*)カットトマト缶…100g
(*)砂糖・塩…各小さじ1/2
(*)コンソメ…小さじ1/2
作り方
② さらにビーツ缶と(*)の材料を全て入れて中火にかけます。煮立ったらローリエを入れてさらに弱火で15分煮ます。
③ 塩と胡椒で味を整えます。
④ お好みでパセリやサワークリームをのせて完成。
ハンガリー料理(グヤーシュ)
グヤーシュはハンガリー料理の中で最も代表的な料理です。
放牧や農作業をしていた人たちが、外で大鍋を使い簡単に作って食べられるようにとできたスープが起源といわれているハンガリー風シチューです。
材料(2人分)
・じゃがいも…1個
・人参…1/2個
・赤パプリカ…1/2個
・玉ねぎ…1/2個
・セロリ…30g
・ニンニク(みじん切り)…1片
・水…500ml
(*)トマト缶…100g
(*)パプリカパウダー…大さじ1
(*)塩…小さじ1
作り方
② 肉、じゃがいも、人参、赤パプリカを食べやすい大きさにカットします。
③ 鍋にオリーブオイルをひき、ニンニクと①を入れて玉ねぎがしっとりするまで炒めます。
④ さらに肉を入れ、色が変わるまで炒めます。
⑤ 鍋へ水を加えて沸騰したらアクを取り蓋をして弱火で20分かけます。
⑥ 残りの野菜と(*)を鍋に加えて蓋をして、さらに弱火で20分煮込んだら完成!
ポーランド料理(ビゴス)
ビゴスはポーランドやそのお隣リトアニアの国民食。各家庭でそれぞれのレシピがあり「お袋の味」として親しまれている煮込み料理です。そのため、現地のビゴスもお店によって、家庭によって味がさまざま。
下記に紹介する基本的な作り方から自分なりのアレンジを加え、オリジナルの「ビゴス」を作るのも良いでしょう。
材料(2人分)
・ザワークラウト(市販)…300g
・キャベツ(短冊切り)…1/6個
・カットトマト缶…1/4缶
・水…1カップ
・塩コショウ…少々
・お好みで玉ねぎや乾燥プルーン、クミンなどのハーブ類
作り方
② 鍋に塩コショウ以外の全ての材料を全て入れて煮立ったら、弱火にして20〜30分煮込みます。
③ 塩コショウで味を整えて完成!
〜ザワークラウトの作り方〜
市販のザワークラウトが手に入らなくても大丈夫。簡単に作ることができます。
② 耐熱ボウルに①と塩少々をふり。ラップをして600wで4分加熱。
③ 酢大さじ2、砂糖大さじ1、ローリエを②へ入れ混ぜます。
④ 冷蔵庫で30分ほど冷やして完成!